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[CP+2017]Vol.02 今年はレンズに注目!〜CP+の会場から

#Report NOW! #CP+ #CP+2017

2017-02-25 掲載

今年はコンパクトデジカメだけでなく一眼の新製品も全体的に数が少なかったという印象だった。昨年までに出尽くしたともいえるし、2020年のオリンピックに向けて隠し玉があって最後の追い込みをかけ、ブラッシュアップを図っている最中なのかもしれない。

一方レンズは各社から様々な製品が発表されており、スチル用だけでなくデジタルシネマ用の手ごろな価格のレンズも出てきている。映画撮影用の定番レンズはテレビ用のレンズと同様に特殊なジャンルということもあり、非常に高価であり、扱っているメーカーだけでなく種類なども写真用のレンズに比べるの極めて選択肢の狭いものだったが、デジタルシネマカメラが各社から発売されるようになり、その需要が爆発的に増えたということもあるだろう。元々Carl ZeissやSchneider Kreuznach、Cooke、Angénieuxあたりがフィルム時代から長年映画用のレンズを手掛けていたが、キヤノンやフジノンがズームレンズを中心に参入。最近ではレンズ専業メーカーのトキナーやシグマ、コーワのほかSAMYANG(韓国)やKIPON(中国)などもこうしたレンズを発売している。

Carl ZeissのMilvusシリーズは、今回新製品として15mm、18mm、135mmの3本が加わり、15mmF2.8、18mmF2.8、21mmF2.8、35mmF2、50mmF1.4、85mmF1.4、135mmF2、50mmF2マクロ、100mmF2マクロのラインナップになった。マウントはEFおよびEで、デジタル一眼レフカメラによる静止画や動画撮影用 シグマのデジタルシネマ用レンズSIGMA CINE LENS シリーズ。単焦点レンズは、20mm T1.5 FF、24mm T1.5 FF、35mm T1.5 FF、50mm T1.5 FF、85mm T1.5 FFの5本でいずれも35mmフルサイズ対応 昨年末に発売となったシグマのデジタルシネマカメラ用ズームレンズ。スーパー35対応のレンズとして18-35mmT2と50-100mmT2がフルサイズとして24-35mmT2.2FFの3本がある 富士フイルムのシネマ用レンズFUJINON MK18-55mm T2.9、MK50-135mm T2.9。先に発売となったEマウントタイプのレンズを同社のデジタル一眼に対応したXマウントにしたもので、価格は40万円台 キヤノン試作品のCINEMA EOS SYSTEM 8Kカメラに装着された8K対応レンズ7×19.7N KAS D SAMYANGのPLマウントレンズXEENシリーズ。14mmT3.1、16mmT2.6、20mmT1.9、24mmT1.5、35mmT1.5、50mmT1.5、85mmT1.5、135mmT2.2のラインナップがあり、イメージサークルは35㎜フルサイズをカバーする。マウントはPLのほかFE、F、E、MFTもある(KPIブース) Veydra Mini Primeシリーズ。12mm T2.2、16mm T2.2、25mm T2.2、35mm T2.2、50mm T2.2、 85mm T2.2、19mm T2.2があり、12mmと16㎜はMFT、それ以外はMFTおよびEマウントモデルがある。Kickstarterにより商品化したということもありある種のこだわりからか全てのレンズがT2.2に統一されている(KPIブース)

映画用のレンズといえば長年にわたりPLマウントを採用したフィルムカメラが当たり前だったが、デジタルシネマカメラの普及に伴いEFマウントやEなウントなど写真カメラ用のマウントを搭載したデジタルシネマ用レンズが多くなり、価格も様々なものが市場に出回り始めている。これは、デジタルシネマを身近なものにしたREDがPLマウント以外にキヤノンのEFマウントモデルを用意していたほか、キヤノンのデジタル一眼レフカメラの動画記録機能が注目されたり、その後ブラックマジックデザインやソニー、キヤノンEOS MOVEシステムといったデジタルシネマカメラが各社から登場したことからといえ、必ずしもデジタルシネマだからPLマウントでは無くなってきているといえるだろう。

デジタル一眼による動画撮影はすでに一つのジャンルといえるが、最近はめっきり影を潜めてしまいCP+ではあまり派手にアピールするようなことはなくなってきた。とはいえ一般の人が動画を手掛ける場合デジタル一眼は扱いもわかりやすく取っ付きやすいし、初期投資も少なくて済むことからよく見るといくつかのメーカーでデジタルシネマ仕様での出展があるほか、業務用のビデオカメラもいくつか出展されていた。

パナソニックLUMIX GH5は4Kで60fpsまで記録することが可能なほか、4:2:2 10bit出力対応 HDMIモニタリングスルーが可能なことから対応レコーダーと組み合わせることで、かなりクオリティの高い動画撮影が可能だ フジフイルムX-T2は単体でも4K収録が可能だが、HDMIからクリーンな4K出力ができるようになっており、レコーダーを接続することでセンサーの持つ広いダイナミックレンジを記録するLogガンマ(F-Log)対応の収録も可能 4K60p(MXF)内部記録、ドッカブルレコーダーへの120P RAW記録を実現したキヤノンEOS C700。また、Codex社のレコーダーCDX-36150を装着することで、最大120Pの4K RAWの記録もできる ソニーPXW-FS7は、スーパー35相当のラージセンサを搭載しており、単体で4K60p収録が可能なほか、別売オプション機器を使用することによってRAWやProRes422収録にも対応。Eマウントを採用しており、各種Eマウントレンズが使用可能
Vol.01 [CP+2017] Vol.03

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[ DATE : 2017-02-25 ]
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