プロフォトは「Change the light, change the world.(光が世界を変える。)」というキャッチコピーの元、3月から発売のOCFビューティーディッシュおよびOCFカラーフィルタースタートキットを出展したほか、ブース内ステージでは、フォトグラファーの個性が現れる「光」の取り扱い方や「光」との向き合い方を、多彩な切り口から紹介するセミナーを行った。なお、新製品のOCFビューティーディッシュおよびOCFカラーフィルタースタートキットの解説を本社のプロダクトマネージャー自らが行う力の入れようであった。

同社はスタジオ用のストロボメーカーとして、レンタルスタジオを始め、プロのカメラマンが使うストロボとして定評があるが、近年ではモノブロックタイプやポタータブルタイプのストロボもラインナップされている。また、シンクロのワイヤレス化やTTLなどにも取り組んでおり、最新のカメラシステムへの対応にも積極的だ。

CP2016_Profoto_01060

OCFビューティーディッシュ。折りたたみ可能で軽量コンパクトなため、手持ちライティングも可能。組み立ても簡単で素早く対応でき、ホワイトとシルバーの2種類が用意されている

会場ではTTL&HSS対応の小型・軽量バッテリーストロボProfoto B2 250 AirTTLや、TTL&HSS対応のコードレスのバッテリーモノライトストロボProfoto B1 500 AirTTLなどを展示。

CP2016_Profoto_01062

OCFカラーフィルターはProfoto B1/B2対応のフィルターで撮影現場の周囲光との色温度の調節やカラーエフェクトとして使用可能。キット付属のフィルターのほか、色補正用フィルターセットと色効果用のフィルターセットがある

バッテリータイプのストロボでは、スタジオ仕様の(AC電源の)ストロボに比べてパワー不足だったり、チャージタイムが長く連射に限界があったが、最大で毎秒20回のフラッシュ発光が可能。出力もProfoto B2で250Ws、Profoto B1で500Wsとなっており、1回の充電で200から1万以上発光することが可能となっている。

CP2016_Profoto_01061

Air Remote TTLにはキヤノン用とニコン用があり、TTLモードによる自動撮影に対応しており、同社のAIR対応機種ではシンクロとマニュアルコントロールにも使用可能

CP2016_Profoto_01056

Off-Camera Flash System B2の発光部。直径10cm×長さ10.3cm、ヘッド重量0.7kgなので、手持ちライティングも可能

CP2016_Profoto_01058

Off-Camera Flash system B2のジェネレーター本体。16cmx8cmx17cm、重量約1.6kgと小型軽量で、250Wsの出力パワーをもつ。AIR対応機でリモート可能

CP2016_Profoto_01064

アンブレラやソフトボックス、レフ板、各種ハードリフレクター等、豊富なラインアップのライティングアクセサリーも出展