ニコンは、第38回目となる「ニコンフォトコンテスト 2020-2021」の作品募集を2020年10月22日より開始する。

同コンテストは、「世界中の写真愛好家が、プロフェッショナルとアマチュアの枠を超えて交流できる場を提供し、写真文化の発展に貢献すること」を目的に、1969年から開催している国際写真コンテスト。50周年を迎えた前回の第37回では、世界170の国と地域から、合計約33,000人、97,369作品の応募があり、応募者数と応募作品数で過去最高を記録した。

第38回目となる今回は、「写真部門」と「動画部門」2つの部門で構成され、各部門に「一般カテゴリー」と「Next Generationカテゴリー」を設けている。「一般カテゴリー」のテーマは“Connect(つながり)”。人と人、人と世界を結びつける絆やコミュニケーションの意味、大切さを問い直した、新たな視点での「つながり」を表現した作品を募集する。25歳以下を対象とした「Next Generationカテゴリー」のテーマは“Passion(情熱)”。「情熱」はひとつの行動を生み出し、共感を生み、そして未来を創る力を持っており、ひたむきに突き進む「情熱」を表現した作品を募集している。

審査員長には、前回に引き続きアートディレクターのネヴィル・ブロディ氏を迎える。ブロディ氏は、30年以上、レコードジャケットのデザインからグローバル企業のブランディングまで幅広いデザインワークを手掛けており、次世代を担うフォトグラファーをはじめ幅広いアーティストへ影響力を持っている。なお、受賞作品の発表は2021年7月予定。