ビデオサービスブースではRED Digital Cinema社の代理店となったRAIDが一緒に展示を行っていた。ビデオサービスは撮影機材にレンタルを行う会社で、RAIDは販売や輸入、放送システムの企画や設計、保守などを行う会社となっている。

今回新製品としてRED Digital Cinema社のSCARLET-WとRAVENを国内初展示したほか、ACEBILの三脚やクレーン、スライダーなどを展示。WEAPON、SCARLET-W、RAVENの3機種はREDが新たに提案するDMSC2(Digital Stills & Motion Camera2)というカテゴリー商品であり、今までのEPIC、SCARLET、DRAGONよりさらにモーション&スチールの両撮影が進化したカメラとなっている。2016年春には、多彩な入出力コネクターを装備したRED WEAPONやRED RAVENカメラシステムで使用可能なDSMC2 REDVOLT Expanderの出荷が予定されており、ゲンロックやHDMI出力のほか、USB電源出力や0B LEMO AUX PWRポートと、ピンLEMO 0Bなどのコネクターがサイドや背面に複数搭載されており、モニターやレンズリモートモータードライブ、ワイヤレスなど様々な周辺機器に電源供給可能となっている。

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RAVENはREDのカメララインナップの中ではリーズナブル価格となっているが、REDCODE RAWで4.5Kフルフレーム解像度で120fps、2Kフルフレーム解像度で240fpsの撮影が可能。また質量も1.58kgと軽量なカメラとなっている

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SCARLET-Wは、解像度が5Kの場合は毎秒60fps、4Kの場合は150fps、2Kの場合は300fpsの撮影(REDCODE RAWによる撮影時)が可能はほか、モノクロームカメラオプションにより高い解像度と光感度でモノクロ映像を撮影することがでる

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WEAPONは、周辺機器を集積回路に組み込むことによって、ケーブルレスを実現しており、トップハンドルやLCDディスプレーオプションなどとはDSMC2 BRAINに直接接続可能。また、オンボードのワイヤレス接続により、iOSまたはAndroidモバイルデバイスを使用してカメラをリモートコントロールできる

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ACEBILスライダーS20+PLUS KIT。最大耐荷重12kgに対応したスライダーで、平置きまたは三脚(三脚使用時は4kgまで)に装備して使用することが可能