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[BIRTV2019]Vol.05 Tilta、腕の負担を軽減するジンバルスタビライザのサポートシステム「Armor Man 3」を展示

2019-09-11 掲載

txt・構成:編集部

さまざまなメーカーのジンバルシステムに対応し、重量を吸収して長時間撮影を実現

中国のアクセサリーメーカーの中でも、もっとも勢いがあるメーカーといえばTiltaだ。Tiltaは2008年設立、今年で11年目の会社だ。当初は一眼レフカメラのリグから始まって、無線フォローフォーカスから大型のスタビライザー系も手掛けるようになった。特にTiltaはデザインや開発の部署が強く、リグからクレーンなどの映画撮影で使われるアクセサリーまで揃えることでマーケットのシェアを広げてきたという。

Tiltaブースの中でもっとも目立っていたのは、まもなく発売の「Armor Man 3」だ。Armor Manは、ジンバルの重量を腕から体の中心に移動することで、ジンバル撮影の負担を軽減する。駆動は電動式ではなく、バネの構造で実現している。

シネマカメラとPLマウントレンズを組み合わせたジンバル撮影は、あまりの重量のため長時間撮影は困難だが、Armor Manを使用することで、20kgのジンバルとカメラが約5kgの重量感覚で長時間撮影ができるという。

Armor Manは第3モデル目で、ユーザーのニーズやフィードバックを受けて積極的に改良が続けられている。例えば、初代Armor Manは腰に巻きつけるタイプのため、ハイアングル撮影が困難だという問題が起きていた。最新モデルでは、ジャケットのエリアを肩まで広げることにより、ハイアングルに対応し、背中全体で重量を受け止める設計を実現している。

また、これまでは腰と肩の支えが一体型だったが、第3モデルでは腰と肩の部分を分離式に変更。それによって、カメラマンが前屈したり、左右に回転する、腰をひねるような動作がしやすいように変更されている。

Armor Man 3は、シネマの撮影でも特にアクションが多いシーンやダンスや舞踏系などの大きく動くもの、スポーツ系で被写体に対して素早く追跡する必要がある場面の撮影でよく使われているとのことだ。

車載クレーンシステムを展示

車載クレーンの展示も目立っていた。製造はアメリカで、その輸入代理元を手がけており、中国国内のレンタル会社に販売しているという。米国での価格は約6万ドル。

ブースでは様子が見えるように車外からクレーンの操作が行われていたが、車内で走りながらクレーンのコントロールが可能。高速にスピードを出した車外から、さまざまなアングル撮影を実現できるようになる。

価格と性能に優れた人気のフォローフォーカス「Nucleus」シリーズを展示

2種類のワイヤレスレンズコントロールシステムも、人気の高いアクセサリーだ。1つは、3チャンネルワイヤレスレンズ制御システムの「Nucleus-M」だ。モーター2つと、ハンドユニット、ワイヤレスハンドコントローラー、ハードケースをセットにしたフルキットが約1,200ドルで、発売から2年経過しても大変人気があるという。

特長は、ハンドユニットとハンドグリップの無線範囲は1,000フィート(約300メートル)と広く、ちょっと離れたジンバルのコントロールも可能だろう。

また、他社製よりもモーターのスペックが強力で、重量のある交換レンズを使っても遅延が起きにくいのも特長だ。それによって、幅広い種類の交換レンズに対応できるとのことだ。

ワイヤレスのレンズレンズ制御システム「Nucleus-M」

もう1つの「Nucleus-Nano」は、手持ちのスタビライザーで使いやすいように、少し小型化したフォローフォーカスだ。Nucleus-Mは、三脚を使用する際には最適だが、手持ちでフォローフォーカスを使いたい場合は、モーター部分も小型化されているNucleus-Nanoのほうが最適だ。

どちらもホイールは、金属と木製の異なる質感を融合させることでスタイリッシュなデザインを実現。触り心地も考慮したデザインも特長だという。

お手頃な価格やサイズが魅力的のNucleus-Nano

最後に紹介するのは、DSLRアクセサリーのリグだ。Tiltaのリグの特長は、ベースプレートはすべて共通で、さまざまなカメラに対応する。フォローフォーカスを搭載したり、サイドパワーハンドルはシャッターや録画のスタートの操作が可能。ケージはキヤノン、ニコン、ソニー、Blackmagic Designなど、各種いろいろなメーカーのモデルが揃っている。

特にTiltaのリグが他社と違うことろは、質感やデザインにこだわっている点だ。たとえば、一部のモデルではアンティーク状のタクティカルグレーとメタルグレー系のティルタグレーの2色から選べたり、デザインにもこだわっているという。

また、ベースやハンドルはほかの機種と共通で、ケージだけ変えるだけで使える。さらに足していろいろカスタマイズできる拡張性もTiltaの特長だという。

リグはさまざまな種類を取り揃えている。もっとも売れているのはBlackmagic Pocket Cinema Camera 4K用とのこと DJIやGoProなどのアクションカム用のリグも現在、開発中 txt・構成:編集部
Vol.04 [BIRTV2019] Vol.06

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[ DATE : 2019-09-11 ]
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