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[4shooters NAB2018]Day02 自分にとってのNABの価値を問う〜そこには刺激的な出会いが待っていた!

2018-04-11 掲載

NABだからこそ出会えたもの

猿田守一

今朝ホテルを出て会場となるラスベガス・コンベンション・センターまで徒歩で移動したのだが、朝の日陰は非常に心地よい空気ではあったが、一歩日なたに出ると太陽がじりじりと照りつける。日本とそれほど緯度が変わるわけでもないのにこの違いというのは大変興味深い。

本日はARRIブースの取材がスタートとなった。カメラ、LED照明など普段触ることができない、映画用の最高峰に触れることができるというのはこういう機会だからこそ。特にLED照明のSkypanelはあらゆる色を創出することができる。例えば水銀灯の色や蛍光灯の色などフィルターワークを行わずとも、必要な色を作れてしまうという優れモノ。撮影現場での作業効率を大幅に改善してくれるソリューションに感心してしまった。

NABといえば毎年面白い展示がどこかでされているのが恒例となっている。そんな面白そうなものを探して会場を巡ってみるというのも楽しみの一つだ。今回はサウスホール1階奥に楽しそうなものを見つけてしまった。体験型VRとでも言おうか…。

おじさんが鳥となって空を羽ばたいている…。頭からは、風を切って飛んでいる雰囲気を醸し出すためのファンが付いているというなんともシュールな光景に、周りの見物客もニタニタしているのがまた笑えた。

NAB 2日目は立て直し

宏哉

昨日は、徹夜からの朝取材で体力的にも眠気的にも限界だったが、今日は午前中をゆっくりとホテルで過ごして、昼前からNAB会場入り。体調的にも気持ち的にも立て直した。

さて今日は主要メーカーを中心に視察する。朝一でSonyへ行き、改めてZ280やFS5 IIを見る。Z280は上手く纏められており、現場でも使い易くて強力なツールになる事は容易に想像できる。欲しい…。その後、Panasonic、Ikegami、FUJINON、朋栄などをグルリと回った。

Panasonicは、EVA-1の最新ファームウェアEVA 2.0 FIRMWAREをリリース。SDIからのRAW出力が可能になり、今NABに合わせて発表されたProRes RAWによるRAW収録をサポートする。またSDXCカードへの内部収録も最大4096×2160の4:2:2において400Mbpsのイントラフォーマット収録が可能になっている。

Ikegamiは、コンパクトボックス型の4Kマルチパーパスカメラを参考出展。リモートカメラ用途の他、ショルダーパッドやビューファーを取り付けることで、通常のショルダータイプカメラとしても運用可能。マラソン中継のバイクカメラでの使用などが考えられそうだ。

また、意外に今まで無かったのが 4K対応のスタンダードカメラ、いわゆるデカカメで、それが今回Ikegamiから「UHK-435」として発表された。内部的には ハンディカメラタイプの「UHK-430」と同等となる。デカカメ仕様は日本市場で要望が多いそうだ。

その他には、31.1インチの4K HDRマスターモニターを展示。12G-SDIによる4K入力に対応し、最大輝度は1000nitでHDRはHLGとPQをサポートする。

朋栄ブースは「12G&IP HYBRID SYSTEM INTEGRATION」と銘打って12G-SDIとIP混在型システムを中心に展示。12G-SDIに代表されるベースバンド信号やST2110などのIP信号を混在させても、オペレーターはそれを意識する事無く、信号の切り替えや利用を行う事が出来る。

さらに今回、世界初となる8Kスーパースローモーションカメラを技術出展。FT-ONEシリーズの8K版となるこのカメラは、1.25インチセンサーを搭載し、500fpsでの高速度撮影が可能となっている

FUJINONブースでは、4K望遠レンズとして光学倍率46倍となる「UA46」を出展。まだプロトタイプとのことだが、従来のHDレンズと同等レベルの重量やサイズを維持しつつ、4K画質に対応する。2製品用意される予定で広角端を意識した「UA46x9.5」と望遠端を重視した「UA46x13.5」がラインナップされている。価格は700万円台を予定。

日頃業務で接することの多い、デジクラスのカメラやENGカメラだけではなく、NABではハイエンドの放送中継用システムのその最新モデルを確認する事ができる貴重な機会だ。カメラもレンズも、スイッチャーもルーターも、ケーブルでさえ日進月歩で加速度的に進化している。そうした流れに置いてけぼりにならないためにも、NAB参戦は重要な業務だと考える。

そして、楽しい☆

展示会2日目 情報量の多さへの戸惑い

池永玲

日本時間の4月5日に出国し、時差ボケしながらもハイテンションでラスベガスを満喫し過ぎたのが祟ってか、正直寝不足です。会場が広いだけではなく情報量がすさまじく多いNAB。面白そうな映像関連の品々があり過ぎて正直戸惑ってます。NABの規模に対し、VRカメラは数える程しか出展されていませんでした。中でも気になった3台のカメラです。

■Insta360 Titan


■SAMSUNG 360Round


■KANDAO Obsidian R

あっという間に2日が過ぎ、あと残り2日。まずは体力を回復させ明日に臨みます。

海外メーカーにも注目!

岡英史

NAB二日目は日本以外のメーカを中心に目を向けてみる事に。

■マンフロット(プロダクト)

バイテックグループに社名変更したがやはり筆者的にはManfrottoだ

今年のマンフロットは社名変更やロープロ買収も含めて元気が良い。その中で気になるのは本命の三脚だが昨年発表になったBeFreeLIVEが早くもバージョンアップして登場。コンパクトな三脚の絶対的な宿命である捩じり方向の剛性不足をトップブリッジを変える事でかなり高剛性となった。しかし折り畳み時のコンパクトさをなくして無いのは流石と言う感じである。

そしてもう一つ窒素ガス(N2)を封印したピストンをカウンターバランスに採用したNitroTechがN8からN12にバージョンアップ。この数字は勿論耐荷重の重さ(Kg)を表している。

マンフロットと言えばカメラバックも優秀だ。そんな中で今回目に入ったのは中型ザック型のカメラバック。筆者もPL410サイズを持っているが、それとほぼ同じくらいの大きさの新製品を発見。中の仕切りが左右アシメトリーで使いやすそうだ。正確には測っていないが機内持ち込みも可能な大きさに見える。

■ProHCH

昨年BIRTVで声を掛けて頂いた中国のバックメーカーであるProHCHがNABに初参戦と言う情報を聞きつけ探したところSonyの裏手の一角に展開されていた。

筆者的に今回一番注目したのは三脚やライトスタンド等を入れるケース。車輪の部分が階段昇降可能3輪×2の6輪タイプを採用している。電車メインで移動している方にはまさにうってつけだ。

■PortKeys

ProHCHの黄社長の紹介で訪問したモニターメーカー。既に十年以上のキャリアを持っている会社だ。中国製のモニターと言うとあまり高性能な物という意識が少ないが、このメーカーの物を見てその考えは無くなった。展示物の半分以上が4K対応モニターとなっている。

中には5inchのモニターやスコープ付き3inchモニターも!更にこのモニターはFHDではあるがH.264での収録も可能となっている。ProHCHも含めて今年のBIRTVは更に楽しそうだと今から想像している。

■RODE

ロードからはVRマイクの登場。テトラポットの様な形状なので不用意な干渉が無く、ナチュラルな全方向の音源を収録することが可能だ。ウィンドスクリーンも完全な球体なので他メーカーの様に楕円の物と比べると見た目でも干渉が無い事がわかる。独特のインプットからの先バラ4cm(XLR)端子は無理をしないようなセッティングとの事だ。



◀︎Day01 [4shooters NAB2018] Day03

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[ DATE : 2018-04-11 ]
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