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[CP+2019]ニッシンジャパンブース:マシンガンストロボの後継機種が2機種登場。待望のクリップオンタイプも展示

2019-03-11 掲載

クオーツ発光管のモデルが2機種登場。MG10を含めて3ラインナップへ

ブース側面に設置されていたタッチ&トライコーナー

ニッシンは2012年に高耐熱クオーツ管搭載マシンガンストロボ「MG8000」を発売したが、2015年に生産を終了。一部のユーザーから熱烈な支持を得ていたが、ラインナップからクオーツ発光管を使ったストロボは途絶えた。

「なんとかクオーツ発光管のラインナップを戻してくれ」という要望に応え、クオーツ発光管を使った同社2番目の製品「MG10」を2018年夏に発売。しかし、MG10はグリップタイプストロボのため、MG8000の後継機とは言いがたかった。

今年のCP+では、待ちに待ったMG8000の正当な後継機といえるクオーツ発光管搭載かつクリップオンストロボの「MG80」が発表された。同時に、MG10を小型したグリップタイプストロボ「MG8」も発表した。

クオーツ発光管を使ったラインナップを整理すると、グリップタイプストロボのハイエンドモデルMG10、そのMG10を小型化したクオーツ発光管1本搭載のグリップタイプストロボMG8。クオーツ発光管1本搭載のクリップオンストロボMG80の3本構成になる。

ニッシンのラインナップの特徴は、なんといってもこのクオーツ発光管搭載モデルの存在だ。一般的なスピードライトはキセノン管が多いが、発光回数が増えていくごとに色温度に変化が出てくる。しかし、クオーツ発光管では、発光を何度も重ねていても色温度の差は誤差程度でしかない。また、連続発光をキセノン管で行うと、オーバーヒートして止まってしまうことがある。しかし、クオーツ管は熱に強くて、連写を続けられるのが強みだ。

NASのレシーバー機能やコマンダー機能を内蔵を特徴とした新製品「MG80」

MG80のクオーツ発光管は1本で、最大ガイドナンバーは60だ(ISO100/200mm時)。マグネットスライド式ズームカバーを採用し、モデリングライト機能を搭載している。また、外部バッテリーは使えなくなったが、市販のリチウムイオン充電池(14500)使用で動作させることができる。

MG80は、クリップオンとしてだけでなく、NASのレシーバー機能やコマンダー機能を内蔵。ニッシンのラジオスレーブのシステムのNASをこれ1台でコントロールすることが可能だ。これまでニッシンには、コマンダーをカメラに付けたままでクリップオンできるストロボは存在しなかったが、MG80の登場によってついに可能になる。

NASのレシーバー機能やコマンダー機能を内蔵を特徴とした新製品「MG80」

左は「MG8」、右は「MG10」

MG10のヘッドを小型化した「MG8」も発表された。MG10はクオーツ発光管2本だが、MG8は1本。MG10とMG8の外見を比較すると、外観は少しスリムになっている。

左は「MG10」でクオーツ管を2本搭載。右は「MG8」でクオーツ管を1本搭載

MG8は、モデリングライト機能を搭載しており、モデリングライトを確認しながらライティングを行える。モノブロックのようなイメージで作業が可能だ。また、MG10やMG8では、一般的なスピードライトよりさらに低い256分の1まで下げることができる。この微細発光まで対応できているのは、ニッシンの特徴だ。

MG8は、MG10から削られた機能もある。例えば、MG10やMG8は、Air10sやAir1と呼ばれるコマンダーがないとコントロールできない。しかし、緊急措置としてMG10にはシンクロ接点でつないでダイヤルを使ってマニュアル調光して撮影が可能だった。MG8はシンクロ接点がなく、それらの機能は割愛されている。

最後に、新製品のMG8とMG80の違いをまとめよう。MG8はグリップタイプストロボなので、Air10sもしくはAir1などのコマンダーを用意しなければいけない。MG80はクリップオンストロボなので、カメラのホットシューのマウントすることで普通のクリップオンストロボとして使える。また、コマンダーとしても使え、NASを搭載しているのでストロボ自体からすべてをコントロールが可能だ。


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[ DATE : 2019-03-11 ]
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