他社製の灯具も制御可能となった「Stellar 2」

ARRIの照明制御アプリStellar(ステラ)の最新バージョン「Stellar 2」を紹介しよう。Stellar 2の一番の特長は、Litegear、Astera、Kino Floなど、他社製の灯具を制御できるようになったことだ。その他のアップデートは以下の通り。

  • セットアップ後、予期せぬ不具合などで灯具を交換することになっても、再スキャンによって新しい灯具をスムーズに検出
  • CCT領域が異なる灯具を同時に使用する際に、グループ化して領域が最も小さい灯具を優先することが可能
  • 好みのインテンシティ(光量)の値をデフォルトに設定できる
  • 灯具がRDM機能を備えている場合、灯具の温度とモードの情報を表示できる
  • 使い勝手、レイアウト、接続処理、安定性の向上など細かな更新も含む

Stellarのこだわりは、いかに直感的に、誰でも簡単に操作できるようにするかということ。グラフィックデザインにこだわり、ユーザーは好みの色を簡単に選べる。また、アプリがDMXアドレス、DMXモード等の煩わしい設定やネットワーク上の灯具の検出を自動で行ってくれるため、スピードが求められる現場に対応でき、ユーザーはクリエイティビティに集中でき、Stellarは現場での心強いパートナーになるとしている。

Stellarは、映画、TV、CM、フォト、ウェブ系、イベントなど、様々な現場での使用が想定される。Stellar2では他社製の灯具も制御できるようになったことで、ARRI以外の灯具を含むセットも対象となる。

■一言アピール!

2020年4月14日現在、日本ではAndroid版(ソフトの言語は英語)のみGoogle Playで入手可能です。iOS版(iPhone/iPad用アプリ)につきましては日本での販売を開始しておりません。お待たせしておりますが、続報をお待ち下さい。