PRONEWS

  • imgABOUT
  • imgTWI
  • imgFB
  • imgYTU
  1. トップ
  2.  > 
  3. 特集
  4.  > 
  5. [CP+2013:新映像創世記]Vol.02 プロ向け動画エリアの新設とコンデジの進化
News

[CP+2013:新映像創世記]Vol.02 プロ向け動画エリアの新設とコンデジの進化

#Report NOW! #CP+ #CP+2013:新映像創世記

2013-02-02 掲載

1 2 3

引き続き会場からお届けする。初日の午前中は特別招待者・プレス関係者・プレミアチケット持参者のみという限定された人たちだけが入場できる時間帯。穏やかな快晴ということもあり、多くの来場者で賑わった。昨年はニコンやキヤノンがフラッグシップデジタル一眼を発表したこともあり、初日の登録来場者は11,711人。今年は10,692人と1000人ほど少ないが会場の熱気は昨年以上といった印象である。先ごろキヤノンは2013年12月期の連結営業利益が前年比26.6%増を発表しており、円安による景気回復の兆しがこうしたイベントでも現れているのかもしれない。

CP+は、主催者の変遷とともにカメラショーや用品ショーなどを融合したフォトイメージングエキスポからCP+へ変革を遂げ、時代とともに出展の内容も毎年のようにリニューアルしているが、今年はプロ向け動画エリアを新設した。そのためなのか、既にスチールカメラで動画が撮影できることが特に目新しいことではなくなったせいか、各社のブースも動画を前面に打ち出すこともなく、単に機能の一つとして動画撮影をアピールするようになったようだ。

今年から新設されたプロ向け動画エリア

CP2013_DSC_0488.jpg

新設されたプロ向け動画エリアにはどのような製品が出展されているのだろうか、まずはそこから見てみよう。今年から新設されたプロ向け動画エリア。InterBEEやNABでお馴染みのメーカーが出展しているが、カメラメーカーの出展はなく、周辺機器メーカーで構成されている。

NEP
CP2013_DSC_0494.jpg

オンボードLEDライトCOBERシリーズ。色温度5600KのCOBRA-56シリーズ、3200KのCOBRA-32シリーズの他、白色LEDとの組み合わせで色温度が可変できるシリーズがある。

平和精機工業
CP2013_DSC_0496.jpg

デジタル一眼でもシネスタイルで動画撮影を行う場合LCDモニターやマットボックスなどを装着するとそれなりの重量になる。RS-450はそうした用途にも最適な三脚だ。

グラスバレー
CP2013_DSC_0507.jpg

EOSムービー対応や10bit対応のカラーコレクション、4Kプロジェクトプリセットの追加、3D編集機能、マルチフォーマットのリアルタイム混在編集、ラウドネスメーターなどの機能が追加されたEDIUS Pro 6.5。

銀一
CP2013_DSC_0515.jpg

小型ビデオカメラ用バッテリーやDタップによる電源供給が可能で、調光やワイヤレスリモートにも対応したCINEROID LEDライト。タングステンタイプのL10C-3KとデーライトタイプのL10C-5Kの2タイプがある。

IDX
CP2013_DSC_0522.jpg

DSLRカメラ向けビューファインダーAlphatron EVF-035W-3G 。HD-SDIやHDMI入力に対応したほか、ライブビュー/録画/再生の設定に応じて画像をスケーリング表示するDSLRスケール機能を搭載している。

CP2013_DSC_0527.jpg

DタップやUSB端子を装備しており、12V系のほか5V機器への電源供給ができるVマウントタイプ リチウムイオンバッテリーDUO-150。3月発売予定。

Blackmagic Design
CP2013_DSC_0533.jpg

当初発表のEFマウントのほかMFTマウントモデルが使いされたBlackmagic Cinema Camera。MFTマウントはフランジバックが短いので、アダプターを使用することで、様々なレンズを装着することが可能。

レッドディジタルジャパン
CP2013_DSC_0544.jpg

5KのMysterium-Xセンサーを搭載したRED EPIC。6KのDRAGON センサーへはアップグレードか周辺機器を含めた購入価格$50,000を越えた場合に提供されるという。静止画は無料ソフトウェアRedcine-X Proにより動画から抽出する。

KPI
CP2013_DSC_0559.jpg

参考出展されていたミラーレスVCC。キヤノンやニコンのデジタル一眼レフカメラ用VCC Proシリーズのミラーレス一眼用対応のもので、スチールカメラ用の各社のレンズを装着してアオリ撮影ができる。KPIは駒村商会のビデオ事業部を引き継ぎこうした商品も扱うようになった。

テクニカルファーム
CP2013_DSC_0573.jpg

キヤノンEFレンズのデジタルシネマ用改造サービス。スチールカメラ用のレンズをデジタルシネマとして使う場合フォローフォーカスのギアの問題のほか、F値の表示やフォーカスリングにストッパがなく回ってしまうという問題があったがこの改造によりシネ仕様のレンズとすることができる。改造価格は20-30万ほど。

テイク
CP2013_DSC_0583.jpg

HDMIによりデジタル一眼の動画をProResまたはAvid Codecsで記録できるレコーダーATOMOS NINJA 2。小型軽量、明確簡単な操作のほか実売10万以下で購入可能なので、デジタル一眼と組み合わせて使用するのは使い勝手、価格バランスともにぴったりといえよう。

CP2013_DSC_0584.jpg

ATOMOSのHDMI to SDIコンバーターとSDI to HDMIコンバーター。小型ビデオカメラ用のバッテリーで駆動できる小型コンバーターで、HD-SDI装備の業務用機器と民生用で多用されているHDMI機器と接続に便利。

EOSによるデジタル一眼によるデジタルシネマ撮影のスタイルは、スチールカメラ用レンズの利用のほか、様々な分野へ波及し、すっかり定着した感がある。こうしたコーナーが元々スチールカメラのイベントだったCP+の中にできたということは興味深く今後どのように発展していくのか楽しみである。

1 2 3

[ Category : ]
[ DATE : 2013-02-02 ]
[ TAG : ]

この記事に関連する記事一覧

[CES2020]Vol.11 Crystal LEDとAtom Viewで実現するヴァーチャルセット最前線~まさにリアルを超える?!

txt:西村真里子・猪蔵・編集部 構成:編集部 リアルとバーチャルの境目がなくなる影像制作 CES 2020はそれまでのCESの歴史から大きくシフトを宣言している年であ... 続きを読む

[CES2020]Vol.10 テレビ局が不在でも完全に8Kが主流のCES2020

txt:江口靖二 構成:編集部 CES 2020の主流が「8K」となった理由 CES 2020では完全に8Kが主流である。グローバルで市場を牽引する中国とアメリカでは、... 続きを読む

[CES2020]Vol.09 「次の10年のエンターテインメント・プラットフォーム」とは?〜モバイル向け動画配信サービスQuibiスタート直前

txt:加藤薫(博報堂DYメディアパートナーズ) 構成:編集部 モバイル向けストリーミングサービス「Quibi」とは? 生活を変えるテクノロジーのショーケースとして... 続きを読む

[CES2020]Vol.08 日常が“つながる”と意外なものがメディアになる?未来の生活を彩るものたち

txt:平野陽子 (大広) 構成:編集部 2020年1月7日~1月10日、米国ラスベガスにて「CES 2020」が開催された。すでに多くのメディアで語られているが、再度振り返... 続きを読む

[CES2020]Vol.07 人工人間、身体性が問われるテクノロジー「NEONプロジェクト」

txt:西村真里子 構成:編集部 CES 2020で注目のテクノロジー「NEON」とは CES 2020の日本のスタートアップが出展するEureka Parkに... 続きを読む

[CES2020]Vol.06 目の付け所がAIなプロダクトが続々登場〜会場から見えてくるAIプロダクト達

txt:江口靖二 構成:編集部 進化する画像センサーがより良い未来を作る サムスンの「Ballie」は目の付け所がサムスンなプロダクトだ。百聞は一見にしかず、サムス... 続きを読む

[CES2020]Vol.05 航空会社として初基調講演。デルタ航空が考えるイノベーション〜パラレル リアリティ ディスプレイ

txt:江口靖二 構成:編集部 航空会社として初めての基調講演 CESでのキーノートには、例年家電メーカーであったり、インテルやクアルコムのようなチップ系のメーカー、最近では自... 続きを読む

[CES2020]Vol.04 より多くの人を集めるために〜CESにおける「見せ方」と「ブランディング」効果とは?

Audiのブースは上からキラキラしたリボンが無数に装飾されており、否が応でも足を踏み入れたくなる txt:清水幹太 構成:編集部 来場者の気を引く“見せ方”は多種多様 ... 続きを読む

[CES2020]Vol.03 一般化を迎えたカテゴリーに花開く、味わい深いプロダクトたち〜展示会スタート

txt:清水幹太 / 編集部 構成:編集部 いよいよ展示会が始まる MediaDayが終わり、CES展示会場での展示がいよいよ始まった。CESの他の展示会と大きく違う点... 続きを読む

特集記事

ATEM WORLD ATEM WORLD
ラインナップ充実のATEM Miniシリーズの選び方や使いこなしをご紹介。
SIGGRAPH2020 SIGGRAPH2020
オンライン開催されたVFXの祭典・SIGGRAPH2020をレポート。
映像基礎講座 映像基礎講座
映像の基本や基礎知識を学ぶ。映像制作初心者はもちろん、熟練者ももう一度初心に立ち返ろう。
	
Shoot with Vlog cam Shoot with Vlog cam
個人の動画ブログ「Vlog」が隆盛するいま、Vlog用カメラを通して映像を撮ることを数回にわたり考える。
Camera Preview 2020 Camera Preview 2020 Part II
2019年から2020年春にかけて発表された話題の新製品やカメラシステムを紹介。
Camera Preview 2020 Camera Preview 2020 Part I
2019年から2020年春にかけて発表された話題の新製品やカメラシステムを紹介。
AfterCOVID-19 映像業界サバイバル AfterCOVID-19 映像業界サバイバル
社会的危機となっている新型コロナウイルス拡大の状況を分析し、今何が起こり、何が必要で、その後に何が訪れるのかを考えてみる。
Film Shooting Rhapsody 上映編 Film Shooting Rhapsody 上映編
16mmフィルムトライアルルームの荒木泰晴氏によるフィルム特集第2弾。今回はフィルム現像から紹介する。
再現:NAB2020 再現:NAB2020
米国ラスベガスにて開催予定だった世界最大の放送機器展覧会 2020 NAB Showでお披露目される予定だった内容を再現していく。
Film Shooting Rhapsody Film Shooting Rhapsody
16mmフィルムトライアルルームの荒木泰晴氏によるフィルム特集第2弾。
再現:CP+2020 再現:CP+2020
開催中止となってしまったCP+2020をPRONEWS誌面上で再現して行く。
CES2020 CES2020
米国ラスベガスで開催された世界最大の国際家電見本市 CES2020をレポート。
PRONEWS AWARD 2019 PRONEWS AWARD 2019
2019年は映像業界にとってどんな年だったのだろうか。PRONEWS AWARDで部門ごとに振り返る。
Inter BEE 2019 Inter BEE 2019
千葉幕張メッセにて開催される国際放送機器展“Inter BEE“をレポート。
InterBEE 2019の歩き方 InterBEE 2019の歩き方
今年もInterBEEの歩き方をジャンル別にピックアップし、6種類のコースを紹介。
  1. トップ
  2.  > 
  3. 特集
  4.  > 
  5. [CP+2013:新映像創世記]Vol.02 プロ向け動画エリアの新設とコンデジの進化