ソニーは、デジタル一眼カメラα(Alpha)Eマウント用レンズとして、APS-C対応のGレンズ「E 16-55mm F2.8 G( SEL1655G)」と「E 70-350mm F4.5-6.3 G OSS(SEL70350G)」を2019年10月11日に発売する(予約販売の受付開始は9月3日10時)。希望小売価格はE 16-55mm F2.8 Gが税別153,000円、E 70-350mm F4.5-6.3 G OSSが税別109,000円。

※2019年10月8日追記:発売日が10月25日から10月11日に変更された

E 16-55mm F2.8 Gは、焦点距離16mmから55mm(35mm判換算24-82.5mm相当)のズーム全域において開放絞りF2.8で、高解像と質量約494gの軽量設計を両立した大口径標準ズームレンズ。

E 70-350mm F4.5-6.3 G OSSは、焦点距離70mmから350mm(35mm判換算105mm-525mm相当)までをカバーする超望遠ズームレンズで、5倍ズームながら質量約625gの軽量かつコンパクトデザインを実現。

両レンズの主な特長は以下の通り。

(以下、プレスリリースより引用)

「E 16-55mm F2.8 G」の主な特長

  • 高度非球面AA(advanced aspherical)レンズ2枚と非球面レンズ2枚を採用し諸収差を補正することで、ズーム全域で画面周辺までの高い解像性能を実現。
  • ED(extra-low dispersion)ガラス3枚を効果的に配置することで色収差を良好に補正し、画面周辺での色にじみを抑制。
  • 9枚羽根の円形絞りと、ぼけ味を左右する球面収差の最適化により、Gレンズならではの美しいぼけ描写が可能。
  • ナノARコーティングの採用によりフレア・ゴーストを抑制し、クリアで抜けの良い高画質を実現。
  • 最新の光学設計とメカニカル設計により、焦点距離16mmから55mm(35mm判換算24-82.5mm相当)までのズーム全域開放F値2.8と、最大径73mm×長さ100mm、質量約494gの小型軽量サイズを両立。
  • レンズのフォーカス駆動部には、Gマスター™にも使われる最先端技術のXD(eXtreme Dynamic)リニアモーターを搭載し、高速・高精度・高追従かつ動画撮影にも適した静粛なAFを実現。
  • カスタマイズ可能なフォーカスホールドボタン、リニア・レスポンスMFなど、撮影現場での操作をサポートする機能を搭載。
  • 屋外での様々な環境下での使用を考慮し、防塵防滴※1に配慮した設計と、レンズ最前面への汚れが付きにくいフッ素コーティングを採用。

「E 70-350mm F4.5-6.3 G OSS」の主な特長

  • 非球面レンズを効果的に配置し、諸収差を補正することでズーム全域で画面周辺までの高い解像性能を実現。
  • 効果的に配置したEDガラス3枚により色収差を良好に補正し、画面周辺での色にじみを抑制。
  • 最新の光学設計とメカニカル設計により、焦点距離70mmから350mm(35mm判換算105mm-525mm相当)までの5倍ズームをカバーしながら、高い機動性を有する最大径77mm×長さ142mm、質量約625gの小型軽量サイズを実現。
  • レンズのフォーカス駆動部には、Gマスターにも使われる最先端技術のXDリニアモーターを搭載し、高速・高精度・高追従かつ動画撮影にも適した静粛なAFを実現。
  • 超望遠撮影をサポートする光学式手ブレ補正機構を搭載。
  • カスタマイズ可能なフォーカスホールドボタン、AF/MF切替が可能なフォーカスモードスイッチ、レンズ携行時に自重で鏡筒が伸びる事を防ぐズームロックスイッチなど、撮影現場での操作をサポートする機能を搭載。
  • 屋外での様々な環境下での使用を考慮し、防塵防滴※1に配慮した設計を採用。