txt/movie:MonkeyHills(岡英史&猿田守一) 構成:編集部

前回に引き続き、気になったブースを紹介していこう。

アストロデザイン

8Kカメラの展示かと思いきや小型のアクションカメラを展示。しかしただのアクションカメラではなくボディにSIMをさす事が出来るので、そのまま4GやLETでリアルタイムに撮った映像を基地局に流せるというもの。自然災害や各種イベントのワンポイントに丁度よい。

ATENジャパン

元々IT系ガジェットを作っている同社。今回はキーボードやマウス、モニター等以外にもフラッシュメモリー共々をエクステンダーやマトリックス、簡易スイッチモード等のマルチキャスト対応エクステンダーKEシリーズが展示された。

エーディテクノ

各種4K~HDモニターが並ぶ中クロスコンバート機能やアナライザ機能を搭載した5型タッチパネル式モニターの展示。各種TESTパターンやループチェック等を搭載。小型モニターの中に機能満載のX_TS_miniはコスパも良くカメラバッグの中に入れて置いても全く邪魔にならない大きさは魅力だ。

さくら映機

筆者は全くのノーマークだった同社。オリジナルのノンリニアシステム4KPrunusの展示。完全に日本開発のため、各種カスタマイズにも迅速対応が可能だ。ワークステーションでの提供だが4Kクリップがサクサクと動く。またカメラから直接キャプチャ出来る追っかけ編集にも対応している。

SIGMA

映画「トップガン2」で同社のPLマウントレンズがASSYで使われたというニュースは記憶に新しい。さすがに先日発表されたカメラの展示はなかったが、代わりに新設計のレンズ40mmがある。

IDX

関西放送機器展で初お目見えしたCD-W10も九州初お目見え。受信機1台と送信機2台のパッケージでも価格は上位機種の半分以下。小型スイッチャーを使えば簡易的に2chスイッチングワイヤレスシステムが構築できる。

また今回初出しの小型伝送を参考出品。受信機の代わりにスマホ等でも映像確認できるのが特徴だ。

平和精機工業

新製品ではないが従来製品HFMPの小型バージョンが参考出品されている。同社のビデオ一脚HFMPはハイアングルからのビデオ撮影でも安定感が売りだったが、その分最低地上高が若干高い。ユーザーから短いバージョンが欲しいとのリクエストに答えた形での展示だ。機内持ち込みのバックにも入るくらいになったHFMP、興味ある方は問い合わせをして欲しい。

銀一

色々な撮影ガジェットを取り扱っている銀一だが、今回目に止まったのは、簡易型三脚ベース。どちらかと言えばハイハットに近い運用スタイルだが、OPのベルトを使う事で立木等にも固定できる優れもの。アウトドアで荷物をコンパクト化したい方には丁度良いガジェットだ。


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