(左)「NIKKOR Z 20mm f/1.8 S」、(右)「NIKKOR Z 24-200mm f/4-6.3 VR」

株式会社ニコンの子会社、株式会社ニコンイメージングジャパンは、「ニコン Zマウント」を採用したフルサイズ(ニコンFXフォーマット)ミラーレスカメラ対応の大口径超広角単焦点レンズ「NIKKOR Z 20mm f/1.8 S」と、高倍率ズームレンズ「NIKKOR Z 24-200mm f/4-6.3 VR」を発売する。発売日と希望小売価格は以下の通り。

「NIKKOR Z 20mm f/1.8 S」
希望小売価格:税別142,300円
発売時期:2020年3月予定

「NIKKOR Z 24-200mm f/4-6.3 VR」
希望小売価格:税別126,800円
発売時期:2020年4月予定

※日本での予約販売受付は2月14日10時より開始予定。なお、新型コロナウイルス感染症の影響により、発売延期や供給が遅れる可能性がある

NIKKOR Z 20mm f/1.8 Sは、NIKKOR Zレンズの「S-Line」に属したレンズ。至近距離から無限遠まで、撮影距離を問わず高い解像力と優れた描写性能を発揮し、また超広角レンズでありながら、滑らかなボケ味を実現し、被写体を印象的に際立たせる撮影にも最適だとしている。星景撮影では、サジタルコマフレアを抑制し、「星が点に写る」高い点像再現性を実現。至近距離から星景までの幅広い撮影シーンで楽しめる。NIKKOR Z 20mm f/1.8 Sの主な特長は以下の通り。

(以下、プレスリリースより引用)

  • 焦点距離20mmの超広角レンズならではのダイナミックな画づくりが可能
  • 非球面レンズ3枚、EDレンズ3枚を採用し、至近距離から無限遠まで、絞り開放でも画像周辺部まで高い解像力を発揮
  • 点を点として描写する高い点像再現性を実現
  • 超広角レンズでありながら滑らかなボケ味を実現し、被写体を印象的に際立たせた表現が可能
  • 「マルチフォーカス方式」の採用により至近距離でも高い解像力を実現
  • 「ナノクリスタルコート」の採用で、風景撮影で写り込みがちな太陽のゴースト、フレアも効果的に低減
  • 超広角レンズながら歪曲収差を極力抑えた、周辺部でも歪みの少ない画像
  • 「STM(ステッピングモーター)」、「コントロールリング」の採用で動画撮影時の静粛で滑らかな操作感を実現
  • 防塵・防滴に配慮した設計や、電磁絞り機構の採用などによる高い利便性
  • NIKKOR Zレンズ開放F値1.8シリーズ共通の操作性で、レンズ交換時も快適な撮影が可能

※複数のAF用駆動ユニットの連携で複数のフォーカスレンズ群の位置を高精度に制御し、撮影距離を問わず高い結像性能を実現します。

NIKKOR Z 24-200mm f/4-6.3 VRは、質量わずか約570gの小型・軽量でありながら広角24mmから望遠200mmまでの8.3倍高倍率望遠ズームを実現。ポートレートから風景までの幅広いシーンでの撮影が可能。さらに、「STM(ステッピングモーター)」および「コントロールリング」の採用により、静音性や操作性に配慮し、快適な動画撮影ができるという。また、ゴースト、フレアを効果的に抑える同社独自の反射防止コーティング「アルネオコート」に加え、ED非球面レンズを採用することで、さらに解像感の高いクリアな画像が得られるとしている。NIKKOR Z 24-200mm f/4-6.3 VRの主な特長は以下の通り。

(以下、プレスリリースより引用)

  • 焦点距離24-200mmの画角をカバーする8.3倍の幅広いズーム範囲
  • ED非球面レンズ1枚、EDレンズ2枚と非球面レンズ2枚を採用し、高い光学性能と小型・軽量を両立
  • ズーミング時にほとんど重心が変わらないよう配慮した設計
  • 絞り開放から画像周辺部まで高い解像力を発揮
  • 「アルネオコート」による、ゴースト、フレアを抑えたクリアーな画像
  • 高倍率望遠ズームレンズでありながら、最大撮影倍率0.28倍(望遠端)を実現し、被写体を大きく写すことが可能
  • 最短撮影距離0.5m(広角端)により、被写体に近づいた撮影が可能
  • 滑らかなトラッキング、フォーカスブリージング対応等、動画撮影にも配慮した設計
  • 「ズームリング」と「コントロールリング」の採用で動画撮影時の滑らかな操作感を実現
  • 「STM(ステッピングモーター)」の採用により、静止画・動画を問わない高速・高精度・静粛なAF駆動を実現
  • 5.0段の高い手ブレ補正効果を発揮する光学式VR機構
  • 防塵・防滴に配慮した設計と、フッ素コート採用による優れた防汚性能

※CIPA規格準拠。「NORMAL」モード使用時。35mmフィルムサイズ相当の撮像素子を搭載したミラーレスカメラ使用時。最も望遠側で測定。