キヤノンブースでは、「変化の時期を迎えている映像・放送業界に対応する製品を提案する」というコンセプトで、放送用・業務用レンズのほか、動画撮影が可能な一眼レフカメラEOS 7DやiVIS HF21、XH G1Sを使ったソリューション提案など、業務用・民生用といった枠にとらわれない出展を行った。また、キヤノンが発売したビデオカメラは記録媒体にテープを採用していたが、まだモックアップの状態ではあったが、テープを使わないファイルベースビデオカメラが出展され、注目を集めていた。

■キヤノンマーケティングジャパン・ブースレポート

(*プレイリストで全本流れます)

■Canon放送業務用機器

■Canon HJ15e×8.5B KRSE-V

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キヤノン独自の「バリアングルプリズム」の搭載により、広角端から望遠端までズーム全域での高い防振性能と幅広い補正角を実現した。さまざまな状況において、ブレのない安定した映像を確保。撮影状況に応じて選べる4通りの防振モードを装備している

■Canon KJ22e×7.6B IRSE

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2/3型の撮像素子を搭載したHDTVカメラ用の22倍ポータブルズームレンズKJ22e×7.6B IRSE。非球面レンズを採用し、像面湾曲やコマ収差を良好に補正。画面周辺部まで解像力とコントラストを高めてたほか、色にじみを抑えた優れた光学性能を達成している

■ Canon DIGISUPER 27AF

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独自のオートフォーカス機構を搭載したHDTV対応27倍スタジオ用TVズームレンズDIGISUPER 27AF。レンズ材料にUD(Ultra Low Dispersion)ガラスや蛍石を使用することにより、広範囲の諸収差補正を可能にした

■ Canon EOS シリーズ

■ Canon EOS 7D

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APS-Cサイズの約1800万画素CMOSセンサーを採用したEOS 7D。マニュアル露出対応で、フルHD動画記録機能・EOSムービーを搭載。1920×1080(30p/25p/24p)のフルHD記録が可能

■ Canon ビデオシリーズ

■ Canon XH G1S とポータブルレコーダー・ワークフロー 

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HD-SDI出力を装備したXH G1Sと最近各社から発売されたポータブルビデオレコーダーとの組み合わせを披露。バックアップ記録だけでなく、カメラ部の性能を生かしたクォリティの高い記録の可能性を提案

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防水ケースに収納されたiVIS HF21とフィッシュアイ製の防水LEDライトFIX 1000DXとを組み合わせた水中撮影システムの紹介

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ファイルベースビデオカメラの参考出品。詳細は未定だが、1/3光学系を採用し、メモリー記録可能なビデオカメラを計画中とのこと。発表は早くても来年以降になる模様

■ Voice from Canon