PRONEWS

  • imgABOUT
  • imgTWI
  • imgFB
  • imgYTU

トップ > 特集 > [NAB2017:Shure]Axient Digitalのラインナップを拡充。今後の番組制作を変えるセルフチューニングアンテナ内蔵のマイクロボディーパック型送…

News

[NAB2017:Shure]Axient Digitalのラインナップを拡充。今後の番組制作を変えるセルフチューニングアンテナ内蔵のマイクロボディーパック型送信機ADX1Mが登場

2017-05-12 掲載

Shureといえば、マイクロホンのメーカーとして毎年NABでも数多くのマイクを出品していたが、今年は新製品としてデジタルワイヤレスマイクロホンAxient Digitalのラインナップを一気に発表し、ブースでも新製品のAxient Digital(日本ではAXT Digital)ワイヤレスマイクロホンでほとんどのスペースが埋められていた。

今回発表されたAxient Digitalワイヤレスマイクロホンシステムで特長的なのは、放送局の取材やバラエティー番組などでよく使われる仕込み用の送信機として超小型なモデルADX1Mがラインナップされていることで、今後の番組制作が変わる可能性を秘めているといっても過言ではない。Axient DigitalワイヤレスマイクロホンシステムにはADシリーズとADXシリーズの2つのラインナップがあり、ADXシリーズ送信機はShowLinkに対応し、すべての送信機パラメーターのリアルタイムコントロールに加え、自動的な干渉検出・回避が可能なシリーズだ。

なお、すでに同社でも会議室用や音楽用など様々なデジタルワイヤレスマイクロホンとしてQLX-DやULX-Dシリーズを発売しているが、充電器やバッテリーなど可能な限り共有できるようになっている。

新製品についてお話を伺ったプロダクトマネージャーのMichael Johns氏 ボディパック型送信機ADX1は専用充電池と、別途アダプタを使用することにより単4電池に対応可。マイクコネクターもレモタイプとShureから選択可能 ADシリーズ(左)とADXシリーズ(右)のボディーパック型送信機。遅延はマイクロホンのトランスデューサーからアナログ出力まで2ミリ秒 ADXシリーズADX1Mは、同社独自のセルフチューニングアンテナを内蔵しており、仕込んだ時に目立ちにくくかつ装着しやすい ハンドマイク型の送信機。マイクカプセル部分は交換可能でKSM9、BETA87、BETA58、SM58、VP68といったハンドマイクとして定評のあるタイプのものが用意されている 受信機は2chタイプのAD4Dと4chタイプのAD4Qが用意されている。AD4Qは1組のダイバーシティアンテナを異なるゾーンに配置したり、1つのゾーン内のアンテナ数を2倍にすることにより、厳しい環境におけるRF信号のS/N比を改善できるQuadversityモードを搭載している。また、ハイデンシティモードにより、音質を維持しながら同時運用可能な最大チャンネル数を6MHz TV帯域当たり17チャンネルから47チャンネル(または8MHz TV帯域当たり23チャンネルから63チャンネル)に増加させることができる。デジタル出力も装備されておりAESのほかDanteに対応 充電器SBC200はハンドマイク型パック型の送信機で共通で使用できるほか、バッテリーのみの充電にも対応している。4個まで連結することができるが、電源供給は1系統だけで済むようになっている 受信状態の管理を行うShure Wireless Workbench。RFレベル、オーディオレベル、干渉検出、ShowLink信号強度などのチャンネルステータスのほか送信機のバッテリー残量や使用可能時間などのチェックも一覧で表示可能

ワイヤレスマイクはアナログの時代が長年続いていたが、地デジへの移行により空いた周波数帯域を携帯電話などの移動体通信と分け合いお互いの住みわけが決まった。それに伴いワイヤレスマイクのデジタル化が進み、当初は遅延などが問題になり普及の足かせになっていたが、そうした問題も次第にクリアされ、最近各社から製品が市場に出てきて現在ではかなり普及しているという。現在ホワイトスペースの帯域以外にも1.2GHz帯もあるが、電波の直進性が強くなるので業務用ではホワイトスペースを利用した帯域のワイヤレスマイクロホンがユーザーに受けがいいようだ。


[ Category : , ]
[ DATE : 2017-05-12 ]
[ TAG : ]

この記事に関連する記事一覧

[NAB2019:SHURE]デジタルワイヤレスシステムを中心とした展示。実際のスタジオを模したコーナーでワイヤレスマイクの実動作をデモ

Shureはすでにワイヤレスシステムを一新し、これを市場に浸透させるべく積極的に展開しており、日本国内でもInterBEEなどでも見て分かる通り全面に出してアピールしている。 ... 続きを読む

[InterBEE2018]シュア・ジャパンブース:ワイヤレスマイクシステムの新シリーズAXT Digitalを展示

昨年、ワイヤレスマイクシステムの新たなシリーズとしてAXT Digitalを発表。このシリーズには小型軽量な送信機ADX1Mが含まれており、今回のInterBEEでもAXT Dig... 続きを読む

[NAB2018:Shure]ワイヤレスシステムやシーリングアレイマイクロホンシステムなど、個人ユーザー向け製品だけでなく、設備系製品も多数展示

Shureは新たなワイヤレスシステムAXT Digitalや、シーリングアレイマイクロホンシステムMicroflex Advance、動画撮影アプリShurePlus MOTIV ... 続きを読む

[InterBEE2017]シュア・ジャパンブース:AXT DigitalワイヤレスシステムやADシリーズなど、一新されたワイヤレスマイク製品を展示

Shureは6月に発売になったAXT Digitalワイヤレスシステムのほか、10月発売のADシリーズ送信機や、2018年中旬発売予定のADXシリーズ送信機など、一新されたワイヤレ... 続きを読む

[After Beat NAB SHOW 2017]Vol.04 注目の360°VRの課題は、どこで、なにで、なにを見るのか

txt:江口靖二 構成:編集部 隆盛誇るVR。その課題はなんだろう? 今年はノースホールの一角に、Virtual and Augmented Reality Pavil... 続きを読む

[After Beat NAB SHOW 2017]Vol.03 地味に重要なHDRとSDRが混在する時代のワークフロー

txt:江口靖二 構成:編集部 HDRについて考える CESなどでは、HDRに関する展示や提案が非常に多くなっている。それらは再生側、ディスプレイに関する技術の... 続きを読む

[After Beat NAB SHOW 2017]Vol.02 After NAB Show Tokyo 2017レポート02

txt:稲田出 構成:編集部 前回に続いて会場の各社ブースを紹介して行こう。 パナソニック パナソニックはブース名もPOVCAMとし、POVCAMを中... 続きを読む

[After Beat NAB SHOW 2017]Vol.01 After NAB Show Tokyo 2017レポート01

txt:稲田出 構成:編集部 今年のNABの総括をAfterNABshowで考える 2017年5月30日の大阪グランドフロント大阪に続き東京秋葉原のUD... 続きを読む

[NAB2017:Adobe]Creative Cloudのビデオとオーディオ製品のアップデートを発表

Adobeブース360°全天球動画 RICOH THETA Sで撮影した360°全天球動画です。視点変更機能を利用するにはPC版Google Chromeブラウザおよ... 続きを読む

特集記事

SIGGRAPH2019 SIGGRAPH2019
世界最大のコンピュータグラフィックスとインタラクティブ技術に関する学会・展示会SIGGRAPH2019をレポート。
QBEE2019 QBEE2019
九州放送機器展(QBEE)をいつもの会場練り歩き方式でレポート。
4K・8K映像技術展Report 4K・8K映像技術展Report
東京ビッグサイト青海展示棟にて開催された4K・8K映像技術などの最新技術が一堂に出展する「通信・放送Week2019」をレポート。
DSJ2019 DSJ2019
幕張メッセで開催された国内最大のデジタルサイネージの展示会「DSJ2019」をレポート。
Digital Cinema Bülow VIII~Cine Gear 2019 Digital Cinema Bülow VIII~Cine Gear 2019
米国ハリウッドのパラマウントスタジオ内で開催された映画撮影機材の専門展示会「Cine Gear Expo」をレポート。
After Beat NAB SHOW 2019 After Beat NAB SHOW 2019
東京・秋葉原のUDXにて開催されたAfter NAB Show 2019をレポート。
NAB2019 NAB2019
米国ネバダ州ラスベガスにて開催される世界最大の放送機器展覧会「NAB2019」をレポート。
SXSW2019 SXSW2019
テキサス州オースティンで開催されたSXSW2019をレポート。
CP+2019 CP+2019
パシフィコ横浜にて開催されたカメラと写真の総合展示会「CP+2019」をレポート。
Film Shooting Rhapsody Film Shooting Rhapsody
いまだから知っておきたいフィルムの現状や伝統的な技術などを紹介する。
CES2019 CES2019
米国ラスベガスで開催された世界最大の国際家電見本市 CES2019をレポート。
PRONEWS AWARD 2018 PRONEWS AWARD 2018
2018年は映像業界にとってどんな年だったのだろうか。PRONEWS AWARDで部門ごとに振り返る。
10万円以下のジンバル選び 10万円以下のジンバル選び
一層注目が増している小型カメラジンバルをDJIやZHIYUN、FEIYU TECH、FILMPOWERの4社5機種に渡って比較紹介。
Inter BEE 2018 Inter BEE 2018
千葉幕張メッセにて開催される国際放送機器展“Inter BEE“をレポート。
InterBEE 2018の歩き方 InterBEE 2018の歩き方
今年もInterBEEの歩き方をジャンル別にピックアップし、6種類のコースを紹介。

トップ > 特集 > [NAB2017:Shure]Axient Digitalのラインナップを拡充。今後の番組制作を変えるセルフチューニングアンテナ内蔵のマイクロボディーパック型送信機ADX1Mが登場