Zero Density社は AJA Video Systems社との戦略的な協力関係を結び、AJAの持つ映像機器の開発に関する知見と、Zero DensityのReality Engineを用いたバーチャルスタジオや拡張現実といったソリューションを組み合わせていくと発表した。

AJAのビデオI/OカードCorvid 44、Corvid 88、KONA 5は、Zero DensityのReality Engineバーチャルスタジオシステムに正式に対応。Reality 1.0の初リリース時から複数のビデオI/Oカードに対応していたが、研究開発チームはReality Engineバージョン2.0からAJA社製ハードウェアへの対応を行ってきた。

Zero DensityがNAB2019で発表したレイトレーシングを用いた即時放送可能なバーチャルスタジオを実現するため、Zero DensityはAJAのビデオI/Oカードを利用し、ライブ放送のデモンストレーションの際には、両製品を最良に融合させた。将来を見据えた技術を実現するために両社は協力関係を継続し、放送の未来を切り開く新たな機会をもたらしすとしている。