ソニーマーケティングは、会議室、講堂などでの使用に適した業務用レーザー光源プロジェクター「VPL-FHZ85」「VPL-FHZ80」2機種を2022年1月18日に発売する。希望小売価格はオープン、市場想定価格とラインナップは以下の通り。

  • VPL-FHZ85税込110万円前後
  • VPL-FHZ80税込99万円前後
天吊り設置での使用イメージ

両機は、本体内蔵の照度センサーが周囲の明るさを検知し、画質設定を自動で調整する「アンビアンス機能」を新搭載。入力映像信号をピクセル単位で検出し、各信号レベルに応じてダイナミックに最適な信号処理を行う「ブライトビュー機能」と連動し、色再現性を保持しながらコントラスト感を強化。明るい環境下でもメリハリのある映像を投写でき、プレゼンテーションの効果を高めているという。

入力された映像をリアルタイムで解析し、数千パターンに分類した上で、データベース上に存在する最適な画像(絵柄)と照合する機能を搭載。オリジナルの映像信号がもっていた質感やディテール感、映像データの編集や伝送で失われてしまった情報を復元することで、写真や映像の鮮鋭感や美しさを再現可能だとしている。両機は細い文字や線などを強調させるモード「リアリティテキスト機能」を追加し、文字資料や表計算資料もはっきり投写することができる。

両機ともに、上下方向にスクリーン全高の70%~-5%、左右方向でスクリーン全幅の±32%のレンズシフトが可能。レンズの可動域が大きいことで、投写位置や投写距離の選択肢を広げている。プロジェクターを高い位置に設置し、低い位置へ投写することで、プレゼンターが投写光から受ける影響を減らすなど、より柔軟で効果的な設置が可能。さまざまなスクリーンサイズ・投写距離に対応できるように6種類のレンズ(別売)も用意されている。

また、プロジェクター設置時の設定情報を、別のプロジェクターにコピーして活用できる「データクローニング機能」を新搭載。複数のプロジェクターを設置する際、設定作業の手間を軽減できるとしている。

VPL-FHZ85の本体サイズは、従来機比で奥行を約20mm小型化、本体重量を約3kg軽量化し、7,000lm以上のレンズ交換式3LCDレーザー光源プロジェクターにおいて、最少・最軽量を実現しているという。

プリセットされた4つの「設置場所」モードを切り替えることにより、画質や光源出力レベル、冷却システムを自動的に調整し、使用環境に適した映像の投写が可能。新たに搭載した本体内蔵の照度センサーおよび「アンビアンス機能」と連動することで、より精度の高い調整を実現する。

明るい環境下での文字の視認性を重視した基本設定の「会議室/教室モード」や、より静穏性を重視した「美術館モード」、コントラストを高めたインパクトある画質を再現する「娯楽施設モード」、複数台での投写時において色合わせを最適化した「マルチスクリーンモード」など、さまざまなシーンに適した設定を簡単に行える。

「会議室/教室モード」では、プロジェクターの使用頻度を常に把握し、使用状況に応じてレーザー出力を制御することで、長期にわたり明るさを維持しながら安定した運用を実現しているという。