パナソニック株式会社は、12G-SDIに対応したコンパクトな4Kライブスイッチャー「AV-UHS500」の開発を発表した。2020年2月発売予定。

AV-UHS500は、4K/3G/HDマルチフォーマット対応に加え、4KでもHD運用時と同等の入出力数を確保。さらに、ハイエンド大型スイッチャーに迫る基本機能が追加され、HD映像制作時と同等の運用性を4K映像制作で可能にするとしている。

また、各種機能を拡張する5種類のオプションユニットを同時開発。SDIで最大16入力(オプションユニット装着時)、またはHDMIで最大8入力(オプションユニット装着時)まで拡張でき、用途に応じてユニットを増設することでカメラ台数の多い大規模イベントでもスムーズな運用を実現。キ-ヤ-はクロマキー2ch、PinP 2chを含む5キーヤーを装備。さらに、アップ/ダウンコンバート機能、HDR/SDR変換機能、ITU-R BT.2020/BT.709変換機能を搭載しているため、異なるフォーマットが混在するシーンでも目的に合わせた映像出力を選択可能。

■対応フォーマット
3840×2160/59.94p、50p、29.97p、25p、24p、23.98p
1080/59.94p、50p、29.97Psf、25Psf、24Psf、23.98Psf 、59.94i、50i
720/59.94p、50p

■オプションユニット
SSDI入力ユニットAV-UHS5M1G
SDI出力ユニットAV-UHS5M2G
HDMI入力ユニットAV-UHS5M3G
HDMI出力ユニットAV-UHS5M4G
4K DVEユニットAV-UHS5M5G

なお、AV-UHS500は、2019年9月13日~17日までオランダ・アムステルダムで開催される国際放送機器展「IBC 2019」の同社ブース(ホール11/ブースNo.C45)にて展示される。