キヤノンは、カメラとつながり、PC、スマホ、外部のWebサービスと連携するクラウドプラットフォーム「image.canon」を2020年4月14日の15時に開始する。以前、4月上旬にサービス開始と案内していたもの。

image.canonは、カメラとクラウドが一体化する「コネクテッド・カメラ」をコンセプトとした新しいクラウドプラットフォーム。開発中の「EOS R5」をはじめ、今後発売予定の自動転送機能搭載のカメラでは、電源を入れるだけで、容量を気にせずに、静止画・動画をオリジナル画質のままimage.canonに自動転送でき、30日間保管できるようになる。30日経過後もオリジナル画質の静止画・動画をimage.canonに保管したい場合は、10GBのストレージへの移行操作を行うことで長期間保管が可能。なお、EOS R5より前に発売されたWi-Fi対応のカメラは、サービス開始時から手動で選択してアップロードが可能。

なお、現行サービス「CANON iMAGE GATEWAYオンラインアルバムサービス」は2020年3月31日に終了となる。サービス開始時まではデータ移行期間のため、移行が完了するまで、オンラインアルバムにアップロード済の全ての静止画・動画ファイルおよびアルバムはアクセスができなくなる。