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[InterBEE2018]Inter BEE 2018の歩き方.tvデイリーレポートDay02:各々の視点でみる今年の手応えは?怒涛の2日目

2018-11-16 掲載

Inter BEE 2018 11月15日

ヒマナイヌ 川井拓也

新発売のちびっこHDスイッチャーV-02HDがネット配信部界隈では話題沸騰中ですね!これコンバーターとしてもよく出来ています。入力段と出力段にスケーラーが実装されてついています。パソコンとカメラをつないでスイッチングしながらフルHD解像度じゃない4:3のプロジェクターにも投影できるわけです。

現場でPC解像度をスイッチャーが受け付けないとか、コンバーター設定で、PC画面解像度と格闘しているうちに本番時間を迎える!なんてことも多いじゃないですか(主に自分の経験…)。そういう時にこの一台があると便利!

あと勝手に「ビデオカフ」という愛称をつけました。プレゼン時に自分のパワーポイントに冒頭結末は自分の顔をインサート切り替える場合も効果的!アンダー10万円以下という価格設定が、バカ売れする予感です!

あとJUNSの4Kリモートカメラも注目です!ちなみに高円寺に新スタジオをヒマナイヌと共同オープンさせる予定です!

蛇足ですが、PRONEWS配信チームのI氏は、「カメラを止めるな!」の主演男優さんにそっくりなんです!今回のInterBBEEの歩き方.TV(川井パート)では冒頭を見ていただければ全てが明らかになります! 今夜はよく眠れそうです!

江夏由洋

どこのブースも人でいっぱいで、例年よりも多くの人が来ているように感じました。数週間でBSの4K放送が始まることもあり、4Kという言葉もいよいよ現実となります。スーツの人が多い印象もありました。今年のInterBEEのキーワードは「ワークフロー」です。もう新しい4Kカメラ単体に注目が集まる時代ではなくなりました。人々はどうやって現実的な制作舞台を整えるかということに関心があります。カメラにしても、レンズとの組み合わせで変わる自分だけの世界を求めたり、より現実的で効率的な機能が付加価値を生むようになったと思います。 BMPCC 4K&MKレンズ

Blackmagic Designブースでは話題のBlackmagic Pocket Cinema Camera 4Kに富士フイルムのMKレンズを改造して、つけているのが象徴的でした。技術と技術をつなぎ合わせることで生まれる付加価値こそが、新しく求められるものなのかもしれません。

Sonyブース。待望のスモールセンサー4K60pカメラ、Z280とZ190。大勢の人がカメラをみに来ていました

またSonyで最も注目されていた、新しいスモールセンサーの4K60pカメラ、Z280とZ190はこれからの4K時代を大きく担うハンディカメラになると予想されます。カメラを一目見ようと集まる人の多さに驚きました。4K=大判という図式を一気にひっくり返すだけでなく、60pという「放送」を視野にいれた現実的なカメラの登場です。これからは「何で撮影した」というのではなく、「何を撮影した」というのがより大切になっていくのかもしれません。

岡英史
■Panasonicブース

8Kカメラの展示もあるがやはり興味があるのはAU-EVA1だ。Cine Gearで展示していた暗室と同じ物を再現し、Ver2.5での暗所でのノイズの軽減を見せていた。EVA1はどちらかといえば制作系のカメラなので、撮った生のままでは使いにくい事もあるが、このバージョンだと撮って出しでも使用できる位内部でのノイズリダクション等が可能になっている。制作系一辺倒だったEVA1もこれでマルチパーパス系のカメラへと進化をした。

また奥の展示コーナーにクリアBOXに入った怪しいハンドヘルドの展示も。詳細は一切明かされていないが4K60P、4:2:2/10bitという事で、このクラスの4Kハンドヘルドの迎撃用?かもしれない。

■GVブース(for EDIUS PRO9)

会期中にファームが9.31に上がったEDIUS。細かい仕様や取り扱いフォーマットの追加など、大きな変更というよりは現場で使っていてちょっと足りない部分を綺麗に補った感じだ。4K素材を扱うにはEDIUSは非常に軽く動作する。しかもネイティブで。GPUに依存せずCPUパワーをすべて使いきる設計だからこそだろう。同じくMyncも素材整理には今や欠かせないツールだ。

■ヴァイテックプロダクションソリューションズ

今年の4月から社名が変わった同社。元々Vinten等を扱っていたメーカーといえばわかりやすい。今回の目玉はFlowtech75&Flowtech100の2機種。既にコラムでその使用感は書いているが、現存の三脚の中では完全に死角なしと言い切れるほど。軽量モノコック機構のCFRPはその所有だけでも十分満足できるほど。

■総評

まずは4Kハンドヘルドカメラの戦国時代に突入した!というのが今回の感想だ。また軽量系の3軸ジンバルが第二世代に移行し今まで以上に動きに自由が増した感じだ。入場者にも変化が見られる。今年は女性の来場者が非常に多く感じた。男社会に思われていた映像業界もそろそろ変わる時期なのかもしれない。

小寺信良

会期二日目となる本日は、昨日とは逆に8ホールから5ホールへと取材を進めていった。その中で特に面白かったのが、Timecode Systems社のUltraSync BLUEだ。

これまでTimecode Systems社のタイムコードジェネレータは何度かご紹介してきたが、いわゆる有線での入力が可能なカメラに限られてきた。しかしUltraSync BLUEは、Bluetoothを使って機器にタイムコードを送り込む装置である。ということは、タイムコード入力がないカメラにも、タイムコード同期収録が可能になると言うことである。

TBLUetoothからタイムコードを流し込める「UltraSync BLUE」

具体的に今対応しているのは、iPhoneだ。有償のカメラアプリを使う必要はあるが、メインカメラのサブカメラとしてiPhoneを使い、しかもタイムコード同期でマルチカメラ編集が可能になる。もちろん、複数台のiPhoneを使ったマルチカメラ編集にも対応できるだろう。最大4台までの接続が可能だという。

現在対応中の機器としては、Zoomのレコーダがある。カメラはiPhone、音声は別録りといった編集でも、タイムコード同期での運用が可能になる。

対応予定のZoomのレコーダ2種

もっと言えば、これまで「タイムコード収録可能」としながら外部同期を受け付けなかったミラーレスなども、各社が対応すればタイムコード同期収録が可能になる。

プロフェッショナル向け機能としてタイムコード収録できるカメラは数多くあるが、勝手に回るタイムコードが入っていても何の役にもたたなかった。UltraSync BLUEの登場で、ようやくこうした機器も本当にプロが使うレベルに上がるわけだ。ただし、各社が対応すれば、の話である。

カメラメーカーの素早い対応を望みたい。

林和哉

今年も残すところ46日。あっという間に一年が過ぎますね。ありがたくもInterBEEの歩き方2018.tvでも練り歩きをさせて頂きました。全体的に大きな技術革新というよりも、各技術を磨き込んできた、という印象です。そのおかげで、ビックバジェットよりもベンチャー系のものにフォーカスが当たりやすく、より展示会らしさに溢れる感じがいたします。そうした中で、興味深いものを見に行ってみました。今回は5カ所。それぞれ見ていきましょう。

■RAID

RAIDでは、RED HYDROGENを展示していました。裸眼立体視映像を仕上がりを確認しながら手軽に撮れて、手軽に見れるAndroidスマートフォン。その手軽さは、裸眼立体視映像に興味のない人にもオヤ?っと立ち止まらせる楽しさがありました。生活の一風景が、活き活きと映し出されるのを見るのに飽きません。日本ではキャリアが手がけていないので手に入れにくいですので、今が実機を見るチャンスです。

■ZHIYUN
Crane 3 LAB

ジンバルは数々あれど、今まで何でこれがなかったんだろう、というくらい画期的なジンバル。ローアングルからアイレベルまで、シームレスに持ち上げられて、アイレベルで安定させられるよう、下側にグリップ代わりに出来るミニ三脚スタンドが付いており、立ち上げた後、もう一つの下側に当たるグリップを使って両手でバランス良く持ち続けることが出来る。自由度が飛躍的に上がるジンバル。筆者はめちゃくちゃ欲しいです。

■SAMSUNG

サムスンさんは、意欲的なSSDストレージを展示しています。その中でもニーズが高いのがUSB3.1 Gen2接続のT5。Blackmagic Pocket Cinema Camera 4Kのストレージとして使用することができます。

X5はThunderboltの恩恵を受けられるポータブルSSD。読み出しで2,800MB/s出るという事で、T5で撮影した素材をX5に逃がすことで撮影素材をバックアップしつつ撮影をスムーズに継続できそうです。NVMeRAIDを詰んだワークステーションも展示されていました。こちらは7000MB/s超。中も高速、外のストレージも高速にしておくことで円滑に作品制作ができますね。

■銀一

日本初展示となるステディカムのM-1 Voltを展示していました。これは、ロールを電気的に抑える機能が付いていて、とにかく斜めにならない!いつも水平を保ってくれるので、上下の振動を抑えて移動することに集中できます。このロールを抑えて移動することができるかどうかが、ステディカムオペレーターの分水嶺ですが、そこをアシストしてくれることでカメラワークに集中することができます。使用難易度が大幅に下がることで、ユーザー層の拡大が見込めそうですね。

■JVC

意欲的なハンドヘルドカメラを展示していました。

GY-HC550/500

往年のハンドヘルドカメラユーザーにはたまらない、三連リング、練り込まれたハンディフォルム。4K60p、ProRes記録。ストリーミングエンジンを搭載していて、電波を飛ばしてライブストーミングが可能。また、タブレットで信号を受けてディレクターモニタとしてアングルチェックにも使えます。JVCは、いつも切り口が面白いカメラを発表してくれます。今後も要注目です。

InterBee2018も、残すところあと一日。お見逃しなく!

Raitank

今年のInterBEEでは事前に是非見たい!と思っていたお目当の製品が3つあった。1つ目はREDの「Hydrogen One」。今までさんざんティーザーを見せられてきて、も〜期待値Max!RAIDさんブースに可動モデルが展示してあるというので、一目散に見に行ったものの…。期待していたものとは全く異なり、いきなり腰砕け。ぼく的には虚空にレイア姫が浮かび上がるアレ的なものを想像していたのだけど、なんというか、昔なつかしレンチキュラー3Dみたいな感じ?(汗)。いずれにせよ、コレジャナイ感ハンパなく、無残に玉砕(泣)。

2つ目に見たかったのは先日フォトキナで発表された、Zeiss様のレンズ一体型デジタルカメラ「ZX1」。ローパスフィルターレスのフルフレームセンサーにDistagon T* 35mm F2単焦点レンズ。有機ELフルHD背面液晶モニター。メディアスロットなし。その代り、カメラ内にAdobe Lightroomを実装(!)。多分コンセプトモデル的ではあるものの、硬質な哲学を感じさせるトンガリまくった一台。…なのだが、やはりZX1は「写真」カメラだから(なのか?)nacさん以外、InterBEEではどこにも展示されておらず(泣)。

最後、3つ目は上記ZX1同様フォトキナにてパナソニックさんが発表した、LUMIX S1。同社が満を持して出してきたフルフレームセンサー搭載機。パナソニック、ライカ、シグマ連合によるLマウントを採用。S1R(4700万画素)が写真向け、S1(2400万画素)が動画向けとおぼしき、M4/3を捨てた新生Lumix。…なのに、パナブースにはモックすらなし(泣)。代わりに個人的にはあんまし興味がない、例の有機CMOSセンサー搭載8Kカメラが展示されてるのをボーッと眺め、肩を落としてブースを後にする羽目に。

…と、ぼくにとっては見たかったものを見てガッカリし、あるいはそもそも全く見られず終いな、残念極まりないInterBEE2018なのでした(MITOMOさんブースでいただいたLeitzアート入りカプチーノが超絶に美味しかった!ことが本日の美しき思い出)。嗚呼…。

番組表


◀Day01 [Inter BEE 2018の歩き方.tvデイリーレポート]

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[ DATE : 2018-11-16 ]
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