ATOMOSは、フルフレームセンサーを搭載したソニー「PXW-FX9」のRAW記録へのサポートを発表した。DCI 4K60PやDCI 2K180PまでのさまざまなフレームレートでRAWをSDIに出力されたものを、ATOMOS Shogun 7は最大DCI 4K60P、または2Kから最大DCI 2K180PまでのApple ProRes RAWで記録し、ハイフレームレートを記録できる。これにより、幅広い編集範囲を持ったポストプロダクションが可能となる。

FX9のRAW出力(XDCA-FX9経由)は、2020年10月に提供予定のFX9のV2.0ファームウェアアップデートにより有効となる。ソニーと同時にShogun 7用AtomOSファームウェアダウンロードも公開予定。

ATOMOS CEOのJeromy Young氏は次のようにコメントしている。

PXW-FX9のRAW記録のサポートを実現するために、ソニーのチームと一緒に作業できた興奮しています。ソニーのFX9にProRes RAWを追加できるのは素晴らしいことです。 ProRes RAWの柔軟性と利便性により、FX9とShogun 7の組み合わせは色の自由度を求めるシネマ制作者にとって素晴らしい組み合わせになります。