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DaVinci Resolve Studio事例:2021 HPA Tech Retreat Supersession短編「La Inquilina」の場合

2021-03-30 掲載

La Inquilina

Blackmagic Designの発表によると、2021 HPA Tech Retreat Supersessionの短編「La Inquilina」の編集、グレーディング、オーディオ編集、デリバリーなどのポストプロダクションにDaVinci Resolve Studioが使用されたという。同作の編集には、DaVinci Resolve Studioを起動したAmazon EC2 G4インスタンスと共有ファイルストレージ用のAmazon FSxが使用された。

同作は、HPA Tech Retreatのマルチフィルムプロジェクトである「The Found Lederhosen」の一環として制作された。このプロジェクトでは、クラウド技術を用いて世界各国の映像作家を一堂に集め、複数の短編が制作された。全作において、コロナウイルスによる都市閉鎖がもたらした逆境を乗り越えることがテーマとなっており、画期的なワークフローやプロダクションが使用され、完成作品は2日間におよぶSupersessionで発表された。

「La Inquilina」は、パンデミックにより同じ家に留まることを余儀なくされた二人の女性を描いたスリラー作。この二人の間のコミュニケーションは乏しいものだった。一人の女性はフランス語を話し、もう一人はスペイン語を話すからだ。互いに理解し合うほかない状況であったが、一人の女性は悲惨な結末を招きかねない秘密を抱えていた。撮影監督兼プロデューサーのサンドラ・デ・シルバ・デ・ラ・トレ氏は次のようにコメントしている。

トレ氏:このプロジェクトは、誰もが現在経験していることを扱っているので非常に面白いと思いました。HPA用の短編撮影の依頼を受けた際に、完全にリモートで作業する方法を学ぶ良い機会だと思いました。

同氏はメキシコシティに拠点を置いており、エディター兼カラリストのディエゴ・ヤマ氏はコロンビアのボゴタから参加し、その他の編集、グレーディング、オーディオ編集はロサンゼルスで行われたため、Amazon Elastic Compute Cloud(Amazon EC2)およびAmazon Simple Storage Service(Amazon S3)で起動したDaVinci Resolve Studioのコラボレーションツールに大きく頼ることになった。

La Inquilina

DaVinci Resolve Studioのビンとタイムラインロック機能、チャット機能、メモ、共有マーカーは、本作の制作において欠かせないツールだったという。

ヤマ氏:メモとマーカーを多数使用してコミュニケーションを図りました。特に、サンドラとディレクターのベルナルド・モータ・カレアガからの承認を受ける際には助けられました。時差がありましたが、互いにメモを残しあって作業を続けたので、足止めを食うことはありませんでした。

同時に作業する際は、DaVinci Resolve Studioのスタック表示タイムラインでは2つのレベルで編集できたため、シーンを開いて調整し、必要に応じてメインのタイムラインに同期できました。

DaVinci Resolve Studioでは、エディターがマスターのシーケンスで作業を行う間、メディア管理でアシスタントエディターが行う典型的なタスク、デュアルシステムサウンド同期、メディアページおよびエディットページでのシーンごとのタイムライン管理を複数スタッフが共同で実行できた。

DaVinci Resolve Studioでは、簡単かつ高速に編集を行えます。DaVinci Resolve Editor KeyboardとDaVinci Resolve Speed Editorではさらに作業を高速化できます。サーチダイヤルをとても気に入っています。トリム用のツールとクリップを挿入するためのツールのおかげで、作業が非常に効率化しました。この2台のキーボードがクラウドで使用できたことで、編集を行う上でとても助けられました。

クラウドでの作業は非常に高速です。ポストプロダクションで負荷の高い作業を行えるように設計したコンピューターを使用し、あらゆる場所からバーチャル・マシンにアクセスできるからです。このプロジェクトでは、ほとんど自宅から作業していました。

時には、オフィスに行くこともありましたが、ボゴタ以外から作業したこともありました。作業する場所にかかわらず、シームレスに仕事を進められました。また、プロジェクト特有の要件に合わせて、ワークフローをカスタマイズし、必要に応じて簡単に調整できました。

トレ氏:バーチャルで繋がることができたため、作業のコラボレーションが可能となり、ポストプロダクションで指示を与えることができ、作業を効率的に行えました。このワークフローに非常に満足しており、パンデミックでなかったとしても使用したいと思っています。

コロンビアに行ったり、メキシコにスタッフを呼び集めたりするのは、制作費が高額化する要因になります。遠隔からコラボレーションすることで、コスト削減につながるだけでなく、世界各地の才能溢れる人々と一緒に作業ができるようになります。このプロジェクトと、HPAおよびスポンサーのおかげで、世界中の優れた映像作家たちと会うことができました。


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[ DATE : 2021-03-30 ]
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