ティアックブースでは、TASCAMブランドの放送業務や設備機器の新製品のほか、輸入ブランドのKLOTZ AIS社の業務用ケーブルや、dBTechnologiesブランドのPA/SRスピーカーなどを出展。ホール8のCREATIVE MEET UPでは動画撮影用カメラと組み合わせることで高画質の録音が可能なレコーダー類を主に展示。また、INTER BEE EXPERIENCE SRスピーカー体験デモコーナーでは、参考出品dBTechnologiesの3-WayアクティブラインアレイモジュールVIO L212や、アクティブバスレフレックスサブウーハーVIO S218出展した。

Nikon D500とライブストリーミング用AV Over IPエンコーダー/デコーダーVS-R265/VS-R264による4K高画質ライブ配信ソリューションのデモ。VS-R265/VS-R264は、複数の4Kビデオストリームの録画やエンコード、デコードを1台で可能にするオールインワンの映像配信機器

VS-R265は高効率ビデオコーディングのHEVC方式を採用することにより、H.264と同等の映像解像度をH.264の約半分のビットレートを実現しており、YouTubeやWowza、Ustream、AWS Elemental Media Live、CloudFrontなどのコンテンツデリバリーネットワークに対してライブストリーミング配信が可能。VS-R264は、H.264ビデオコーデックに対応しており、フルHD映像信号をH.264でエンコードしストリーミング配信、ストリーミング映像信号をフルHDでデコード可能

マルチポン出しとライブレコーディングミキサーコーナーでは、オーディオレコーダー/プレーヤーHS-4000や、CDプレイヤーシステムCD-9010などの収録/ポン出し/送出用のソリューション、Dante対応のマルチトラックレコーダーDA-6400のほか、新製品のミキサーModel16などを出展

DR-05Xは最大128GBの大容量micro SDXCに対応しており、44.1kHz/16bitのCDクオリティの録音をした場合で最大192時間、MP3/320kbpsの場合では最大896時間の録音が可能。単3形電池で約17.5時間収録に対応し、USBモバイルバッテリーと組み合わせれば、より長時間の動作も可能

DR-40Xは内蔵マイクのほか、キヤノンコネクターを装備しており、ファンタム電源が必要なマイクやライン入力にも対応。通常のステレオ録音とデュアル録音モードに加えて、DR-40Xには、内蔵マイクと外部入力を別々のステレオファイルとして同時録音する4CHモードが搭載されている

業務用ブルーレイ/マルチメディアプレーヤーBD-MP1。公共施設や文教施設のほか、劇場やアミューズメント施設ように設計された1Uラックマウントサイズの外部制御が可能

DSP内蔵マトリクスミキサーMX-8A。8マイク/ライン入力と8ライン出力を装備したマトリクスミキサーで、DSP機能を搭載しており、用途や環境に適した音声処理が可能。システムインテグレーター/管理者向けとエンドユーザー向けの2種類のコントロールソフトウェアが用意されている

CREATIVE MEET UPブースでは、フィールドでの収録やデジタル一眼などのカメラと組み合わせて使用可能なレコーダーなどを主に出展していた