PRONEWS

  • imgABOUT
  • imgTWI
  • imgFB
  • imgYTU
  1. トップ
  2.  > 
  3. 特集
  4.  > 
  5. [Photokina2014]Vol.00 2年に一度開催されるフォトキナとは?
News

[Photokina2014]Vol.00 2年に一度開催されるフォトキナとは?

#Report NOW! #Photokina2014

2014-09-25 掲載

2年ぶりの世界最大のイメージング機材ショー開催

Photokina2014_00_Street9月16日より5日間多くの参加者が集う

今年で第33回目を迎える、Photokina(フォトキナ)は、2年に一度ドイツ・ケルンのケルンメッセで開催される。写真・ビデオ・画像コミュニケーションにおける、世界最大のイメージング機材ショーとして有名で、毎回世界各国から多くの来場者が訪れる。今年は9月16日(現地時間)より5日間開催された。

今年も185,000人の登録来場者があり、世界160カ国からの参加、ビジターの44.3%がドイツ国外からの来場者で、今年は特にアメリカ、南東アジア、オセアニアからの来場者に大きな伸びがあり、やはり世界最大規模であることを実証したようだ。出展は51カ国、出展社数1074社、そのうち68%がドイツ以外の海外企業だ。ちなみに一般の入場料が€45(日本円で約6,000円)/1日、通しチケットになると€123(日本円で約17,000円)と、展示会にしてはなかなかの値段にも関わらず多くの人が集まる事からもその人気の高さが窺い知れる。

今回、全体を通じて見えたのは、アクションカム、ライフスタイルカム、ウェアラブルカムといった小型で新たな映像を生み出すツールが、一つのジャンルが大きく台頭してきたところにあるだろう。またマルチコプターなどヘリ関係や3軸ジンバルといった流れは、このところの映像機器展示会と同じ流れだ。新たな流れとしては360°写真 / 映像のソリューションがカメラ、ソフトウェアともに増えたことだろう。カメラだけではなく、スマートフォン及びiPhoneのソリューションも多く、それを扱う領域の企業参加も増えたということになる。

展示会以上に伝わってくるモノとは?

フォトキナは一言で、写真や映像の文化を感じる展示会であると言っても良いだろう。通常の展示会とは違う雰囲気。ブース等も趣向が凝らされている事が多い。

出展者筋によれば、先だってオランダ・アムステルダムで行われたIBCが欧州における映像トレンドの先端を追って来たが、今年はより放送局やハイエンドユーザー向きに重きを置いた展示に立ち戻った感がある。また前回2012年のフォトキナ時には、DSLRなどのコンスーマ機材がプロ向けにも使用されてきたことで、フォトキナでのムービー系の出展が大きく増え、また来場者からの反響も大きかったようだ。

Photokina2014_00_Laica会場の入り口Hall1は、全てライカ社のブース。半分以上をギャラリーとトークショー会場に割かれており連日多くの人がライカブースに足を運んだ

今年はフォトキナ開催年、また開催時期が非常に近寄っていたことからも、放送などハイエンドはIBCへ、ミドルレンジ以下の層に関してはフォトキナへとメーカーも出展の力の入れ用を調整したように見える。とはいえ、フォトキナでは全てのレンジをカバーしていたことも印象的だった。

とはいえ、ライカのお膝元であるドイツでの写真とカメラ機材の総合展示会であることに揺るぎはなく、ライカの大きな存在感の前には日本の各大手カメラメーカーも全く及ばないような存在感が感じられるのもまたフォトキナの醍醐味でもある。もちろん、日本を代表するカメラメーカー=キヤノン、富士フイルム、ニコン、オリンパス、ソニー、リコー、シグマ、タムロン、エプソン、そしてパナソニックと、各社共に大規模出展を果たし、カメラ技術大国の称号は依然として保たれている。

Photokina2014_00_BMD 会場横には大きなブラックマジックデザインのバナーが掲げられていた

映像分野ではブラックマジックデザインがここでも大きな規模で展示を行っていた。またRED社もIBC以上に大きなブースを構え、SAMSUNGなど韓国系、SAMYANGなど中国系企業の新興勢力の勢いも増しているのは確かなようだ。それでは2年に一度のフォトキナを見て行こう。

txt:石川幸宏 / 編集部 構成:編集部
[Photokina2014] Vol.01

[ Category : , ]
[ DATE : 2014-09-25 ]
[ TAG : ]

この記事に関連する記事一覧

[CES2020]Vol.11 Crystal LEDとAtom Viewで実現するヴァーチャルセット最前線~まさにリアルを超える?!

txt:西村真里子・猪蔵・編集部 構成:編集部 リアルとバーチャルの境目がなくなる影像制作 CES 2020はそれまでのCESの歴史から大きくシフトを宣言している年であ... 続きを読む

[CES2020]Vol.10 テレビ局が不在でも完全に8Kが主流のCES2020

txt:江口靖二 構成:編集部 CES 2020の主流が「8K」となった理由 CES 2020では完全に8Kが主流である。グローバルで市場を牽引する中国とアメリカでは、... 続きを読む

[CES2020]Vol.09 「次の10年のエンターテインメント・プラットフォーム」とは?〜モバイル向け動画配信サービスQuibiスタート直前

txt:加藤薫(博報堂DYメディアパートナーズ) 構成:編集部 モバイル向けストリーミングサービス「Quibi」とは? 生活を変えるテクノロジーのショーケースとして... 続きを読む

[CES2020]Vol.08 日常が“つながる”と意外なものがメディアになる?未来の生活を彩るものたち

txt:平野陽子 (大広) 構成:編集部 2020年1月7日~1月10日、米国ラスベガスにて「CES 2020」が開催された。すでに多くのメディアで語られているが、再度振り返... 続きを読む

[CES2020]Vol.07 人工人間、身体性が問われるテクノロジー「NEONプロジェクト」

txt:西村真里子 構成:編集部 CES 2020で注目のテクノロジー「NEON」とは CES 2020の日本のスタートアップが出展するEureka Parkに... 続きを読む

[CES2020]Vol.06 目の付け所がAIなプロダクトが続々登場〜会場から見えてくるAIプロダクト達

txt:江口靖二 構成:編集部 進化する画像センサーがより良い未来を作る サムスンの「Ballie」は目の付け所がサムスンなプロダクトだ。百聞は一見にしかず、サムス... 続きを読む

[CES2020]Vol.05 航空会社として初基調講演。デルタ航空が考えるイノベーション〜パラレル リアリティ ディスプレイ

txt:江口靖二 構成:編集部 航空会社として初めての基調講演 CESでのキーノートには、例年家電メーカーであったり、インテルやクアルコムのようなチップ系のメーカー、最近では自... 続きを読む

[CES2020]Vol.04 より多くの人を集めるために〜CESにおける「見せ方」と「ブランディング」効果とは?

Audiのブースは上からキラキラしたリボンが無数に装飾されており、否が応でも足を踏み入れたくなる txt:清水幹太 構成:編集部 来場者の気を引く“見せ方”は多種多様 ... 続きを読む

[CES2020]Vol.03 一般化を迎えたカテゴリーに花開く、味わい深いプロダクトたち〜展示会スタート

txt:清水幹太 / 編集部 構成:編集部 いよいよ展示会が始まる MediaDayが終わり、CES展示会場での展示がいよいよ始まった。CESの他の展示会と大きく違う点... 続きを読む

特集記事

	
Shoot with Vlog cam Shoot with Vlog cam
個人の動画ブログ「Vlog」が隆盛するいま、Vlog用カメラを通して映像を撮ることを数回にわたり考える。
Camera Preview 2020 Camera Preview 2020 Part II
2019年から2020年春にかけて発表された話題の新製品やカメラシステムを紹介。
Camera Preview 2020 Camera Preview 2020 Part I
2019年から2020年春にかけて発表された話題の新製品やカメラシステムを紹介。
AfterCOVID-19 映像業界サバイバル AfterCOVID-19 映像業界サバイバル
社会的危機となっている新型コロナウイルス拡大の状況を分析し、今何が起こり、何が必要で、その後に何が訪れるのかを考えてみる。
Film Shooting Rhapsody 上映編 Film Shooting Rhapsody 上映編
16mmフィルムトライアルルームの荒木泰晴氏によるフィルム特集第2弾。今回はフィルム現像から紹介する。
再現:NAB2020 再現:NAB2020
米国ラスベガスにて開催予定だった世界最大の放送機器展覧会 2020 NAB Showでお披露目される予定だった内容を再現していく。
Film Shooting Rhapsody Film Shooting Rhapsody
16mmフィルムトライアルルームの荒木泰晴氏によるフィルム特集第2弾。
再現:CP+2020 再現:CP+2020
開催中止となってしまったCP+2020をPRONEWS誌面上で再現して行く。
CES2020 CES2020
米国ラスベガスで開催された世界最大の国際家電見本市 CES2020をレポート。
PRONEWS AWARD 2019 PRONEWS AWARD 2019
2019年は映像業界にとってどんな年だったのだろうか。PRONEWS AWARDで部門ごとに振り返る。
Inter BEE 2019 Inter BEE 2019
千葉幕張メッセにて開催される国際放送機器展“Inter BEE“をレポート。
InterBEE 2019の歩き方 InterBEE 2019の歩き方
今年もInterBEEの歩き方をジャンル別にピックアップし、6種類のコースを紹介。
Film Shooting Rhapsody Film Shooting Rhapsody
フィルム撮影の経験をしたい人に向けてフィルム撮影で必要な各種の工程について解説していく。
IBC2019 IBC2019
欧州最大の業務用映像・音響の専門展示会「IBC2019」をレポート。
新世紀シネマレンズ漂流 新世紀シネマレンズ漂流
シネマレンズを中心に一眼やミラーレスデジタルカメラの動画撮影機能と組み合わせて使われる交換レンズの最新動向を紹介する。
  1. トップ
  2.  > 
  3. 特集
  4.  > 
  5. [Photokina2014]Vol.00 2年に一度開催されるフォトキナとは?