Media Composer 6

Media Composer 6がInter BEE 2011で初公開された。米国では17日、日本では18日にリリース開始となった。64ビット・アプリケーションになって、Stereoscopic 3D編集機能が大幅に改善され、AJA/Matrox/Blackmagic Design/Bluefish 444/ MOTUのI/Oを新しくサポートした。つまり、Final Cut Pro用のハードウェアをすでに持っていれば、Media Composer 6へ無理なくAvidに移行できるようなったということだ。これは朗報だろう。

Media Composer 6

ステージデモのみで紹介されたMedia Composer 6。新しいユーザー・インターフェースも導入された

Avid Motion Graphics

新製品の中で目立っていたのはアビッド、モーショングラフィックスの新製品「AMG」(Avid Motion Graphics)だ。今年9月のIBCで発表されたもので、国内では初公開となった。

アビッド社のキャラクタージェネレータDekoの後継機種で、キャラクター生成からフル3Dアニメーションに至るまで美しいイメージを作成できるツールだ。統合された新ワークフローで、素早くオンエアできるのもウリだ。

Avid Motion Graphics

リアルタイム2D/3DレンダリングエンジンとGPUやI/Oテクノロジーを搭載した次世代ツールセット「Avid Motion Graphics」