txt・構成:編集部

ビジュアルテクノロジーは、日本サムスンとITGマーケティングと合同のSamsung SSDブース内に出展し、8K60P映像編集向けターンキーのワークステーション「TRUX SUPER MAX」(W-3175X)カスタマイズモデルを展示していた。ブースの周りには、いくつかのメーカーが映像編集向けワークステーションを展示していたが、8K60P対象なのはビジュアルテクノロジーだけだった。

TRUX SUPER MAXのポイントはCPUだ。4K編集のワークステーションではi9プロセッサ採用が中心だが、8K60P対応のTRUXでは28コア/56スレッド、ベースクロック3.1GHzのXeon W-3175Xを搭載。GPUには24GBのメモリのNVIDIA TITAN RTX、メインメモリは96GBで最大192GBまで搭載可能と、驚異的なスペックを特徴としている。ブースでは、RED HELIUM 8KS35で撮影された8K60Pの水中映像をDaVinci ResolveとAdobe Premiere Proで体感できるようになっていた。

外観は、木目も美しいシナベニヤを使ったデザインや中身が見えるガラスケースが目を引く。クリエイターが使う道具として、遊び心を加えたデザインを実現してみたとのことだ。

28コア/56スレッドの「Xeon W-3175X」を搭載。ガラスケースなので中の様子を確認できる

シナベニヤを使ったユニークなデザインを実現

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Vol.10 [4K・8K映像技術展Report] Vol.1