Blackmagic Designの発表によると、ライブスポーツのスペシャリストであるSpecmediaが、ATEMプロダクションスイッチャーおよびURSA Broadcastを基軸としたUltra HD中継車にアップグレードしたという。

ベラルーシサッカー連盟とのパートナーシップを拡張・強化するために設計されたこの中継車は、HDおよび4Kに対応しており、男子リーグおよび女子チャンピオンシップ両方の試合の放送に用いられている。Specmediaの最高責任者であるディミトリー・セルギーフ氏は、次のようにコメントしている。

ベラルーシサッカー連盟とは数年に渡って緊密に仕事をしており、新しいシーズンを迎えるにあたって、視聴者により良い映像を届けるために大きな改革を行うことにしました。これには、ゴールの後ろとオフサイドの位置に新たにカメラを追加することも含まれます。

これは、これまでのPPUセットアップからの大きな前進となりました。かつては各試合が行われる競技場で毎回セットアップし直す必要があったのですが、新しいシステムはより包括的で柔軟な中継放送のソリューションで非常に助かっています。

現在、最大10チャンネルのURSA BroadcastおよびBlackmagic Studio Camera 4Kカメラが、Mini Converter Optical Fiber 12Gを介して10G SFPファイバーネットワークで各競技場に配置され、カメラの信号を中継車のSmart Videohub 20×20ルーターに送信するためにATEM Talkback Converter 4Kが使用されている。

ンテンツはプログラムのミックス、アクションのリプレイ、放送グラフィックの追加のために、中継車内の5名の各担当者に送信。試合のフィードのミックスには、ATEM 1 M/E Production Studio 4KとATEM 1 M/E Advanced Panelが使用されており、グラフィックおよびタイトルはプログラム1に追加され、プログラム2はバックアップとして使用されている。 その後、フィードはSRTまたはRTMPを介して放送エンコーダーに送信される。

ほとんどの放送が、プログレッシブ・スキャンを用いるオンライン用なので、通常は1080p50を使用しています。テレビネットワーク用にコンテンツを提供する必要がある場合、Teranexスタンダードコンバーターでインターレースに変換しています。

同社の中継車では、ベラルーシ・アイスホッケー協会およびベラルーシボクシング連盟のトーナメントや、様々な会議およびコンサートの中継も行っている。

柔軟性が高いことが必須条件でした。また、セットアップがすばやく行えることも重要でした。そこで、ベラルーシ国内のあらゆる屋内・屋外施設の放送ポートと接続できるように中継車を構築しました。また、さらに柔軟性を高めるために中継車への給電方法も3つから選べるようになっています。

Blackmagic Designのワークフローに基づいてソリューションを構築することで、パワフルでありながら対費用効果の高い中継車を完成させることができ、クライアントに対してハイエンドのプロダクションを提供できるようになりました。ワークフローは分かりやすく、簡単に操作できるため、クライアントの要望を見たし、素晴らしいコンテンツを制作できています。