アドビは、IBC2019で新たなワークフローやソリューションと、Adobe Premiere Proに近日搭載予定の新機能を発表した。

Premiere Proに近日搭載予定の「オートリフレーム」は、ビデオコンテンツを正方形から縦型あるいは映画フォーマットの16:9まで、さまざまなアスペクト比の画面に収まるようインテリジェントにトリミング機能。2019年春にAfter Effectsに搭載された「コンテンツに応じた塗りつぶし」と同様、手作業に頼っていた制作タスクをクリエイターによるコントロールを損なうことなく迅速化する、人工知能と機械学習を活用したAdobe Senseiテクノロジーのひとつ。重要なコンテンツを残しながらフッテージをトリミングするために、自動的にビデオを解析して画面のクロップやフレームのパン(移動)を行ってくれる。

制作時間の効率化を実現する新たなワークフローも披露した。多種多様なメディアフォーマット対応やテンプレート活用による作業迅速化、さまざまなワークフローに柔軟に対応、モーショングラフィックステンプレートを活用、オーディオ調整の迅速化、書き出しの高速化、各種連携機能による作業迅速化による制作時間の短縮を実現できるようになるという。