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Blackmagic Design製品事例:日本とカナダの連携のもと制作されたミニシリーズ「Into the Rising Sun」の場合

2020-01-15 掲載

Blackmagic Designの発表によると、制作会社のEcho Bay Mediaが、日本とカナダの連携のもと制作されたミニシリーズ「Into the Rising Sun」の撮影にPocket Cinema Camera 6K、Pocket Cinema Camera 4K、URSA Mini Pro 4.6K G2が使用されたという。同作品は2019年12月にカナダのCHCHでプレミア上映された。Echo Bay Mediaは同シリーズをBlackmagic RAWで撮影し、カラーグレーディングにはDaVinci Resolve Studioを使用した。

「Into the Rising Sun」は日本のネットワークTSSと共同制作されたプロジェクトで、Echo Bay Mediaの共同設立者/プロデューサーであるスコット・ウィルソン氏が、日本のまだあまり知られていない地域をオートバイで旅し、様々な景色を紹介する姿を追う。同シリーズの撮影・監督を担当したのは、同じくEcho Bay Mediaの共同設立者であるアンドレ・デュプイ氏で、視聴者は日本の田舎を体験できるとしている。

同プロジェクトで使用する機材を選択する際、ウィルソン氏とデュプイ氏は、軽くて携帯性が高く、かつ最高のシネマルックを提供するカメラを求めた。2台のPocket Cinema Camera 6K、1台のPocket Cinema Camera 4Kを組み合わせることで、ウィルソン氏と制作チームは、大きな機材を持ち運ぶことなく、日本文化の特別な瞬間を捉えることができたという。

ウィルソン氏:あまり目立たない形態で撮影し、日常の自然な姿を撮るのが好きです。Pocket Cinema Cameraは非常にコンパクトなので、そのような撮影も非常に簡単でしたね。例えば、お寺に入って行く時や、フェスティバルの最中、食事を楽しんでいる際などは、Pocket Cinema Cameraで撮影しました。カメラが小さいので、場の雰囲気を害さず、被写体をリアルに撮影できます。私たちにとって、それは非常に素晴らしく、重要なことでした。

また、Pocket Cinema Camera 6Kは、Echo Bay Mediaが必要とする解像度をもたらした。これは、特にオートバイのシーンを撮影する際に大きな利点となったという。

ウィルソン氏:アンドレが車から体を乗り出し、スタビライザーに乗せたPocket Cinema Camera 6Kを使用して、オートバイに乗る私を撮影したりもしました。そのような状況では、揺れやぐらつきは避けられません。しかし、6Kの解像度で撮影したので、ポストプロダクションでショットを調整し、スタビライズして仕上げるのも簡単でした。つまり、ラン&ガン撮影が可能になったのです。

デュプイ氏:小型で、Blackmagic RAWで撮影でき、13ストップのダイナミックレンジを持つカメラは、スタビライザーに乗せて使用するのに最適でした。従来であれば、重いカメラとジンバルを乗せた非常に高価な専用カメラカーが必要となるショットを、簡単に撮影できました。

ドキュメンタリー形式のフッテージを撮影する上で、Blackmagic RAWで撮影できる機能は、デュプイ氏にとって大きな利点であったという。

デュプイ氏:ドキュメンタリー形式の撮影では、冗長性を得るためにフッテージのコピーを3つ保存します。つまり、ハードドライブがすぐに埋まってしまうのです。世界を旅する上で、機材の重さやサイズをできるだけ抑えることは極めて重要です。Blackmagic RAWは、私たちの柔軟性と効率性を高め、最小限のファイルサイズで最高の画質を提供してくれます。

Pocket Cinema Camera 4Kは、暗闇の中の寺院や夜間のオートバイのシーン、あるいは被写界深度が非常に浅いショットの撮影など、明かりがほぼゼロの環境でナイトビジョンカメラ(夜の闇でも見えるカメラ)として使用された。

さらに、デュプイ氏はURSA Mini Pro 4.6K G2をインタビューなど音声コンテンツのメインカメラとして使用した。同カメラにはプロ仕様のXLR入力、アクセスしやすいオーディオコントロール、内蔵NDフィルター、ラテチュードが2ストップ多いなどの特徴があり、インタビューのクロスショットでは、Pocket Cinema Camera 6KとURSA Mini Pro 4.6K G2が併用され、それらの映像はシームレスにマッチしたという。

デュプイ氏:ダイナミックレンジが2ストップ多いことで、私はURSA Mini Pro 4.6K G2を手に取る回数が多くなりました。また、内蔵NDフィルターも私にとって非常に重要でした。特定のF値に固定して、シーン全体を通して一定の被写界深度を得たい場合が多いからです。ノブを回すだけでそれがコントロールできます。

デュプイ氏とチームは撮影全体をBlackmagic RAWで行った。その後、Echo Bay Mediaのカラリスト、ライアン・エドワードソン氏が、DaVinci Resolve Studioで同シリーズのカラーグレーディングを行った。

エドワード氏:ひとつのシーンを複数のカメラで撮影した場合は、それぞれの映像で照明条件が異なりますが、Blackmagic RAWを使用することで、カラーを正確に一致させてブレンドし、編集時に統一感を出すことができます。Blackmagic RAWで色温度を微調整できる柔軟性から、イメージワイプとクオリファイアーRGBピッカーを併用したカラーマッチングまで、DaVinci Resolve Studioはラン&ガン形式のマルチカメラ・ドキュメンタリー作品にプロスタジオの精度をもたらしてくれます。

古くからのBlackmagic Designユーザーとして、Echo Bay Mediaは今後の作品でも既存の機材を使用し続けるとしている。

ウィルソン氏:私たちはBlackmagic Designを10年以上も使用しています。最初に発売されたHDのBlackmagic Pocket Cinema Cameraからですね。最新の機材で制作した「Into the Rising Sun」にとても満足しています。Blackmagic Design製品を使用して次の冒険をするのが待ちきれません。


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[ DATE : 2020-01-15 ]
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