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[CP+2014:新映像創世記]Vol.04 会場に踊る注目の製品群から[後編]〜プロ向け動画エリア

#Report NOW! #CP+ #CP+2014:新映像創世記

2014-02-17 掲載

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今年で3回目を迎えるプロ向け動画エリア。会場立地の利便性やビデオだけでなくスチルの仕事もしているカメラマン、InterBEEよりこぢんまりとまとまっていて撮影関係の機材の出展が多いことからカメラ関係の人はこちらを好む人も多いようだ。

EOS動画が話題になった当初はカメラメーカーも動画を全面に押し出したPRをしていたが、今年は当のキヤノンもCINEMA EOS SYSTEMの出展はしていたものの、動画を全面に出すようなことはしていない。ならば4Kかといえばそれほどでもなく、ソニーとパナソニック、ブラックマジックデザインが対応カメラを出していた程度だ。4K動画となるとその情報量の多さからビデオカメラに比べてカメラの大きさや電源などの問題からおいそれと対応できないという事情もあるのかもしれない。

画像処理を行うエンジン(デバイス)は必ずしもカメラメーカー自身が設計製造しているとは限らないため、こうしたデバイスメーカーが4K対応のセンサーや圧縮コーデック、処理スピード、省電力に対応した物を開発しないと製品化できないという面もあるだろう。いずれにしても様子見といった印象だ。

一方主に電機メーカーが製品を発売しているビデオカメラは昨今のテレビ不況の脱却を図るためもあり、付加価値のある4Kへの対応は盛んに行われている。思えばデジタル一眼で動画を撮影するというトレンドはセンサーのサイズや対応したレンズの問題、最終的にはコストが大きかったのではないだろうか。

ビデオカメラもこうした流れに対応し、大判センサーを搭載した小型ビデオカメラを開発・発売しており、レンズ専業メーカーもムービー用のリーズナブルな製品を発売している状況を思えば、スチルはスチル、動画は動画という本来の姿に戻ってきたといえるだろう。キヤノンはEOS MOVIEのラインナップもそろえ、バグフィックスや機能追加なども終了している。こうした背景のなかREDとともにキヤノンの今後の行方に注目したい。

プロ向け動画エリアの会場から気になる製品をピックアップ

■西華デジタルイメージ
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ワイヤレス式フォーカス/アイリスコントロールシステムFocus View。フォーカス、アイリス、ズームなどをワイヤレスでリモート操作することができる。ステディカムなどカメラマンやアシストが操作できない場合に有効だ。1chから8chまでラインナップされている。

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高解像度多機能ビューファインダーCineroid EVF4RVW。ピーキング、拡大表示、ゼブラのほか波形(水平、または水平+垂直)やベクトルスコープが表示可能。入力はHD-SDIおよびHDMIに対応しており、3G入力も可能。またHDMI入力の場合、HD-SDIへ変換して出力することもできる。

■銀一
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STEADICAM CURVE/STEADICAM SMOOTHEE。STEADICAMというと専任のオペレーターというのが常識だったが、今やカメラの小型化に対応した製品を次々と発売しており、すっかりポピュラーな製品となった。カメラが小型軽量化することで、片手での操作も苦労はないが、上手に使いこなすにはそれなりに操作になれる必要がある。

■平和精機工業
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CP+会期中に発表された小型カメラ用三脚やドリーなどの新製品を出展。小型カメラ用三脚TH-650HDはすでに発売されているTH-650DVの後継機種となるもので、ボディカラーがグレーからブラックになったほか、クイックシューなどの改良が施されている。ドリーDL-2BもマイナーチェンジモデルでDL-2の後継機種だ。変更点はTH-650HD同様カラーリングは変更になったほか、脚取り付け部分が改良されている。

■IDeomotor Robotics
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Freefly Systems 3軸フルデジタルカメラジンバルMoVI M10。GPSセンサー、電子コンパス、ブラシレスダイレクトドライブを採用した高性能カメラジンバル。Bluetoothを使用したGUIソフトから簡単にパラメータを設定することができるほか、関連データをグラフ化して見ることができる。搭載可能カメラ重量は約5.2kg。

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空撮用マルチプターGryphon Dynamics DODECA。八角中空カーボンファイバー製のアームや可搬性を考慮した折りたたみ式アームシステムを採用しており、軽量かつ堅牢な作りを実現している。モーターや搭載電子機器の着脱が容易でメンテナンス性が良いほか、様々なカメラジンバルを搭載可能。 CP2014_04_20.jpg

Blackmagic Production Camera 4K。CP+直前に価格改定が行われ327,800円で出荷を開始した。値下げになったことから国内での販売もはずみがつくものと思われるが、ソニーやパナソニックからも4K対応のカメラが出ていることから今後の成り行きが注目される。

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スーパー16センサーサイズ採用のBlackmagic Pocket Cinema Camera。一見スチルカメラのようなコンパクトなデザインで発表時驚いた人も多いだろう。10万円ほどの価格で発売されているので既にユーザーとなっている方もいるだろう。10bit ProRes 422(HQ)での記録が可能なほか、レンズマウントはマイクロフォーサーズを採用している。

■ライトアップ
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RedRock Micro One Man Crew。直線状を移動するリグが多いなか円弧状を移動するようになっている。円弧の中心に被写体がある場合移動によるピント移動がない。1人でも運搬可能なサイズと質量で、面倒な組み立て作業もほとんどないという優れた運用性が特徴といえるだろう。移動はスムーズで、速度調節や移動位置を設定できるようになっている。昨年のInterBEEでは近日発売になっていたもの。

■エヌ・イー・ピー
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エヌ・イー・ピー大型パネルLEDライトLED-L500REF。ライト背面にタッチパネル式LCDを装備しており、色温度や光量の設定が可能。電源はVマウントまたはXLR4ピンから供給できる。消費電力35Wで3500lxの光量をもつ。色温度の可変範囲はタングステン3200K~5600K。DMX制御可能なタイプも用意されている。

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グラスバレーEDIUS Pro 7。4Kネイティブリアルタイム編集やマルチコアCPU対応などのほか、AVC-Ultraへのインポート/エクスポートやXAVC/XAVC Sのインポート、Blackmagic Design Deck Link、Matrox MXO2への対応などが図られ、よりスピーディーな編集が可能になった。

■エーディテクノ
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エーディテクノ高輝度IPSパネルを採用したHDMI対応LCDモニターCL75HOX。キヤノンのバッテリーのほかオプションで各社のバッテリーに対応できるので、カメラとのバッテリー共有化が可能。また、露出レベルを色でモニター上へ表示するフォールスカラー機能や露出オーバーで白トビが発生しているエリアと露出アンダーで黒つぶれが発生しているエリアを警告サインで表示できるクリップガイド機能、ピクセル等倍表示が可能。また、厚さ20mm質量約280gと小型軽量なほか、上下左右に三脚穴を搭載している。DSLRなどのカメラと組み合わせて使用する上で便利な機能が搭載されているほか、小型軽量なので運用性が良い。

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小型コンバーターDigital Forecast Bridgeシリーズ。分配器やセレクター、フォーマットコンバーターなど様々な種類がある。マイクロシリーズは6cm角ほどの大きさ(標準の大きい方でも10cm角ほど)で小型化する映像機器との組み合わせにピッタリだ。こうしたコンバーターはAJAやBlackmagic Designが草分けだが、最近ではローランドや計測技研なども参入している。Digital Forecastは非常に小型というのが特徴といえ、価格も手頃だ。

■JBSクロス
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VARAVON Motorr Slidecam ARC135。円弧状に移動可能なレール撮影システム。被写体を回りこむように撮影することができる。精密な作りになっておりスムーズな撮影が可能。移動距離はリミットセンサーにより設定され、駆動はバッテリーで行うことができる。三脚への搭載のほか平置き使用など様々な撮影シーンで活用できる。

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[ DATE : 2014-02-17 ]
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