キーテクノロジーステージでのディバイスを組み込み製品化へ向けたのがライフ&ソサエティステージといえるだろう。トピックとなる製品はVol01Vol.02で紹介されているが、大きな流れはエネルギー関係と広い意味でのマンマシーン・インターフェースが最近の流れといえそうだ。

なお、ライフ&ソサエティステージは前回までの「ホーム&パーソナルゾーン」と「ビジネス&ソサエティゾーン」を一体化し、シームレスな連携が生み出すスマートな暮らしや社会を提案するステージでスマートモビリティイノベーションはその一部となっており、実際の車の走行や電動自転車の試乗コーナーなどがあるため大きなスペースを占めている。プロダクトやサービスだけをただ紹介する時代は終焉を迎えている事は言うまでもない。最後にそんなライフ&ソサエティステージから未来が垣間みられるものをピックアップした。

TDK
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磁気共鳴方式ワイヤレス電力伝送システムのデモ。プラグからの充電のほか、ワイヤレス充電、走行中充電に対応。走行中充電に対応するには、給電システムを道路に装備する必要がある

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ケーブル無しで充電可能な3D給電システム。車庫などに駐車している状態で充電可能で、通常充電時3kW、急速充電時20kW、システム全体の効率は80-90%を目標としている

SHARP
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シースルー太陽電池SUNVISTAを採用した窓ガラス充電システムのデモ。半透明の太陽電池により採光と発電を両立することが可能。すでに鈴鹿市庁舎などに導入実績があるという

NEC
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マンションなど集合住宅を中心としたスマート充電ステーションによる新しい街づくりの提案。スマートエネルギーサービス事業をクラウドと連携することで充電サービスや集合住宅の節電・デマンドレスポンスなどを統合

東芝
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世界トップレベルの発電効率を誇る太陽電池パネル。最大セル変換効率22.6%という住宅用太陽電池としては世界最高の発電効率を誇るパネルにより、限られたスペースを最大限に活用することでより多くの発電を可能としている

クラリオン
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ソーラーパネル搭載のポータブルデジタルスピーカー。スマートフォンやノートPCなどとBluetooth接続でワイヤレスで使用する事ができる。充電時は裏面に装備された太陽電池で充電可能。電源OFF時はスマートフォンの充電もできる

マスプロ電工
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家庭用セキュリティシステムカメラ付きお留守番チェッカー。センサーが動くものを感知するとカメラで映像を撮影し、スマートフォンやPCへメールで知らせることが出来るほか、必要に応じて簡易動画(5コマ/秒)で確認することも可能

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姉妹機種としてペットや家族の動きを自動追尾する機能や鳴き声や声、室温変化などを感知してメールで知らせるお部屋を見守るライブカメラも10月下旬から発売する

TOSY
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音楽や音に反応して踊るダンスロボットDiscoRobo。右はMP3プレーヤーを内蔵したモデルで来年発売予定。価格は1万円以下になる模様

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お絵かきロボSketRobo。まだプロトタイプの状態で内蔵メモリーに記録された線画を描くことができるようになっているが、ユーザー登録やカメラを搭載したモデルも予定されているという

NTTドコモ
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ネットワーク接続機能を持った家庭用ロボットしゃべってロボ。NECの家庭用ロボットを応用したもので、音声認識機能を搭載しており、会話でネットからの情報のやり取りや携帯との連携が可能

富士通
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映像を媒介とした新通信技術。テレビやデジタルサイネージで表示された映像を撮影することで、映像に埋め込まれた情報を利用できる技術で、クーポンの発行や各種予約、商品購入などに利用できる

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富士通の全周囲立体モニターシステム。車両に取り付けた4方向のカメラ画像を3次元モデル上で合成する技術により、全方位を自由な視点で表示することを可能

ソニー
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ソニーのヘッドマウントディスプレー。1280×720ピクセルの0.7型有機ELパネルを搭載することで、仮想画面サイズ750インチ相当を実現。昨年発売のHMZ-T1の改良機種で交換式ヘッドホンにより2chや5.1chサラウンド対応など仕様変更が可能なほか、90gほど軽量化された

アプリックス
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スマートフォンの持つ音声認識による操作や音声入力、GPSによる位置情報、Webサービスなどの機能を放送機器や業務用映像機器に適応させることで、地図上へのプロットのほか、気温や照度、天気の自動記録、自動配信によるメールやTwitter、ブログによる情報共有など最新の技術やサービスを安く簡単に活用できるシステムを披露していた

日産自動車
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リーフをベースにした自動運転機能を搭載したテストカーNSC-2015。ドライバーが携帯端末から指示することで、自動走行や駐車のほか、不審者などの動きを感知してドライバーの携帯端末通報を行うなどセキュリティ機能も搭載している

特別展示Smart Mobility Innovation2012
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ヤマハの電動アシスト自転車やトヨタのコムスなどが試乗できる。CEATEC JAPANと東京モーターショーのコラボレーション企画