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Blackmagic Design製品事例:Mini社「The Nomad Hotel」24時間ノンストップライブ配信の場合

2020-05-01 掲載

Blackmagic Designの発表によると、人気中国人ブロガーであり、インターネット・セレブリティであるティム・パン氏が、Media Stormのチームと共に、24時間ノンストップのライブ配信を行い、カスタムワークフローにBlackmagic DesignのATEM Television Studio HD、Video Assist 4K、Mini Converter UpDownCrossを使用したという。このライブ配信では、自動車メーカーのMiniによる“The Nomad Hotel”のキャンプ旅行の模様を放送した。

Mini Countryman(日本名:ミニクロスオーバー)は、コンパクトで高級なスポーツ用多目的車。6台のMini Countryから成る“The Nomad Hotel”は、最新の設備を搭載したオーダーメイドのルーフテントを備えており、旅行者たちは都市生活の利便性を享受しつつ、自然を探索することができる。3月後半、多くの中国人たちが検疫下に置かれたり移動制限がかけられたりしている中、Miniとそのクリエイティブ・パートナーであるAnomaly社は、「The Nomad Hotel in the Cloud」と銘打ったライブ配信プロジェクトを通じて、息を飲むような美しい風景を、家にこもっている人々に届けることを決めた。

同ライブ配信を行うにあたり、Mini ChinaはMedia Stormに協力を求めた。Media Stormの創設者であるティム・パン氏は次のようにコメントしている。

今回のロードトリップのルートは、異なる地形をまたぐもので、目的地は草原でした。旅行者たちはルーフトップのテントで寝起きし、美しい風景を楽しみます。旅行者目線では非常に楽しいものですが、私たちにとっては簡単な仕事ではありませんでした。ルートを辿る最中も24時間ノンストップでライブ配信するという依頼だったからです。山越えの際などは、インターネット接続が非常に不安定でした。

Media Stormは高品質のイメージに定評がある。困難な状況下のプロジェクトであったが、Miniは同じ高品質のイメージ、そしてさらにマルチカムのライブプロダクションを希望していた。

カメラがスイッチャーから何百メートルも離れていることもあり、テクニカルディレクターは移動しながら正確にビデオのスイッチングを行う必要がありました。また、他のブロガーとの絡みでビデオコールが入ることもあったのですが、インターネット接続が不安定だとそれも難しかったですね。

イーファン氏、ギャリー氏、ファーヤン氏の3人の撮影スタッフは、安定した送信システムを構築するために4GのマルチSIMデバイスを採用し、放送カメラ、そして2台のミラーレスカメラから成るマルチカム・ワークフローを設計した。これらのカメラはすべてATEM Television Studio HDに接続されたという。

実は、私たちがライブ配信を開始したのは2016年のことです。当初はスマートフォンを使用していたのですが、スムーズにはいきませんでしたね。試行錯誤の末、Blackmagic Designのライブプロダクション製品が、信頼性、簡潔性、そして価格の面で私たちの要望を満たしていることが分かりました。それ以来、すべてのライブ配信にBlackmagic Designのワークフローを使用しています。

24時間のノンストップライブ配信ということで、ワークフローのすべての要素において信頼性が重要でしたが、すべてのBlackmagic Design製品は問題なく動作しました。夜中に急激に冷え込んだ時も大丈夫でした。また、ライブ配信終了後に、収録したクリップをbilibiliチャンネルで流したいので、プログラムを最初から最後まで収録して欲しいとMiniから言われていました。Video Assist 4Kのデュアルスロットでホットスワップが可能だったので、グリッチなしで24時間収録できました。

話が製品のシンプルさに及ぶと、パン氏は元々ライブプロダクションの専門家だったわけではないと明かす。しかし、Blackmagic Design製品の直感的なデザインにより、すぐに操作に慣れたという。

ATEM Miniを使用していたこともあり、ATEM Television Studio HDスイッチャーは特に早く操作を飲み込めましたね。これは、Blackmagic Design製品の優れた点だと思います。初級レベルの製品の使い方を分かっていれば、高度な製品でも操作方法がほとんど同じなので、操作をすぐに習得できます。

Media Stormが画質と技術の面でポストプロダクションを重視していることは、よく知られています。ライブプロダクションに関しても同様に、プロのレベルで行いたいと思っています。プログラムをより興味深いものにするマルチカムセットアップを選択した理由もここにあります。今回のMiniプロジェクトを含め、ほとんどの場合、3台のカメラのセットアップで、フルショット、ミディアムショット、クローズアップを撮影します。その一方で、ピクチャー・イン・ピクチャーやキーイングなど、ATEMスイッチャーに内蔵された様々なエフェクトも活用しています。例えば今回のプロジェクトでは、視聴者に星空の映像を届けていた際に、ピクチャー・イン・ピクチャーでルーフテントの映像も表示しました。これはMiniからの要望でした。

ATEM Software Controlを使えば、スイッチャーをコンピューターから完全にコントロールできるので、物理的にスイッチャーに触れる必要はありません。少人数のチームでは、とても重宝しますね。私とアシスタント1人でライブ配信を行うこともありますが、ATEM Software Controlを使えば、ゲストや視聴者と話しながら切り替えやエフェクトを実行できるので、スタッフの削減にも繋がりますね。

また、ドローンからのフィードをプロジェクトのフォーマットに変換するために、Mini Converter UpDownCrossが使用された。パン氏によると、Mini側はMedia Stormの仕事に非常に満足しており、今後のプロジェクトの依頼も入っているという。

Miniのようなクライアントのライブ配信プロジェクトでは、クライアントの要望に合わせてカスタマイズしたソリューションを使用します。今後ATEM Television Studio Pro 4Kを追加購入しようと考えています。

さらに現在、他の配信者のためにライブ配信ソリューションを設計していますが、機材の第一候補はATEM Miniです。配信者はtaobao.comやbilibili.comを使用しているので、セットアップを変更する必要がほとんどないこと、そして数本のケーブルを接続するだけで高品質のマルチカムライブ配信を簡単に行えることを望んでいるからです。ATEM Miniは、これを実現できる機材だと思います。


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[ DATE : 2020-05-01 ]
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