ソニーアップデートメイン写真

ソニーは、XDCAMショルダーカムコーダーとして、グローバルシャッター機能を含む4K 2/3型3板式CMOSイメージセンサーを搭載した最上位機種「PXW-Z750」を2020年2月に発売する。希望小売価格は税別4,200,000円。

PXW-Z750は、4K 2/3型イメージセンサー搭載のショルダーカムコーダーとして初めて3板方式を採用し、高色再現・高感度を実現。最新のイメージセンサーおよび信号処理により、高解像度に加えて高感度を実現し、夜間や暗所での撮影でもノイズの少ない映像が収録可能。

グローバルシャッター機能により、フラッシュバンドや歪みのない映像表現を実現。カメラのフラッシュが多くたかれる報道の現場でフレーム上下の明るさが異なって記録されるフラッシュバンド、スポーツや音楽ライブなどの動きの速い被写体で起きやすい動体歪みが原理的に発生しないという。

同社独自開発のコーデックチップを搭載し、XAVC-L422 QFHD 200に対応。10bit/4:2:2サンプリングにより、HDRの広いダイナミックレンジを維持したまま、データサイズを従来比約1/3に圧縮でき、高画質な映像制作と長時間収録を両立したとしてる。

HD収録時には、最大120fpsでの撮影が可能。23.98p記録の場合、最大5倍のスローモーション撮影が可能。4K HDR/HD SDRの同時記録も可能で、4K HDRライブ制作のワークフロー「SR Live for HDR」にも対応。さらに、ポストプロダクションの時間を短縮してHDR映像制作を実現するインスタントHDRワークフローに対応。S-Log3 とHLG(Hybrid Log-Gamma)の2つの方式を採用することで、HDR運用の自由度も特長としている。