Blackmagic Designは、新しいアップデートBlackmagic Cameras 6.2を発表した。同アップデートは、同社Webサイトから無償でダウンロード可能。

Blackmagic Camera 6.2アップデートにより、Blackmagic Pocket Cinema Camera 4KにBlackmagic RAWのサポートが追加された。Blackmagic RAWでは、4Kで完全なシネマ品質のフッテージを2時間以上、1枚の256GBのSD UHS-IIカードに収録可能。Blackmagic RAW 12:1では、4K DCIイメージをSDカードに収録することも可能。収録は、3:1、5:1、8:1、12:1の固定ビットレート、あるいはQ0およびQ5から選択可能でき、画質とファイルサイズのどちらを優先させるかを選択できる。固定クオリティQ0およびQ5は、可変ビットレート・エンコーディングを使用する。複雑なフレームは、高いデータレートでエンコードされるため、可能な限りのディテールと品質が維持される。Blackmagic RAWのイメージは、最大限のカラーデータとダイナミックレンジを得られるように設計された、カスタム・ノンリニア12-bitスペースを使用してエンコードされる。

Blackmagic Design CEOのグラント・ペティ氏は次のようにコメントしている。

Blackmagic RAWは、昨秋URSA Mini Proで導入して以来、大変ご好評をいただいています。Blackmagic Camera 6.2アップデートは、この驚異的な新テクノロジーをBlackmagic Pocket Cinema Camera 4Kのユーザーに完全無償で提供できるため、非常にエキサイティングです。RAWの視覚的ロスレスのイメージに加え、従来のビデオワークフローの速度が得られます!