「Lightroom」と「Photoshop」の便利な使いこなし術をセッションで紹介

アドビは昨年のCP+に引き続き、今年も出展。ブース内のステージに大型スクリーンを設けて4名のプロフォトグラファーが技を披露したり、アドビのエバンジェリストがLightroomやPhotoshopの使いこなしを紹介するセッションを行っていた。繰り返しがあるものの1日18本前後という大変な数のミニセミナーを行っており、毎回大勢の人が集まっていた。

取材時にはアドビの仲尾毅氏による「アドビ エバンジェリストが伝授!Photoshop & Lightroom Classic新機能超速レッスン」が行われており、今年1月にPhotoshop CC 2018のアップデートで追加された「被写体を選択」の機能を紹介していた。

(1)一番右の男性の腰の部分をみると、青い工作機械があり、男性の作業着も青で、自動選択ツールなどでは選択しずらかった。

(2)新しく搭載されたPhotoshopのメインメニュー→「選択範囲」メニュー→「被写体を選択」を選択。

(3)人物を選択すると、青い工作機を避けて人物のみうまく選択された。

(4)マスクをかけて人物のみを選択をして確認をした状態。

(5)「被写体を選択」は人物のみではなく、建築物の選択などにも利用できるという。

「Lightroom」や「Photoshop」の製品紹介コーナーも人気

ステージの裏では、3台のAdobe Creative Cloudフォトプランの製品紹介コーナーが設けられており、フォト系のツールを体験したり質問できるようになっていた。さすが業界定番ツールとあって常時人が集まっており、熱心に質問をする様子が見られた。基本的なツールの使い方や今年はLightroomのバージョンが分かれたことによる両者の違いの質問が多いとのことだ。