[Inter BEE 2012の歩き方]Eコース:音を巡る旅 -押さえておくべき音の世界-
2012-11-04 掲載

オーディオの業界ではビデオより以前からデジタル化され、記録や処理など非圧縮が当たり前の状況だ。すでにCDクオリティを超えた記録も一般的になり、同時記録チャンネル数も4chや8chを超える製品も出始めている。スペック的には頂点を極めた感があるが、様々な現場に応じた使い勝手の良い機材や小型軽量化、コストダウンなどニーズに応じたレコーダーやデジタルミキシングコンソールなどの新製品が今年も各社から出展される。
また、10月からテレビ放送における音声レベル運用基準であるTO32の導入が開始され、VUメーターだけでなく、ラウドネスメーターによる平均ラウドネス値による測定が必要になった。すでに放送局などには導入されているが、様々な現場に適した製品が各メーカーから発売されている。最近の新しい方向性としてはワイヤレスリモート管理する製品が登場し始めたことであろう。Wi-FiなどでiPodやAndroid端末と通信することで、各種設定やコントロールをこうした端末で行えるというものだ。

1 | ティアック
(ブース#4301)
動画撮影可能なリニアPCM/HDビデオレコーダー「DR-V1HD」 |

2 | オーディオテクニカ
(ブース#4206)
ワイヤレスシステム9000シリーズ |

3 | フォービット
(ブース#4303)
ラウドネスメーターユニットLM-860/ LM-06 |

4 | 東陽テクニカ
(ブース# 4305)
RTWのTouchMonitorシリーズTM7/9 |

5 | コンチネンタルファーイースト
(ブース#4214)
ブロードキャストラウドネスメーターLM100 |

6 | ヒビノ
(ブース#4308)
DK TechnologiesコンパクトオーディオメーターDK Meter |

7 | ヤマハ
(ブース#4410)
デジタルミキシングコンソールCLシリーズ |

8 | アストロデザイン
(ブース#5410)
ラウドネスメーター対応オーディオモニターAM-3805/AM-3803/AM-3800-D |

9 | オタリテック
(ブース#4409)
Jünger AudioラウドネスコントロールプロセッサーD*AP LMシリーズ |

10 | ローランド
(ブース#4613)
8ch収録&ミキシング対応ポータブルレコーダー「R-88」 |

11 | ヤマキ電気
(ブース#4509)
ラウドネスメーターYLM-M2022 |


[ Category : SPECIAL, Inter BEE 2012 ]
[ DATE : 2012-11-04 ]
[ TAG : Inter BEE 2012の歩き方]
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