カメラと一緒に使うアクセサリーを巡るコース。このコースで、SSDや三脚、スタビライザー、レコーダーなどをチェックすることが可能だ。

01 アイ・ディー・エクス[#8503]

バッテリー、ワイヤレス、モニター、レンズコントローラーの新製品、さらにカタログには載っていない特注品の展示を予定している。

注目の新製品としては、マイクロサイズハイレートバッテリー「Imicro-150/Imicro-98」を展示。小型サイズで、最大出力154W(14A 11V時)と高いパフォーマンスを持つバッテリー。2つのD-Tap、V-Torch搭載やアクセサリーA-Vmicro2を使うことにより、ホットスワップ機能にも対応。大容量を実現し、消費電力の大きな機器やアクセサリーに長時間電源供給が可能。

ワイヤレスビデオの新製品2機種「CW-D10」「CW-1dx」の展示も注目したい。CW-1dxは、遠隔からモニタリングの共有が可能で、5GHz帯無線のHDMI専用モデルです。最大で250mの伝送距離を実現する。

ブースでは、バッテリーが当たる抽選を開催。来場者限定三角くじ(各日先着300枚限定)で、当たりが全て出た時点で終了。来場出来ない方のために、Twitter限定RTキャンペーンも行われる。

02 ATOMOS[#8401]

今年8月から本格出荷開始した「SHOGUN 7」は、高輝度3,000nitにアップグレードすることをIBCで発表。その3000nit/Dollby Vision対応バージョンを展示する。また、一眼レフカメラのHDMI RAW出力対応の最新モデルに合わせた「NINJA V」の最新バージョンを展示。

新製品は、オンセットやスタジオ用のHDRシネマモニター/レコーダーの「NEON」をInterBEEにて初展示。55インチ、31インチ、24インチ、17インチをラインナップする。

03 Samsung SSD[#7404]

多くの人が気になるのは「T5&ポケシネ4Kカメラ取付キット」だろう。「Blackmagic Pocket Cinema Camera 4K」はUSB Type-C(USB-C)拡張ポートが搭載されており、「T5」を付属のケーブルと接続して、撮影データを収録することが可能。

同キットは、収録に支障がないように、T5本体を固定できる取付キット(T5用ホルダー、ボールヘッド、オスオス止めネジ)を付属したモデルで、T5に収録したコンテンツは、そのままWindows PCやMacに接続してデータ転送が可能。USB Type-Aポートのみ搭載したPCでも、付属のUSB Type-C to Aケーブルを使用して「T5」を接続することができる。

その他にも、Portable SSD T5の放送局向けパッケージを展示する。TV放送局やポストプロダクションで撮影・編集した映像コンテンツの保存や持ち運び、保管ができるように、コンパクトな専用クリアケースに「Samsung Portable SSD T5」のポータブルSSD本体と接続ケーブル(USB Type-C to Aケーブル/USB Type-C to Cケーブル)を収納したパッケージ製品。

04 Aputure Imaging Industries[#6107]

IBC 2019で発表されたAputure 600Dや300Xを展示する。それ以外の出展概要は明らかにしていないが、SNSなどでOsamu Hasegawa氏、イルコ・アレクサンダロフ氏、藤井翔太氏によるスペシャルトークイベントを予定していることを明かしている。

05 ZHIYUN Tech[#4309]

メーカーの出展概要には、「Crane M2」「Crane 3 Lab」「Weebill Lab」を展示と紹介しているが、10月25日に行われた「Photo EDGE Tokyo 2019」では「WEEBILL S」を展示。InterBEEでは、こちらが目玉の展示となりそうだ。

WEEBILL Sは手ブレや揺れの少ない滑らかな動画をミラーレスカメラで撮影するために設計された中型サイズのジンバル。別売(2019年中発売予定)のワイヤレストランスミッターを組み合わせてばフルHD(1080p/30fps)の低遅延映像をジンバルからスマートフォンに伝送可能になるなど、高い拡張性も備えている。

06 ヴァイテックイメージング/ヴァイテックプロダクションソリューションズ[#4201]

今年は、ヴァイテックプロダクションソリューションズとヴァイテックイメージングが合同出展。ヴァイテックプロダクションソリューションズは、昨年大好評だったVinten/SachtlerのFlowtech75、Flowtech100をメインに展示致。その他、LED照明のLitepanelsやスタジオ用ペデスタル各種をラインナップする。

ヴァイテックイメージングは、フルードビデオ雲台のNitrotech 608、Nitrotech 612を参考出品。そのほか特殊雲台の「Genie Mini II」やテーブルトップ三脚の「ゴリラポッド3K PRO」を展示する。

07 Harmonic Japan 合同会社[#3407]

出展製品は、「VOS360」、「SpectrumX」、「ElectraXOS」。出展概要は3つあり、1つがIP化とUHD-HDRワークフローへの移行を簡易化。Harmonic社のソフトウェア版Spectrum X送出メディア・サーバーとVOS360 SaaSを展示。

2つ目が、OTT配信とブロードキャストの統合。VOS360 SaaSのデモンストレーションでは、OTTとブロードキャストの配信ワークフローの統合によって、事業者がビデオストリーミングサービスを迅速に導入し、機動力を高め、ビデオ配信を合理化できることを証明する。

3つ目が、フューチャー・ゾーン:8KとAIテクノロジによるワンランク上のビデオ品質。8Kストリーミング・ソリューションと併せて、より良い視聴体験と最大50%の帯域幅削減を可能にするEyeQコンテンツ認識型エンコーディング(CAE)も展示する。

08 平和精機工業[#2513]

Libecは過去最大の10コマブースで出展。「フラグシップ」「プロダクション/ブロードキャスト」「プロビデオ」の3つのゾーンに加え、毎年お馴染みとなった「修理相談コーナー」を開設。

「フラグシップエリア」には新製品の三脚システムの「QD」シリーズを、スタジオセットアップのカメラを搭載した状態で展示。また、「プロダクション/ブロードキャストエリア」には、無段階カウンターバランスシステムを搭載した三脚システムの「RSPLUS」や「RS」に加え、超小型ペデスタルの「P110S Compact」を展示。

「プロビデオエリア」には、先日発表した電動ジンバルの「TH-G3」、自立式一脚のリニューアルモデルの「TH-M」、カメラバッグの「Urban CamBag」、グランドスプレッダー用フロアマット「FM-1B」などを展示する。


Cコース [InterBEE 2019の歩き方] Eコース