PRONEWS

  • imgABOUT
  • imgTWI
  • imgFB
  • imgYTU
  1. トップ
  2.  > 
  3. 特集
  4.  > 
  5. [CP+2014:新映像創世記]Vol.01 CP+開幕。新しい映像の世界を見る
News

[CP+2014:新映像創世記]Vol.01 CP+開幕。新しい映像の世界を見る

#Report NOW! #CP+ #CP+2014:新映像創世記

2014-02-14 掲載

1 2 3

キヤノン | 新旗艦モデルのPowerShot G1 X Mark IIをアピール

CP2014_01_03.jpg

今年のCP+のもっとも広いブースの出展社はキヤノンとニコンだ。そこでまずはキヤノンブースの様子から紹介しよう。キヤノンといえばCINEMA EOSだ。ブースではEOS-1D Cと手元でズームやフォーカス、アイリスが操作できる「Cmotion」と組み合わせたEOS C500の2台が展示されていた。CP+ではCINEMA EOSは馴染みが薄いと思われるだろうが「結構足を止めて見たり、実際に操作をされたりする方が多い」とのことだ。

CP2014_01_04.jpg C500とレンズコントロールシステムのCmotion、レンズはCN-E30-300mmを組み合わせた状態で展示

さて、気になるのはCINEMA EOSの新機種だ。CINEMA EOSは2012年に一気にラインナップをそろえて、2013年は新機種などのリリースは一切なかった。そこで新機種リリースの様子を伺ってみると、やはり多くの人から同じように「新機種のリリースがないね。最近のCINEMA EOSは勢いないんじゃないの?」といわれることがあるという。

それは誤解で、近年のキヤノンはCINEMA EOSをISO80000の高感度に対応するファームウエアや画面の拡大表示位置の移動などのファームウエアの無償提供など、定期的に機能をアップする方向に力を注いでいるという。その結果、ユーザーからは新製品をリリースするよりファームのアップデートでの機能追加のほうが好評だという。ユーザーの声を聞いて積極的に実現するところに注力しているキヤノンの姿勢に今後注目といったところだ。

CP2014_01_05.jpg 4K動画収録に対応するEOS-1D C CP2014_01_06.jpg EOS-1D Cで撮った映像が4Kのモニターで公開されていた。鳥の質感など、さすが4Kと思わせる感じだった CP2014_01_07.jpg コンパクトデジタルカメラの旗艦モデル「PowerShot G1 X Mark II」

キヤノンが今年のCP+の会期に合わせて発表したのはコンパクトデジタルカメラの「PowerShot G1 X Mark II」やエントリークラス向けのデジタル一眼レフカメラ「EOS Kiss X70」などだ。

CP2014_01_08.jpg レンズにデュアルコントロールリングと呼ばれているものが搭載されており、ここにTv、Av、ISO感度、露出補正、MF時のフォーカス調整などを割り当てることが可能

ブース前面で積極的にアピールしていたのは「PowerShot G1 X Mark II」のほうだ。PowerShot G1 X Mark IIの特徴はレンズだ。従来機種はワイドが28mmだったが24mmへとより広角になっている。テレに関しても従来機種は112mmだったが120mmになっている。

CP2014_01_09.jpg 新開発のF2.0-F3.9を実現した大口径レンズも特徴だ

F値も従来機種はF2.8-F5.8だったが、F2.0-F3.9と明るくなっている。また、従来機種は最低撮影距離が20cmとよれないという欠点があったが、5cmを実現している。AF枠も9点から31点に強化されており、AFの領域も広くなっているなど、かなり魅力的なモデルといえよう。

CP2014_01_10.jpg 人気機種のEOS 5D Mark IIIやEOS 6Dを体験できるとあって混雑していた

一眼レフカメラ / ミラーレスカメラコーナーのハンズオンコーナーはEOS-1D XやEOS 5D Mark III、EOS 6D、エントリー向け一眼レフカメラのEOS Kiss Xシリーズ、ミラーレスカメラのEOS M2といったモデルが体験できるようになっていた。

CP2014_01_11.jpg APS-Cサイズで約1,800万画素のCMOSセンサーを搭載したEOS Kiss X70

特にEOS 5D Mark IIIやEOS 6Dなど定番の人気機種を多くの人が体験していた。ハンズオンコーナーの裏では新機種のEOS Kiss X70が展示されていた。APS-Cサイズで約1,800万画素のCMOSセンサーを搭載。動画の撮影機能はフルHDの30p / 25p / 24pに対応可能になったのが特徴だ。

CP2014_01_12.jpg EOS Kiss X50はプラスチック系の質感だったが、EOS Kiss X70はボディの上位機種と同じような質感を実現している CP2014_01_13.jpg ブース内で2014年に累計生産本数1億本を達成するEFレンズのメモリアル展示も行われていた

ニコン | 次世代フラッグシップモデル「D4S」を展示

CP2014_01_14.jpg

ニコンブース最大の注目は、プロ仕様の次世代フラッグシップモデル「D4S」の参考出展だ。ガラスケースで覆われていて、実際に触ることはできない状態で展示されていた。

CP2014_01_15.jpg D4Sもガラスケースに入れられた状態で展示されていた

発表されているのは、従来機「D4」と比較して新画像処理エンジンの搭載によってさらなる高画質化、AF性能の向上などを実現しているということだけだ。発売時期や発売価格などの詳細は未定とのことだ。

CP2014_01_16.jpg 背面はこのようなレイアウトやボタンになっている

新製品では、デジタル一眼レフカメラ「D3300」が展示されていた。ニコンDXフォーマットのデジタル一眼レフカメラの中ではもっともエントリーモデルとなる

CP2014_01_17.jpg エントリーモデルながら非常に高性能なD3300

キヤノンも同じエントリークラスのEOS Kiss X70を発表したが、ニコンのD3300は有効画素数2416万画素で光学ローパスフィルターレス仕様、約5コマ / 秒の高速連続撮影が可能と上回っている。ある意味、エントリークラスにしては非常に贅沢な機能を持っているカメラといってもいいだろう。

CP2014_01_18.jpg ニコンブースではさまざまな撮影体験コンテンツが行われていた。そのうちの1つがジオラマ撮影体験コーナーだ。よくみると横浜の街をそのまま再現したというとてつもないジオラマだ

パナソニック | 4Kミラーレス一眼「LUMIX GH4」に注目

CP2014_01_19.jpg

今年のCP+の大きな話題といえば、2月7日に開発発表された世界初の4Kミラーレス一眼「LUMIX GH4」の展示だ。GH4からは非圧縮の10ビット4:2:2をHDMIで出力をしてインターフェイスユニットに入力。そこから、1.5GのSDI 4本で4K30pの信号をモニターに出力しているというデモが行われていた。

CP2014_01_20.jpg 4Kミラーレス一眼「LUMIX GH4」

このGH4は民生用で4Kを家庭で使う場合はHDMIだが、インターフェイスユニットを使えば業務用のレコーダーやモニターにつなげることが可能になるというデモだ。その隣では、ロケの時間を気にせずに収録ができる仕様ということで、レコーダーにKi Proや業務用の12Vのバッテリーを搭載したGH4が展示されていた。

CP2014_01_21.jpg GH4とレコーダーを組み合わせた様子が展示されていた CP2014_01_22.jpg カメラで収録した映像をSDI出力し、そのまま4Kモニターにプレビューするというデモも行われていた

GH4を見て驚くのは外観だ。4K対応なのにサイズはGH3とまったく変わらない。ボディ自体はGH3の筐体を使っていて、正面の違いは機種名のロゴと右下にある「LUMIX」のLのマークの部分が黒になったぐらいだ。

CP2014_01_23.jpg GH4ではダイヤルの中央にボタンが搭載され、ロック機構が追加された

しかしボディは流用しているが、中身はGH3とぜんぜん違う形になっている。例えば、イメージセンサーや信号処理を行っているビーナスエンジンはまったく新しいものになっている。AFに関してはGH3よりも更に高速化されており、AFのエリア数は最大23点から最大49点へ大幅に増大している。シャッター寿命も20万回になった。気になるGH4の発売や価格だが未定とのことだ。

CP2014_01_24.jpg ペンタプリズム部分のデザインに線が入って見た目が変わった CP2014_01_25.jpg アイカップのサイズが大きくなっている CP2014_01_26.jpg 4K動画記録可能なUHSスピードクラス3対応SDXC/SDHCカードに対応
1 2 3

[ Category : ]
[ DATE : 2014-02-14 ]
[ TAG : ]

この記事に関連する記事一覧

[CES2020]Vol.11 Crystal LEDとAtom Viewで実現するヴァーチャルセット最前線~まさにリアルを超える?!

txt:西村真里子・猪蔵・編集部 構成:編集部 リアルとバーチャルの境目がなくなる影像制作 CES 2020はそれまでのCESの歴史から大きくシフトを宣言している年であ... 続きを読む

[CES2020]Vol.10 テレビ局が不在でも完全に8Kが主流のCES2020

txt:江口靖二 構成:編集部 CES 2020の主流が「8K」となった理由 CES 2020では完全に8Kが主流である。グローバルで市場を牽引する中国とアメリカでは、... 続きを読む

[CES2020]Vol.09 「次の10年のエンターテインメント・プラットフォーム」とは?〜モバイル向け動画配信サービスQuibiスタート直前

txt:加藤薫(博報堂DYメディアパートナーズ) 構成:編集部 モバイル向けストリーミングサービス「Quibi」とは? 生活を変えるテクノロジーのショーケースとして... 続きを読む

[CES2020]Vol.08 日常が“つながる”と意外なものがメディアになる?未来の生活を彩るものたち

txt:平野陽子 (大広) 構成:編集部 2020年1月7日~1月10日、米国ラスベガスにて「CES 2020」が開催された。すでに多くのメディアで語られているが、再度振り返... 続きを読む

[CES2020]Vol.07 人工人間、身体性が問われるテクノロジー「NEONプロジェクト」

txt:西村真里子 構成:編集部 CES 2020で注目のテクノロジー「NEON」とは CES 2020の日本のスタートアップが出展するEureka Parkに... 続きを読む

[CES2020]Vol.06 目の付け所がAIなプロダクトが続々登場〜会場から見えてくるAIプロダクト達

txt:江口靖二 構成:編集部 進化する画像センサーがより良い未来を作る サムスンの「Ballie」は目の付け所がサムスンなプロダクトだ。百聞は一見にしかず、サムス... 続きを読む

[CES2020]Vol.05 航空会社として初基調講演。デルタ航空が考えるイノベーション〜パラレル リアリティ ディスプレイ

txt:江口靖二 構成:編集部 航空会社として初めての基調講演 CESでのキーノートには、例年家電メーカーであったり、インテルやクアルコムのようなチップ系のメーカー、最近では自... 続きを読む

[CES2020]Vol.04 より多くの人を集めるために〜CESにおける「見せ方」と「ブランディング」効果とは?

Audiのブースは上からキラキラしたリボンが無数に装飾されており、否が応でも足を踏み入れたくなる txt:清水幹太 構成:編集部 来場者の気を引く“見せ方”は多種多様 ... 続きを読む

[CES2020]Vol.03 一般化を迎えたカテゴリーに花開く、味わい深いプロダクトたち〜展示会スタート

txt:清水幹太 / 編集部 構成:編集部 いよいよ展示会が始まる MediaDayが終わり、CES展示会場での展示がいよいよ始まった。CESの他の展示会と大きく違う点... 続きを読む

特集記事

	
Shoot with Vlog cam Shoot with Vlog cam
個人の動画ブログ「Vlog」が隆盛するいま、Vlog用カメラを通して映像を撮ることを数回にわたり考える。
Camera Preview 2020 Camera Preview 2020 Part II
2019年から2020年春にかけて発表された話題の新製品やカメラシステムを紹介。
Camera Preview 2020 Camera Preview 2020 Part I
2019年から2020年春にかけて発表された話題の新製品やカメラシステムを紹介。
AfterCOVID-19 映像業界サバイバル AfterCOVID-19 映像業界サバイバル
社会的危機となっている新型コロナウイルス拡大の状況を分析し、今何が起こり、何が必要で、その後に何が訪れるのかを考えてみる。
Film Shooting Rhapsody 上映編 Film Shooting Rhapsody 上映編
16mmフィルムトライアルルームの荒木泰晴氏によるフィルム特集第2弾。今回はフィルム現像から紹介する。
再現:NAB2020 再現:NAB2020
米国ラスベガスにて開催予定だった世界最大の放送機器展覧会 2020 NAB Showでお披露目される予定だった内容を再現していく。
Film Shooting Rhapsody Film Shooting Rhapsody
16mmフィルムトライアルルームの荒木泰晴氏によるフィルム特集第2弾。
再現:CP+2020 再現:CP+2020
開催中止となってしまったCP+2020をPRONEWS誌面上で再現して行く。
CES2020 CES2020
米国ラスベガスで開催された世界最大の国際家電見本市 CES2020をレポート。
PRONEWS AWARD 2019 PRONEWS AWARD 2019
2019年は映像業界にとってどんな年だったのだろうか。PRONEWS AWARDで部門ごとに振り返る。
Inter BEE 2019 Inter BEE 2019
千葉幕張メッセにて開催される国際放送機器展“Inter BEE“をレポート。
InterBEE 2019の歩き方 InterBEE 2019の歩き方
今年もInterBEEの歩き方をジャンル別にピックアップし、6種類のコースを紹介。
Film Shooting Rhapsody Film Shooting Rhapsody
フィルム撮影の経験をしたい人に向けてフィルム撮影で必要な各種の工程について解説していく。
IBC2019 IBC2019
欧州最大の業務用映像・音響の専門展示会「IBC2019」をレポート。
新世紀シネマレンズ漂流 新世紀シネマレンズ漂流
シネマレンズを中心に一眼やミラーレスデジタルカメラの動画撮影機能と組み合わせて使われる交換レンズの最新動向を紹介する。
  1. トップ
  2.  > 
  3. 特集
  4.  > 
  5. [CP+2014:新映像創世記]Vol.01 CP+開幕。新しい映像の世界を見る