Blackmagic Designによると、「Insecure(原題)」、「Scenes From a Marriage(原題)」、「American Horror Story:Double Feature(原題)」など、60本以上の2021年秋季テレビ番組および配信シリーズで、 同社のデジタルフィルムカメラや、DaVinci Resolve Studio、編集/グレーディング/VFX/オーディオポストプロダクションソフトウェア、その他の製品が使用されたという。

今秋の新番組および人気番組の新シリーズには、パイロット版にURSA Mini Pro 12KおよびPocket Cinema Camera 4Kを使用した「Ghosts(原題)」、バーチャル制作のワークフローにBlackmagic Design製品を使用した「STATION 19」、グレーディングにDaVinci Resolve Studioを使用した「キング・オブ・メディア」、「ザ・シンプソンズ」、「ビリオンズ」などのシリーズが含まれる。

また、多くのプロダクションがリモートで行われたことにより、ATEM Mini Proの需要が高まったとしている。「Doogie Kamealoha、M.D.(原題)」のVFXチームなどがリモート制作の際に使用した。

Muse VFXのVFX監修であり、共同設立者であるフレッド・ピエンコス氏は語る。

視聴者たちが自分の好きなシリーズに求める品質とクリエイティビしのハードルは、毎年上がり続けています。今年の番組は、視聴者からのこれらの期待に応えつつ、安全に制作するという今までに例のない挑戦に向き合う必要がありました。

柔軟に使用できクリエイティブな面にフォーカスできる、信頼性の高いツールがこれまで以上に求められています。そのため、私たちはBlackmagic Design製品に頼り続けています。

Blackmagic Designカメラを使用している2021年秋季シリーズ

  • 「ブルーブラッド~NYPD家族の絆~」:Filmworks/FX NYのVFX監督、Mike Warren氏が、VFXショットにBlackmagic Production Camera 4Kを使用
  • 「The Equalizer(原題)」:Stefan Czapsky撮影監督が、インサートショットにPocket Cinema Camera 4Kを使用
  • 「Ghosts(原題)」:Judd Overton撮影監督が、パイロット版のセレクトショットにURSA Mini Pro 12KおよびPocket Cinema Camera 4Kを使用
  • 「ナンシー・ドリュー」:Shamus Whiting-Hewlett撮影監督が、セレクトショットにPocket Cinema Camera 6K Proを使用
  • 「NCIS」および「The Neighborhood(原題)」:VFX監督のJohn Gross氏とFred Pienkos氏(Muse VFX)が、VFXプレートおよびエレメントの撮影にURSA Mini Pro 12Kを使用
  • 「Puppy Place(原題)」:Steve Gainer撮影監督(ASC ASK)が、URSA Mini Pro 12Kを使用
  • 「キング・オブ・メディア」:VFX監督のAaron Raff氏(Phosphene)が、VFXプレートおよびエレメントの撮影にPocket Cinema Camera 6Kを使用

ジャド・オーヴァートン撮影監督は次のようにコメントしている。

URSA Mini Pro 12KとPocket Cinema Camera 4Kのおかげで、パイロット版「Ghosts」の 難しいスタントショットの撮影が可能になりました。

Aカメラが入り込めないような不可能な場所でカメラをリグ組みする必要がありました。Blackmagic Designのカメラは小型で高性能なので、品質を保ちつつより良い映像を撮ることができました。Blackmagic Designのカメラがなければ、実現できなかったと思います。

VFXおよびビジュアルプロダクションにBlackmagic Design製品を使用している2021年秋季シリーズ

  • 「9-1-1:LA救命最前線」:VFX監督のBert Poole氏(SpinVFX)が、VFXワークフローでDaVinci Resolve Studioを使用
  • 「American Rust(原題)」:VFX監督のGreg Radcliffe氏とChristian Lowe氏(Phosphene)が、VFXワークフローでDaVinci Resolve Studioを使用
  • 「ブルーブラッド~NYPD家族の絆~」:VFX監督のMike Warren氏(Filmworks/FX NY)が、VFXワークフローでDaVinci Resolve Studioを使用。また、再生用にIntensity Shuttleを使用
  • 「Doogie Kamealoha、M.D.(原題)」:VFXアーティストのMike Gaines氏(InvisEffects)が、VFXワークフローでDaVinci Resolve Studioを使用。また、リモートコラボレーションにATEM Mini Proを使用
  • 「インセキュア」、「Liza on Demand(原題)」、「NCIS」、「NCIS:LA~ 極秘潜入捜査班」、「The Neighborhood(原題)」、「One of Us Is Lying(原題)」、「Queens(原題)」、「Y:ザ・ラストマン」:VFX監督のJohn Gross氏とFred Pienkos氏(Muse VFX)が、合成にFusion Studioを使用。また、VFX編集作業にDaVinci Resolve Studioを使用
  • 「STATION 19」:VFX監督のSam Nicholson氏(Stargate Studios)が、バーチャルプロダクションにDaVinci Resolve Studio、DaVinci Resolve Micro Panels、UltraStudioおよびDeckLinkキャプチャ・再生テクノロジーを使用

Stargate Studiosの創設者であり、CEOであるASCのサム・ニコルソン氏は次のようにコメントしている。

「STATION 19」のような番組では、プロダクションでVFXを中心に押し出す、革新的なバーチャルプロダクション技術が使用されています。

弊社のリアルタイム・バーチャル・プロダクションシステム、ThruViewを使用して、番組内の緊急車両のシーケンス用にドライビングプレートを作成しました。シアトルの消防士たちが、助けを求めるコールに応えて町中を駆け回るシーンです。私たちのワークフローは、DaVinci Resolve Studioから再生用のDeckLinkまで、Blackmagic Design製品を中心に構築されています。

ポストプロダクションにDaVinci Resolve Studioを使用している2021年秋季シリーズ

  • 「All American(原題)」、「バットウーマン」:Matt Lear氏(Mad Old Nut Productions)がグレーディング
  • 「American Horror Story:Double Feature(原題)、「真相 – Truth Be Told」:Jeremy Sawyer氏(Light Iron)がグレーディング
  • 「B Positive(原題)」、「Bob Hearts Abishola(原題)」:Sparkle氏(Picture Shop)がグレーディング
  • 「The Big Leap(原題)」、「South Side(原題)」:Aidan Stanford氏(Arsenal)がグレーディング
  • 「Big Sky(原題)」のエピソード114、115,116、「The Cleaning Lady(原題)」のパイロット版:Paul Allia氏(Picture Shop)がグレーディング
  • 「ビリオンズ®」:Joe Gawler氏(HARBOR)がグレーディング
  • 「Doogie Kamealoha、M.D.(原題)」:Frederik Bokkenheuser氏(Picture Shop)がグレーディング
  • 「フィアー・ザ・ウォーキング・デッド」、「ウォーキング・デッド」、「ウォーキング・デッド:ワールド・ビヨンド」:Chris Boyer氏(Picture Shop)がグレーディング
  • 「THE GAME(原題)」、「The Girl in the Woods(原題)」、「The Next Thing You Eat(原題)」、「Sacrifice(原題)」:Scott Klein氏(Light Iron)がグレーディング
  • 「グッド・ドクター 名医の条件」、「ニュー・アムステルダム 医師たちのカルテ」:Larry Field氏(Arsenal)がグレーディング
  • 「ゴシップガール」、「Scenes From a Marriage(原題)」、「Station Eleven(原題)」、「キング・オブ・メディア」:Sam Daley氏(Light Iron)がグレーディング
  • 「Home Economics(原題)」:Shaley Brooks氏(Iris Digital Post)がグレーディング、Thomas Galyon氏(DigitalFilm CSI)がDolby Visionマスタリング。
  • 「Insiders(原題)」、「ペーパー・ハウス」:Fernando M. Cos-Gayón氏、David González氏、Pepe Abellán氏(PICNIC)がグレーディング
  • 「Lの世界® ジェネレーションQ」:Nicholas Hasson氏(Light Iron)がグレーディング
  • 「レガシーズ」、「Roswell、New Mexico(原題)」:Charlie Tucker氏(Point 360)がグレーディング
  • 「A Million Little Things(原題)」、「Ordinary Joe(原題)」:Russell Lynch氏(ColorTime)がグレーディング
  • 「Mr. コーマン」:Phil Beckner氏(FotoKem)がグレーディング
  • 「マードック・ミステリー~刑事マードックの捜査ファイル~」、「Slasher:Flesh and Blood(原題)」:Michael Dobroski(Picture Shop)がグレーディング
  • 「NCIS」:George Delaney氏(Picture Shop)がグレーディング
  • 「NCIS:LA~極秘潜入捜査班」:Thomas Galyon氏(DigitalFilm Tree)がグレーディング
  • 「NYC Epicenters 9/11→2021½」:Roman Hankewycz氏(HARBOR)がグレーディング
  • 「Only Murders in the Building(原題)」:Nat Jencks氏(PostWorks New York)がグレーディング
  • 「Our Kind of People(原題)」:Aurora Gordon氏(Arsenal)がグレーディング
  • 「Penn and Teller:Fool Us(原題)」:Jeff Jacobson氏がグレーディング
  • 「Queens(原題)」、「STATION 19」:Roy Vasich氏(Picture Shop)がグレーディング
  • 「ザ・シンプソンズ」:Jason Fabbro氏(Picture Shop)がグレーディング
  • 「Tough As Nails(原題)」:Crash Carlucci氏(Baked Studios)がグレーディング
  • 「Walker(原題)」:Tony D’Amore氏(Picture Shop)がグレーディング
  • 「Yellowjackets(原題)」:Patrick Woodard氏(Point.360)がグレーディング

Light Ironのシニアカラリスト、サム・デイリー氏は、次のようにコメントしている。

ポストプロダクションはコロナ禍に対応せざるを得なかったため、DaVinci Resolve Studioのような多目的で広く普及しているプラットフォームを使用できたことに感謝しています。

自宅とスタジオで仕事を行い、他のポストスタジオとコラボレーションすることもありましたが、DaVinci Resolve Studioのおかげで、連続性をシームレスに保つことができました。また、HDRでの納品に対する需要が高まっていますが、Resolve 17の新しいカラーマネージメントでは、SDRでのグレーディングで構築したクリエイティブな意図を損なうことなく、正確な変換が可能でした。

プロダクションにBlackmagic Design製品を使用している2021年秋季シリーズ

  • 「Bull」:DITのキース・パトナム氏が、Smart Videohub 20×20ルーター、UltraStudio HD Miniキャプチャ・再生、DaVinci Resolve、Mini Converters SDI Distributionを使用
  • 「DOPESICK アメリカを蝕むオピオイド危機」:DITのDaniele Colombera氏が、SmartScope Duo monitor、Smart Videohub、DaVinci Resolve、UltraStudio Mini Monitor、複数のDeckLinkキャプチャ・再生カードおよびMini Convertersを使用
  • 「The Goldbergs(原題)」:DITのKevin Mills氏が、Smart Videohub 16×16、Smart Videohub CleanSwitch 12×12、SmartView Duoモニター、DaVinci Resolve、Mini Converter SDI Distribution、DeckLink Mini Monitor、DeckLink Mini Recorderを使用
  • 「ナンシー・ドリュー」:DITのMichael Sangalong氏が、Smart Videohub 12×12、UltraStudio 4K、DaVinci Resolve、MultiView 4モニター、Mini Converter SDI DistributionおよびMini Converter HDMI to SDIを使用
  • 「リバーデイル」:DITのElmer Ventura氏が、DaVinci Resolve、Smart Videohub 20×20、Smart Videohub 12×12、Mini Converter SDI Distribution 4K、Micro Converter BiDirectional SDI/HDMI、UltraStudio Monitor 3G、SmartScope Duo 4Kを使用
  • 「Slasher:Flesh and Blood(原題)」:DITのMehran Jabbari氏が、レビューおよびデイリーへのLUTの適用にDaVinci Resolveを使用