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[CP+2014:新映像創世記]Vol.02 会場に踊る注目の製品群から[前編]

#Report NOW! #CP+ #CP+2014:新映像創世記

2014-02-15 掲載

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開催二日目から関東地方は大雪に見舞われ、3日目の2月15日土曜日は悪天候のための交通機関の運航中止、運行遅れなどが目立ち、異例の開催中止となった。今回は会場の中に見られる注目の製品群を取り上げて行きたい。

DJI | 本格的クアッドコプターで注目のDJIがCP+に初出展

CP2014_02_02.jpg 今まで手の届かなかった空撮を容易に実現してくれるDJIのPhantom 2

クアッドコプターや空撮装置で有名なDJIがCP+に出展と聞いて驚いた人は多いのではないだろうか。実際にブースではさまざまなクアッドコプターが展示され、ブース中央の囲いの中でデモ飛行が行われていた。

CP2014_02_03.jpg 変更されたPhantom 2用のバッテリー

その中で注目製品はやっぱり「Phantom 2」だ。特徴はホバリングの安定性だ。実際にブース中央で実際に飛行している様子を確認できるよになっていた。バッテリーの形や仕様も変更されたのもポイントだ。形状が変更されたことによりセットしやすくなり安全性も高くなった。容量も大きくなってPhantom 1では最大飛行時間が10分だったのに対して、Phantom 2では25分に延びている。

CP2014_02_04.jpg ジンバルにGoProを搭載したところ

本体の価格は75,000円で、ジンバルは40,600円だ。アマゾン内でDJI japanが直販を行っているというところも「おおっ!」と思うところだ。

RED | DRAGONセンサー搭載EPICやワークフローのデモを展示

CP2014_02_06.jpg 6KのDRAGONセンサーにアップグレードされたEPIC

昨年CP+に初出展したレッドディジタルジャパンだが、今年もCP+に出展していた。ブースの正面には6KのDRAGONセンサーにアップグレードされたEPICを展示していた。

CP2014_02_07.jpg REDCINE-Xから4KのEIZOのモニターに出力した4Kのワークフローの紹介

ブース奥ではREDCINE-Xから4KのEIZOのモニターに出力した4Kのワークフローの紹介を行っていた。ブース側面は4Kシネマプレーヤーの「REDRAY Player」を通じて4K 85インチのパネルに4Kフッテージを流すデモが行われていた。

CP2014_02_08.jpg REDRAYを通じて4K 85インチのパネルに4Kフッテージを流すデモ

REDRAYの特徴はHDMI 1.4の1本で試聴環境が作れるというところで、デジタルサイネージ関連で使われることが多いとのことだ。

GoPro NIPPON | 安定人気のHERO3+をアピール

CP2014_02_11.jpg スポーツなどでのGoProの設置例も紹介されていた

今年からGoProもCP+に出展してきた。CP+でもGoProの展示らしくブース中央には市販車をベースに作り上げたスーパーマシン「GoPro モンスタースポーツ スーパースイフト」が展示されていた。メインの展示はHERO3+だ。ブース内には多数の大型モニターが設置されていて、実際にGoProで撮影した迫力のある映像が流されていた。GoProは非常に小型なボディだが、高品質な映像が撮れるということをアピールしていた。

CP2014_02_10.jpg 洗濯バサミのようなクランプマウントとフレキシブルアームがセットになった「ジョーズフレックス クランプマウント」とHERO3+を組み合わせた例。どこでもGoProの固定が可能になり、自分撮りなどがしやすくなるアクセサリー

TOAST-TECHNOLOGYはマルチファンクショナルターンテーブルをアピール

CP2014_02_16.jpg タイムラプス撮影に対応したスライダードリーとTP-2を組み合わせ使用可能。横方向にドリー、さらに回り込むような移動ショットを実現することも

昨年11月に発売を開始したマルチファンクショナルターンテーブル「TP-2」が展示されていた。TP-2は、設置するスタイルによっていろいろなものに使えるターンテーブルだ。もともとは地球の日周運動に合わせて夜空の星を自動追尾し、長時間露光撮影時に星を点像に写すことが可能な天体撮影用自動追尾装置だが、タイムラプスムービーの撮影のための電動ターンテーブルにも対応する製品になった。

CP2014_02_13.jpg 天体撮影用赤道儀として使用した状態

例えば斜めに設置すると、星を自動的に追いかけてくれるモードになる。星、月、太陽など天体によって3種類のモードを選ぶことが可能だ。あとは自動で星の動きにカメラを合わせて追いかけてくれる。水平にセットすれば横方向に回転してくれるタイムラプスのマウントになる。

CP2014_02_14.jpg 市販のLブラケットと組み合わせて上下方向のチルティングに対応した状態

市販のLブラケットと組み合わせると上下方向のチルティングに対応できる。2台組み合わせると、パンとチルトを別々の速度、別々の方向が設定できてより複雑なモーションシミュレーションができる。スライダードリーと組み合わせるといったことも可能だ。例えば木があったら、木を回り込みながら星空が動いているような演出ができるシステムを実現できるようになる。

CP2014_02_15.jpg 2台組み合わせればパンとチルトを別々の速度、別々方向の設定が可能だ

記録メディア団体や記録メディアメーカー展示から4K時代の記録メディアを再確認

CP2014_02_17.jpg スピードクラス10やU1は最低速度が10MB/秒だったが、U3は30MB/秒に設定されている

CP+には、フラッシュメモリーカードで最大手のサンディスクやSDアソシエーションやCFアソシエーションといった記録メディアの規格団体も出展している。その中でもSDアソシエーションのブースでは、4Kの記録に適用なUHSスピードクラス3の紹介を行っていた。UHSスピードクラス3はリアルタイム性が要求される連続データ書き込みを最低速度を30MB/秒とした規格で、4Kの動画データを記録するのに適している規格だ。4Kの動画データをSDカードに記録したいという人には要チェックの規格だろう。

CP2014_02_18.jpg パナソニックのGH4とともにU3対応メディアが展示されていた CP2014_02_19.jpg U3対応カードはパナソニックのほかにも、パイソンやキングストンといったメーカーから発売中。4月にはサンディスクからも発売予定

サンディスクのブースでは、SDXCカードの高速転送規格「UHS-II」の速度をアピールしていた。まずは「UHS-II」とは何か?という話だが、リード280MB/秒、ライト250MB/秒のSDカードの転送規格だ。

CP2014_02_20.jpg 右がUHS-IIのカード。左が従来のカード。端子が異なっている

SDXCカードとサイズや外観は同じだが、接続端子部分が変更されている。UHS-II対応デジタルカメラは、現在のところ富士フイルムから発売されているデジタルカメラ「X-T1」だけだ。ブースでは、X-T1の画質モードをFINEで撮影したJPEG画像とRAWファイルの両方を保存する「FINE+RAW」に設定して、5秒間連写を行ってインジケーターランプが消えるまでの時間を「サンディスク ウルトラ」とUHS-II対応の「サンディスク エクストリームプロ」で書き込み速度を比較するデモが行われていた。

CP2014_02_22.jpg UHS-II対応の「サンディスク エクストリーム」は18秒で書き込みが終了。非常に高速だ

結果はサンディスク ウルトラは1分6秒、UHS-II対応のサンディスク エクストリームプロは18秒と圧倒的にUHS-IIのほうが高速だった。ちなみに、パナソニックのGH4は「4K動画も記録可能なUHSスピードクラス3(U3)のSDカードに対応」ということを発表したが、UHS-II対応のサンディスク エクストリームプロもU3に対応している。4Kにも活用できることもアピールしていた。

CP2014_02_23.jpg こちらはCFアソシエーションブースに展示されていたXQDカードの様子 CP2014_02_24.jpg CFアソシエーションブースではコンパクトフラッシュの後継規格と言われているCFastカードの展示も行われていた。ARRI AMIRAが対応することで有名だ
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[ DATE : 2014-02-15 ]
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