2020年3月15日~9月27日までの期間中、横浜 アソビルにて「バンクシー展 天才か反逆者か」が開催される。新型コロナウイルスの感染拡大を受け、余裕をもった観覧空間づくりのため、チケット枚数を細かく制限管理をして販売。前売り券が売り切れの場合、当日券は販売されないため、チケット購入サイトで売り切れ状況の確認が必要だという。

同展示会では、イギリスを拠点に活動する匿名の芸術家バンクシーの作品70点以上を展示。バンクシーは、世界中のストリート、壁、橋などを舞台に神出鬼没に活動しており、アート・ワールドにおいては、社会問題に根ざした批評的な作品を手がけるアーティストとして評価されているほか、テーマパーク、宿泊施設、映画の制作など、その活動は多岐にわたる。

バンクシーの代表的な活動スタイルであるステンシル(型版)を使用した独特なグラフィティと、それに添えられるエピグラムは風刺的でダークユーモアに溢れている。その作風は、芸術家と音楽家のコラボレーションが活発なイギリス西部の港湾都市ブリストルのアンダーグラウンド・シーンで育まれたという。

同展覧会は、2018年からモスクワ、サンクトペテルブルク、マドリード、リスボン、香港の世界5都市を巡回し、100万人以上を動員。今後、日本では大阪(10月開催予定)を始め地方開催も決定している。