PRONEWS

  • imgABOUT
  • imgTWI
  • imgFB
  • imgYTU

トップ > 特集 > [Digital Cinema Bülow VIII~Cine Gear 2019]Vol.14 Cine Gear Expo 2019〜ATOMOS:オンセッ…

News

[Digital Cinema Bülow VIII~Cine Gear 2019]Vol.14 Cine Gear Expo 2019〜ATOMOS:オンセットやスタジオ用HDRシネマモニター/レコーダー「NEON」を展示

2019-07-04 掲載

txt・構成:編集部

オンセットやスタジオ向けのHDRシネマモニターレコーダーが登場

ATOMOSは、Cine GearでHDRシネマモニター/レコーダー「NEON」を初公開した。NEONは、これまでのATOMOS製品からいろいろな面で路線を変更した製品だ。

これまでのATOMOS製品は、一眼のデジタルカメラと組み合わせて使用する個人や、小規模の映像製作者向けのポータブルレコーダーが中心だった。しかしNEONは、17、24、31、55インチの4つのスクリーンサイズをラインナップするポストプロダクション向けのモニターだ。

ラップトップ用のオンセット用のリファレンスモニターに向いた17インチの1920×1080や、DITに最適な24インチと31インチの4096×2160、クライアントやショールーム、カラーグレーダーに最適な55インチの3840×2160の4つのサイズをラインナップ。HDRをサポートし、10ビットDCI P3規格を100%カバーし、1,000,000:1のコントラスト比を特徴としている。

プロダクション向けのモニター「NEON」を展示 17インチモデル。10ビットパネルを持ち、ドルビービジョンをサポートする

これまでのATOMOS製品の中では、2,495ドルのSUMO19がもっとも高価な製品だった。NEONは17インチモデルで3,999ドル、24インチが6,499ドル、31インチが7,999ドル、55インチが16,999ドルと、これまでとは別の価格帯のハイエンド市場を狙った商品群と言えるだろう。

NINJA(忍者)やSUMO(相撲)、SHOGUN(将軍)といった和風の製品名から、「NEON」というシンプルな名称への路線変更も気になるところだ。そこで、会場にいたCEOのJeromy Young氏にNEONについて話を聞いてみた。

NEONの背面の様子。NINJA Vらしきものが搭載されている

IPO後、ブランディングに変化が。新製品NEONのディスプレーは日本製を採用

ATOMOSのCEO Jeromy Young氏

気になるのは、NEONという製品名。ATOMOSと言えば、日本にちなんだネーミングを製品名に冠するのがお約束のはず。さらに展示ブースもこれまでの侍と忍者殺陣デモンストレーションモチーフはなかった。いったい何があったのだろうか?

――NEONは、これまでのATOMOS製品とブランディングが異なっています。これまでの日本固有の名称ではなくなりましたが、何か理由があるのでしょうか?

そうですね。製品名が、NINJA(忍者)やSHOGUN(将軍)ではななく、英語名になりました。ATOMOSは2018年12月に株式の店頭公開(IPO)をオーストラリアで行い上場企業となりました。ATOMOSは社員も増えており、会社も大きくなっています。新しい投資家や役員が加入したことにも理由があります。様々な意見が出てくる中で今回のNEONという商品の紹介となりました。

僕の心は日本にありますが、ATOMOS自体はオーストラリアの会社です。だから、ちょっとだけブランディングを変更しました。NEONという名称は、英語ですが、今後日本語名の商品がなくなるわけではないですよ。つまりこれまでのジェロミーラインも残る予定です。我々ATOMOSも大きくなり多様性が増えたといえます。

――NEONは、いいブランディングだと思いました。NEONのパネルは日本製でしょうか?

日本製です。なので、ディスプレイでクオリティは高いです。

――ATOMOSは、アップルと共同で、ProRes RAWの開発を進めてきていますが、最近の動向はいかがでしょうか?

NABでFilmlight、Assimilate、Colorfront、Telestream、MTI Film、グラスバレーがProRes RAWをサポートすることが発表されました。1年後は、もっと増えていると思います。

ひょっとしたら、IBCで発表ができるかもしれません。そうしたら、もう一回インタビューやりましょう!

txt・構成:編集部
Vol.13 [Digital Cinema Bülow VIII] Vol.15

[ Category : , ]
[ DATE : 2019-07-04 ]
[ TAG : ]

この記事に関連する記事一覧

[Digital Cinema Bülow VIII~Cine Gear 2019]Vol.16 会場で気になったあれこれ

txt・構成:編集部 美しい肌の色調と滑らかなボケ味を実現したPLプライムレンズ「Sumire Prime」 キヤノンは、NABで発表したSumire Prim... 続きを読む

[Digital Cinema Bülow VIII~Cine Gear 2019]Vol.15 SmallHD/Teradek:ワイヤレスプロダクションモニターやカメラコントロール対応モニターを展示。両社の技術が新製品に集結

txt・構成:編集部 撮影現場での映像確認やDITに最適な17インチワイヤレスプロダクションモニター「17RX」 TeradekやWooden Camera、Sma... 続きを読む

[Digital Cinema Bülow VIII~Cine Gear 2019]Vol.13 富士フイルム、100メガピクセルのラージフォーマットミラーレス「GFX100」やシネマカメラ用ズームレンズ「Premista」を展示

txt・構成:編集部 話題のラージフォーマットミラーレスカメラとシネマカメラ用ズームレンズ「Premista」との組み合わせがユニーク 富士フイルムブースの注目は、... 続きを読む

[Digital Cinema Bülow VIII~Cine Gear 2019]Vol.12 きれいなフレアとボケ味が特徴のプライムレンズの新製品「Tokina Vista One」シリーズを展示

txt・構成:編集部 シングルコートが特徴のフレアを実現したVista Oneシリーズをデモ 今年のTokina Cinemaブースは、昨年よりも大きくなっている。メイ... 続きを読む

[Digital Cinema Bülow VIII~Cine Gear 2019]Vol.11 ニコン、フルフレームミラーレスカメラで12ビットProRes Raw出力対応「Z 7」を展示

txt・構成:編集部 3:2のフルフレームセンサーを16:9に上下カットした形で収録可能予定 Cine Gear展示エリアに、ニコンはブース出展していない。しかし、AT... 続きを読む

[Digital Cinema Bülow VIII~Cine Gear 2019]Vol.10 パナビジョン、NDフィルターの度合いを調整できる6ストップ「LCND」フィルターシステムを展示

txt・構成:編集部 スタンドアロンでもワイヤレスでも濃度の調整が可能な「LCND」 パナビジョンは、レンズ、カメラ、フィルターから制作ワークフロー、ポストプロダクショ... 続きを読む

[Digital Cinema Bülow VIII~Cine Gear 2019]Vol.08 Leitz、プライムレンズのThalia-Tシリーズに新ラインナップを検討中

txt・構成:編集部 ライカユーザーならお馴染みのTHAMBAR 90mmがThalia-Tシリーズとして登場 2019年8月発売予定のThalia-T 90m... 続きを読む

[DSJ2019]Vol.03 気になる表示装置と気になるアナ・デジ変換技術

txt:江口靖二 構成:編集部 シブくて新しい展示たち DSJは言うまでもなく日本最大のデジタルサイネージのイベントだ。デジタルサイネージには何かしらの表示装置が必要だ... 続きを読む

[Digital Cinema Bülow VIII~Cine Gear 2019]Vol.07 カールツァイス小倉氏にラインナップが充実してきた「Supreme Prime」の魅力について聞く

txt・構成:編集部 Supreme Primeの拡充から見えてくること Cine Gear展示会場の見どころは、やはりほぼすべてが出揃っているレンズメーカーの展示だ。... 続きを読む

特集記事

DSJ2019 DSJ2019
幕張メッセで開催された国内最大のデジタルサイネージの展示会「DSJ2019」をレポート。
Digital Cinema Bülow VIII~Cine Gear 2019 Digital Cinema Bülow VIII~Cine Gear 2019
米国ハリウッドのパラマウントスタジオ内で開催された映画撮影機材の専門展示会「Cine Gear Expo」をレポート。
After Beat NAB SHOW 2019 After Beat NAB SHOW 2019
東京・秋葉原のUDXにて開催されたAfter NAB Show 2019をレポート。
NAB2019 NAB2019
米国ネバダ州ラスベガスにて開催される世界最大の放送機器展覧会「NAB2019」をレポート。
SXSW2019 SXSW2019
テキサス州オースティンで開催されたSXSW2019をレポート。
CP+2019 CP+2019
パシフィコ横浜にて開催されたカメラと写真の総合展示会「CP+2019」をレポート。
Film Shooting Rhapsody Film Shooting Rhapsody
いまだから知っておきたいフィルムの現状や伝統的な技術などを紹介する。
CES2019 CES2019
米国ラスベガスで開催された世界最大の国際家電見本市 CES2019をレポート。
PRONEWS AWARD 2018 PRONEWS AWARD 2018
2018年は映像業界にとってどんな年だったのだろうか。PRONEWS AWARDで部門ごとに振り返る。
10万円以下のジンバル選び 10万円以下のジンバル選び
一層注目が増している小型カメラジンバルをDJIやZHIYUN、FEIYU TECH、FILMPOWERの4社5機種に渡って比較紹介。
Inter BEE 2018 Inter BEE 2018
千葉幕張メッセにて開催される国際放送機器展“Inter BEE“をレポート。
InterBEE 2018の歩き方 InterBEE 2018の歩き方
今年もInterBEEの歩き方をジャンル別にピックアップし、6種類のコースを紹介。
新世紀シネマレンズ漂流:最新単焦点レンズ編 新世紀シネマレンズ漂流:もの作りの現場から
「新世紀シネマレンズ漂流:最新単焦点レンズ編」の続編。前回紹介することができなかったシネマレンズメーカーを取材。
Photokina2018 Photokina2018
ドイツ・ケルンメッセで開催されたスチルカメラの祭典 Photokina2018をレポート。
IBC2018 IBC2018
オランダ・アムステルダムで開催された欧州最大の映像・放送の展示会IBC2018をレポート。

トップ > 特集 > [Digital Cinema Bülow VIII~Cine Gear 2019]Vol.14 Cine Gear Expo 2019〜ATOMOS:オンセットやスタジオ用HDRシネマモニター/レコーダー「NEON」を展示