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[InterBEE2019]パナソニック/パナソニック システムソリューションズ ジャパンブース:新製品LUMIX S1HやAJ-CX4000GJを展示。S1Hは外部レコーダーによるProRes RAW記録の稼働デモ公開

2019-12-02 掲載

S1HからNINJA Vへ5.9k30PのProRes RAW記録を稼働デモ公開

メインの展示はIT/IPプラットフォームを使ったスポーツ中継ソリューションだったが、カメラ関係の展示も充実していた。

S1HからNINJA Vへ5.9K30PのProRes RAW記録が実際に稼働していた

カメラソリューションで一番最初に注目したのは、S1HとNINJA VのProRes RAW記録のデモだ。IBC 2019では展示されていたが、国内では初展示となった。今後、S1Hから最大5.9KP30のRAWをHDMI経由で、NINJA VにProRes RAW収録が可能になるというもの。気になる対応開始時期に関しては、まだはっきりとした時期は未定とのこと。

NINJA Vの画面。上部を見ると、5.9k30PのProRes RAWで記録していることがわかる こちらもS1Hのデモ機。Vocasのフォローフォーカスと組み合わせた例

4Kショルダータイプ「AJ-CX4000GJ」が登場

4K/HDRにネットワーク機能を搭載した待望の4ショルダータイプカメラレコーダー「AJ-CX4000GJ」が登場した。こちらは国内展示会初出展だ。特徴はネットワークソリューション対応で、SNSへのライブ配信に対応したHDダイレクトストリーミング機能やNDI|HX対応のIP接続機能対応を搭載。

カメラ部分では、4K映像の記録に「HEVC」コーデックを採用し、4K/10ビット高画質を約100Mbpsのビットレートで長時間収録が可能。記録メディアは「expressP2」カード、「microP2」カード。「AVC-ULTRA」コーデック(HD)記録にも対応する。

EVA1はHDカラービューファインダーと組み合わせて展示

特にカメラコーナーの展示で面白かったのはEVA1だ。EVA1自体は特に大きな動きはないが、レンズやアクセサリーの組み合わせが興味深かった。

XKレンズとHDカラービューファインダーと組み合わせたEVA1

ビューファインダーには、1080P OLEDパネルを搭載したVARICAM用「HDカラービューファインダー」を搭載。HDカラービューファインダーは、見やすくて解像感もピンもわかりやすいとカメラマンからの評価が高い。価格は税別80万円。EVA1ボディの市場実勢価格は約83万円なので、80万円のビューファインダーを組み合わせるのはある意味おかしな話だ。

EVA1は、ビューファインダーを搭載していないため、カメラマンによってはこれを欠点と指摘する人もいる。そこでEVA1でも、メインカメラのようにビューファインダーで観たいという要望に応えるため、展示を行った。

さらに、レンズも富士フイルムのXKシリーズ、20mm-120mmを搭載。元々はPLマウントのレンズだが、武蔵オプティカルによってダイレクトにEFマウントに改造されたレンズだ。Inter BEEだから見られる、特別モデルの展示といえるだろう。

HDカラービューファインダーはVARICAM PURE/35/LT/HS対応の製品だが、モニターアウトを接続するだけの話なのでEVA1に搭載も不可能ではない

8K有機センサーを搭載した8Kカメラシステムをデモ

8K有機センサー搭載のマルチパーパスカメラ「AK-SHB810」。PLレンズマウント採用のボックスタイプカメラだ

昨年のInter BEEでも展示された世界初の8K有機センサーを搭載した8Kカメラシステムが今年も展示されていた。昨年は試作機で技術展示という形だったが、今年はすでに出荷を開始しており、製品版の展示となった。

パナソニックの8Kカメラシステムの概要を紹介すると、カメラヘッドはPLレンズマウントを採用した小型軽量のボックスタイプカメラ。カメラユニットと光ファイバーケーブルでイメージプロセッシングユニットと接続し、8K、4K、HDのサイマル出力が可能。カメラヘッドはコンパクトなので、ロボット雲台やジンバルに搭載できる。例えば、ある放送局ではヘリコプターの中に入れてジンバルに載せて空撮を行ったという。

4Kモニターにはフォーカスアシストという機能を表示させて、8Kの中央部分を切り取る形で4Kを表示し、ピントが確認できるようになっていた。

8K(左上)、4K(右下)、HD(中央)のサイマル出力が可能で、4Kはフォーカスアシストとして紹介されていた

自動追尾ソフトを使ったモートカメラの活用をデモ

自動追尾ソフトウェアを使って8台のインテグレーテッドカメラを同時に制御するデモも興味深かった。顔認証と人体検出の2つを使って画像を解析し、パソコンがカメラ側に指令を出して、カメラをコントロールするというもの。このシステムは大学の講義収録用途で使用されているという。

上部に設置された8台のインテグレーテッドカメラが人を自動で追いかける 1台のPCにつき2台のカメラ制御が可能。合計4台のPCを使って8台のカメラを制御していた 顔認証が緑、人体検出が赤い枠。位置情報を元にカメラに右を向くべきか、左を向くべきなのかをPCが随時指示を出して追尾を行っている

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[ DATE : 2019-12-02 ]
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