AJA Video Systems社は、12G-SDI接続と独自の機能を備えた、新しいシングルチャンネル4K/UltraHDまたは4チャンネルHDレコーダー兼プレーヤー「Ki Pro Ultra 12G」を発表した。Ki Pro Ultra 12Gは注文の受付を開始しており、希望小売価格は税込619,300円。

Ki Pro Ultra 12Gは、12G-SDIとHDMI 2.0、オプションの光ファイバー入出力など、柔軟な接続性を備えている。Apple ProResとAvid DNxHRに対応し、最大50/60Pシングルチャンネル4K/UltraHDの収録と再生を提供している。また、Ki Pro Ultra 12Gは、チャンネル毎に個別のProResプロファイルを使用して、最大1080 50/60PのHD信号を4チャンネル同時に収録可能だという。

AJA Video Systems社の社長Nick Rashby氏は次のようにコメントしている。

忠実度の高いHDRやハイフレームレート、4K/UltraHD信号をケーブル1本で伝送できるよう、放送業界のプロは十分な帯域幅をもつ、より合理的なワークフローの構築に努めています。そのため12G-SDIソリューションへの需要は急増しています。

そこで私たちは、プロダクションで実績のあるKi Pro Ultra Plusのフレームワークにもとづいて、次世代のKi Pro Ultra 12Gを開発しました。Ki Pro Ultra 12Gは、撮影現場やライブ会場、放送局などのワークフローを合理化し、12G-SDI接続で最高品質のビデオ信号の収録と再生を提供します。