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[CP+2014:新映像創世記]Vol.02 会場に踊る注目の製品群から[前編]

#Report NOW! #CP+ #CP+2014:新映像創世記

2014-02-15 掲載

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クリエイティブ向けの4K対応ディスプレイが登場

CP2014_02_36.jpg 24型4Kワイド液晶ディスプレイ「MultiSync LCD-EA244UHD-BK」

いくつかのメーカーがディスプレイの展示を行っていた。その中で気になったのはNECディスプレイソリューションズの4K対応モニターだ。PC接続の4KディスプレイというとEIZOが199万5,000円で販売している36.4インチ「FDH3601」を連想する人が多いのではないだろうか。そのために非常に高嶺の花というイメージが付きまとっていたが、ここ最近はデルが23.8インチ液晶モニター「UP2414Q」を約10万円で販売するなど大幅な低価格化が進んでいる。

CP2014_02_37.jpg こちらは32インチの4Kワイド液晶ディスプレイ。発売は秋を予定

CP+の会場でもNECディスプレイソリューションズが4K対応モニターを2モデル展示していた。1つは24型4Kワイド液晶ディスプレイ「LCD-EA244UHD-BK」だ。特徴は、QFHD(3840×2160)の解像度やAdobe RGB相当の広色域を実現する「GB-R」白色LEDバックライト採用していることだ。価格はオープンプライスで、実勢価格は30万円から20万円台になる可能性もあるとのことだ。4Kで23.8インチ液晶モニターというと現在デルが非常に安く販売中だが、「写真やグラフィックの作業に耐えうる製品で4Kでということになるとうちのものが一番安い」とアピールをしていた。発売は5月末を予定している。もう1つは32インチの4Kワイド液晶ディスプレイだ。価格はLCD-EA244UHD-BKの倍以内で発売は秋を予定している。

CP2014_02_38.jpg 会場で展示されていたColorEdgeシリーズの中の1つである24.1インチモデルの「CX240-CNX」。標準でキャリブレーションが可能

EIZOブースでは最新ColorEdge全ラインナップが展示されていた。ColorEdgeシリーズには4K対応ディスプレイなどは存在しないが、カラーマネージメントソフトウェアと専用センサーがセットになったモデルが発売されているなど、色の管理にこだわられているのが特徴だろう。

中判デジタルカメラの新製品も注目

CP2014_02_39.jpg CMOSセンサー搭載でライブビューが可能になったPhaseOneのデジタルカメラバック「IQ250」

今年のCP+は、各社のCMOSセンサーを搭載した中判デジタルカメラの新製品が早速展示されていた。中判デジタルカメラは映像の撮影はできないが、中判の新製品は今年のCP+のメイントピックの1つなので紹介しておこう。

CP2014_02_40.jpg 一眼レフカメラのライブビュー機能のように、デジタルカメラバックの背面液晶モニターでライブビューが可能に

一番の注目はDNPフォトルシオのブースに展示されていた5,000万画素のPhaseOne IQ250だ。操作を体験できる実機が展示されていた。特徴は最大感度が6,400、常用で800に設定しても問題なく撮影ができるところだ。連写性能も強化されていて、今までのCCDモデルは画像の転送が遅かったりバッファメモリが小さかったりしたが、IQ250のバッファメモリは2倍の2GBを搭載するようになり連写性能も向上している。新しく実現できるようになったライブプレビューも強力だ。CCDモデルでライブプレビューをしようとするとカクカクした動きになっていたが、中判デジタルでも一般的なキヤノンやニコンの一眼レフのようなライブプレビューができるようになった。

CP2014_02_41.jpg PCと接続してRAW現像ソフトのCapture One上でもライブビューを確認することが可能

ハッセルブラッドもCMOSセンサーを搭載した中判デジタルカメラHasselblad H5Dの「50C」を展示した。1月に発表されたプレスリリースでは「仕様を3月に発表」としていたが、急遽日本のCP+で実機を展示。世界初公開として展示されていた。注目のセンサーだが、PhaseOne IQ250と同じ33×44mmの5,000万画素だ。特徴は高感度に対応だ。まだ開発段階だが上限は6,400で、3月に発売される頃にはさらに感度が上げられるようになるかもしれないという。このほかに、長時間露光も強化される予定とのことだ。発売の予定は3月で、価格が260万円ぐらいを予定しているとのことだ。

CP2014_02_42.jpg 3月に仕様発表を予告していたが、CP+で急遽実機が展示されたHasselblad H5Dの「50c」。外観は従来モデルの「50」に「c」の文字が追加されたのみ CP2014_02_44.jpg 中判ではないが、ハッセルブラッドブランドのフルサイズ35mmカメラHasselblad HVも展示されていた。なんといってもデザインが特徴的 CP2014_02_45.jpg こちらはHasselblad stellar。高級感漂うデザインが特徴だ CP2014_02_46.jpg ブースに展示されていたPENTAX 645D 2014(仮称)

リコーのブースでもCMOSイメージセンサーを搭載した「PENTAX 645D 2014(仮称)」が展示されていた。稼動はしていなくて、触れることも一切できない状態の展示だった。ライブビューができるか?といった質問などをしても「まだ未公表です」という返事のみ。価格に関しても「正式発表までお待ちください」とのこと。ちなみに現在発売されているペンタックス645Dのユーザー層の比率を聞いてみると、圧倒的にハイアマチュアが多い。それに加えて、最近はプロの方も使う人が増えてきているという。参考出品発表のプレスリリースで「多彩な撮影用途に対応するために高速レスポンスを実現する予定」と明記されていたが、最近増えているプロの方を意識した改善になるようだ。発売は2014年春頃を予定している。

CP2014_02_47.jpg チルト式液晶モニター部分も間近でみることができた CP2014_02_48.jpg 新レンズも展示されていた。こちらもレンズも画角も含めた仕様は一切未公開。現在発売されている645Dで使えるズームレンズとして33-55mmという非常に広角なワイドズームレンズが発売されているが、645Dにつけると平凡なワイドズームになってしまう。そこで645Dでも超ワイドで撮影できるようなズームレンズだと予想される


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[ DATE : 2014-02-15 ]
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