PRONEWS

  • imgABOUT
  • imgTWI
  • imgFB
  • imgYTU

トップ > 特集 > [InterBEE 2017の歩き方]Fコース:体験映像の可能性を探る 〜VR/360°コース

News

[InterBEE 2017の歩き方]Fコース:体験映像の可能性を探る 〜VR/360°コース

2017-11-10 掲載

Fコース:体験映像の可能性を探る

VRや360°の映像は次第に身近になりつつある。これまでの360°撮影は、GoProや小型のミラーレスカメラなどを複数台用意して専用のリグと組み合わせて撮影を行っていた。それ故に扱いには特別な知識やポスト処理の技術が必要だった。しかし、今年発売された話題の360°カメラ「Z CAM S1」や「Insta360 Pro」は一体型で、カメラの同期制御やステッティングに関する操作の敷居を低くしている。

また、最新の360°カメラの多くはライブストリーミング機能を搭載しており、イベントの様子を360°でライブ中継するというケースが増えてきている。国内メーカーでもパナソニックは360°カメラを9月に発売し、JVCケンウッドのブースでも各種イベントで試作機を展示中だ。InterBEEは数少ない各社の360°カメラが一堂に展示される機会なので、実際に手にとって試してみるといいだろう。

VRの編集アプリケーションに関しては、Adobe Premiere ProがVRの編集機能を標準搭載しており、Final Cut Pro Xはプラグインを追加することで対応可能。展示会場では、ピクセラがリアルタイムスティッチソフト「Voysys VR」や、スマホ用のヘッドマウントゴーグルでパノラマ動画を楽しめたりライブストリーミング配信ができる「パノミル」を展示する。ピクセラはパノミルを使ってInterBEE会場内を4Kライブ配信デモを行うので、興味のある方はブースやサイトをチェックしてほしい。

01 INTER BEE IGNITION[#6505]

右はシネ・フォーカスの3Dホログラムディスプレイ「dreamoc」

360°映像や3D映像、ホログラムなどの先進映像技術を集めたゾーン「INTER BEE IGNITION」が今年も開催される。VRや360°映像をテーマにした展示社ブースや、ゾーンに設置されたオープンステージで企画セッションを行う。オープンステージでのセッション聴講は予約不要だ。

展示社ブースでは、シネ・フォーカスが英国MUSION 3D社の「MUSION 3Dホログラムシステム」とデンマークREALFICTION社の3Dホログラムディスプレイ「dreamoc」シリーズを出展する。特に注目なのは、観客とステージの間に斜めに設置した特殊なフィルムに映像を反射させるゴーストトリックと呼ばれる3Dホログラムソリューションで、1/4のデモ用ボックスで実際に世界で利用された事例を紹介する。「dreamoc HD3」は、デンマークREALFICTION社のホログラムディスプレイで、横幅1035mmと大型サイズなのが特徴。

そのほかにも、ジョリーグッドがVRソリューション、先進映像協会 ルミエール・ジャパン・アワード2017が受賞作品、日本放送協会がインテグラル立体の飛び出す絵本などを展示する。

02 Insta360[#6301]

「Insta360 ONE」や「Insta360 Pro」で話題の360°3D VRカメラブランドInsta360がInterBEEに初出展。Insta360 ONEは、360°VRアクションカメラで、2400万画素と7K画質、120fpsスロモーション撮影が特徴。また、360°映像から自由に角度を変えられる編集機能「Free Capture」でバレットタイム撮影と呼ばれる映像が誰でも簡単に制作できるのは面白い。ぜひ同社ブースでバレットタイム撮影を体験してほしい。

Insta360 Proもプロの間で話題の360°3D VRカメラだ。6つの200°魚眼レンズを搭載し、最大8K解像度で高画質な360°の写真や動画の撮影ができる。4K撮影時のリアルタイムスティッチングをはじめ、タイムラプスモードや100fpsの高速撮影、手ブレを軽減するスタビライザー機能に対応。さらに、360°ライブストリーミングにも対応しており、プロフェッショナル向けの映像制作や配信に適した機能を提供する。

03 インタニヤ[#6105]

同社の注目製品は、250°の魚眼レンズ「Entaniya Fisheye HAL 250」シリーズ。250°の広角魚眼レンズなので、カメラ1台のワンショットでVRが作成可能。面倒なステッチが不要で、VR形式に展開するためのVR変換ソフトが不要で、撮影が楽に行えるというメリットがある。Back to BackでVRを作成したいという場合は、広いオーバラップがあるため安定したステッチが行える。

200°の魚眼レンズ「Entaniya Fisheye HAL 200」も展示する。焦点距離3.65mmモデルがE/MFT/Cマウント、焦点距離5.2mmモデルがEF/Eマウントを用意している。360 VR Rigとして、Sony α7シリーズやα6500、UMC-S3CA用のSide by Side Rigを展示する。α7シリーズを使えば、フルサイズセンサーのカメラならではの自然な階調の360° VR動画が作成可能となる。

04 Too[#5207]

8K VRワークフローとして、360°カメラ「Insta360 Pro」による撮影からAdobe CC、InstaVRによる8K VRワークフローの紹介に注目。最大8K解像度で高画質な360°全天球写真・動画の撮影ができるカメラ「Insta360 Pro」で撮影をし、360°VRビデオ制作に対応する機能を強化した「Adobe Premiere Pro CC」で編集。動画の360°コンテンツ間の行き来が可能な「リンク」を設定することで、VRアプリを開発できるブラザーベースのオーサリングツール「InstaVR」で書き出す流れの360°ビデオの制作を紹介する。

特にブラウザ上で素早く簡単にVRアプリを作ることのできるWebアプリケーション「InstaVR」は面白いツールだ。InstaVRは、複数の360°動画コンテンツに行き来が可能な「リンク」を設定することで、専門知識なしでVRアプリを開発できる。一度オーサリングすれば、AndroidやiOSに対応したアプリや、Webブラウザ用コンテンツ、さらにGoogleのモバイルVRプラットフォーム「Daydream」まで、様々なプラットフォームへワンクリックで出力することができる。

Tooブースでは、放送コンテンツ制作対応4K/60p編集ターンキーシステムを展示する。ヒューレットパッカード社のワークステーション「Z840」をベースに、HDRやHLGでもストレスのない編集を実現できるとしている。

※掲載しているブース写真は過去に開催されたイベントのものです。
Eコース[Inter BEE 2017の歩き方] Aコース

[ Category : , ]
[ DATE : 2017-11-10 ]
[ TAG : ]

この記事に関連する記事一覧

[QBEE2018]Vol.02 九州放送機器展2日目。外は豪雨でも中は熱いぜ!

txt/movie:MonkeyHills(岡英史&猿田守一) 構成:編集部 今年も雨だったQBEE最終日 QBEE最終日は土砂降りの雨の中からスタート。さすがに開場時... 続きを読む

[QBEE2018]Vol.01 九州放送機器展の初日。隠れたお宝を探せ!

txt/movie:MonkeyHills(岡英史&猿田守一) 構成:編集部 QBEE初日を迎えて QBEEの始まりはいつも雨、レインマンは誰だ?! QB... 続きを読む

[inside DaVinci 15]Vol.04 私はDaVinci Resolve 15をこう使う~千葉 孝氏の場合

txt:千葉 孝 構成:編集部 千葉 孝 (株)ソニーPCL入社。ハイビジョン推進部にて、ハイビジョンカメラの研究開発に関わる。その後、撮影技術プロダクションを経て、1... 続きを読む

[QBEE2018]Vol.00 恒例となった九州放送機器展、今年は“嵐”の予感?!〜事前予習編

txt岡英史 構成:編集部 搬入DAY 毎年前日はド晴天な会場 7月の予定は毎年恒例の九州放送機器展からスタートする。良く聞かれるのは「NABにも行ってる... 続きを読む

[inside DaVinci 15]Vol.03 私はDaVinci Resolve 15をこう使う〜岡田太一氏(スタッド 代表)の場合

txt:岡田太一 構成:編集部 岡田太一 Film Editor。株式会社スタッド 代表取締役。CGからキャリアをスタートし、CM業界において一通りのポスプロ工程を経験... 続きを読む

[inside DaVinci 15]Vol.02 新しく統合したビジュアルエフェクトやモーショングラフィックを実現する「Fusion」を検証

txt:中ノ子基高 構成:編集部 中ノ子基高 400年以上続く博多人形宗家の博多人形師。株式会社セントラル・チャイルド代表取締役。日本HPE福岡制作センター長。他社取締... 続きを読む

[inside DaVinci 15]Vol.01 映像業界最大規模のツール登場〜Blackmagic Designの岡野氏にDaVinci Resolve 15の魅力を聞く

txt:編集部 構成:編集部 カラーからVFXまで、話題のツールを徹底紹介 NAB Show 2018でもっとも話題になった発表といえば、Blackmagic De... 続きを読む

[Digital Cinema Bülow VII~Cine Gear 2018]Vol.05 Cine Gearでシネマ業界注目のレンズメーカーを拝見 レンズ/周辺機器編

txt:編集部 構成:編集部 ATOMOSブース:Sumo19に対応する「AtomOS 9.1」を発表 Cine Gearの展示会場の注目は、レンズメーカーの展示だ。シ... 続きを読む

[Digital Cinema Bülow VII~Cine Gear 2018]Vol.04 ラージセンサー搭載のデジタルシネマカメラに注目

txt・構成:編集部 今年のCine Gearの展示ブースから注目を挙げるならば、各社からリリースが相次いでいるラージセンサー搭載のデジタルシネマカメラだろう。RED MON... 続きを読む

特集記事

QBEE2018 QBEE2018
九州放送機器展(QBEE)をいつもの会場練り歩き方式でレポート。
inside DaVinci 15 inside DaVinci 15
史上最大のアップデートを実現したと言われるDaVinci Resolve 15に関する最新動向をまとめてみた。
Cine Gear Expo 2018 Cine Gear Expo 2018
米ハリウッドの中心、パラマウントスタジオで開催された「Cine Gear Expo」をレポート。
After Beat NAB SHOW 2018 After Beat NAB SHOW 2018
東京・秋葉原で開催された「After NAB Show Tokyo 2018」をレポート。
NAB2018 スペシャルレポート NAB2018
世界最大の放送機器展覧会「2018 NAB Show(NAB2018)」をレポート。
Your Choice?GH5 or GH5S Your Choice?GH5 or GH5S
映像業界で活躍中のカメラマンやディレクターに聞く「GH5」と「GH5S」の選び方。
SXSW2018 SXSW2018
米国テキサス州オースティンで開催されたSXSWをレポート。
CP+2018 CP+2018
パシフィコ横浜にて開催されたカメラと写真の総合展示会「CP+2018」をレポート。
新世紀シネマレンズ漂流:最新単焦点レンズ編 新世紀シネマレンズ漂流:最新単焦点レンズ編
2017年から2018年にかけて発売する、人気のスチルカメラ用レンズも含めた最新の単焦点シネレンズを紹介。
CES2018 CES2018
米国ラスベガスで開催された世界最大の国際家電見本市 CES2018をレポート。
最新カメラ探訪2018 最新カメラ探訪2018
国内3大メーカーが世に問う「映像表現を進化させるプロダクト」とは?最新カメラ事情を紹介。
PRONEWS AWARD 2017 PRONEWS AWARD 2017
2017年は映像業界にとってどのような年だったのか。PRONEWS AWARDで部門ごとに振り返る。
Inter BEE 2017 Inter BEE 2017
千葉幕張メッセにて開催されるInterBEE2017をレポート。
InterBEE2017の歩き方 InterBEE2017の歩き方
目的に合わせたブースをピックアップし、最小限の力で最大の効果が得られる最強の「Inter BEE 2017の歩き方」を紹介。
inside DaVinci 14 inside DaVinci 14
4月に行われたNAB2017にて発表となったDaVinci Resolve 14を紹介。

トップ > 特集 > [InterBEE 2017の歩き方]Fコース:体験映像の可能性を探る 〜VR/360°コース