LINE株式会社は、同社が運営するニュースサービス「LINE NEWS」において、新たな動画プロジェクト「VISION」の提供を2019年6月26日に開始した。

VISIONは、スマートフォンに特化した新たな映像表現を目指し、クリエイターらによる創作表現の場として提供する、「LINE」アプリの「ニュースタブ」内に掲出される縦型動画コンテンツ。「縦型」「短尺」「エクスクルーシブ」な動画で、すべての動画が連続性のある「番組・シリーズ」で構成される。それぞれが個別のLINE公式アカウントを持つことが特徴。

スマートフォン上で見やすい完結性のある短尺動画でありながら、番組・シリーズとしてコンテンツに連続性を持たせ、「見たら終わり」が多かったユーザーとインターネット動画とをLINE公式アカウントで繋ぐことで、長期的なエンゲージメントを築き、LINEというプラットフォームに特化した、「ここでしか見られない動画カルチャー」の創出を目指すという。

6月26日より正式ローンチ、クリエイターの掛け算により生み出された作品を掲出

VISIONでは「クリエイター(撮影者)とクリエイター(被写体)の掛け算」による新たな映像表現の創出を目指している。インターネットにおける動画コンテンツは「撮影者=被写体」でのコンテンツ制作が主流だが、VISIONではそれらを切り離し、様々な組み合わせをアレンジすることで、クリエイター同士の化学反応によって創出される映像表現をコンテンツ化していくという。

参画クリエイター(敬称略・順不同)

同プロジェクトには佐藤雅彦氏、小山薫堂氏、明石ガクト氏らも参画するほか、今後は公募などによって作品・クリエイターの募集・支援を行う。また、6月27日からは全6シリーズが掲出されており、今後も新たな作品を順次発表予定。