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Blackmagic Design製品事例:ヴァン・ウィリアムのミュージックビデオ「Revolution」の場合

2017-08-08 掲載

Photo Credit:Silvia Grav

Blackmagic Designの発表によると、ヴァンス・バーバリー撮影監督が、ソングライター/パフォーマーであるヴァン・ウィリアムの「Revolution」のミュージックビデオの撮影に、URSA Mini Proデジタルフィルムカメラ、Video Assist 4Kモニター/レコーダーを使用しているという。「Revolution」にはスウェーデンのフォークデュオ、「ファースト・エイド・キット」も参加している。バーバリー撮影監督はこれまでにガンズ・アンド・ローゼズ、パール・ジャム、サンタナ、コールドプレイなどのミュージックビデオを手掛けており、DaVinci Resolve StudioおよびDaVinci Resolve Mini Panelを使用してカラーグレーディングも行っている。

グラント・ジェイムズ監督、Milkt Filmsプロデュースによる「Revolution」は、ぶつかってばかりの関係とその終結を歌っている。

ジェイムズ監督:真っ暗な空間で、ヴァン、そしてクララとジョアンナダのソダーバーグ姉妹(ファースト・エイド・キット)が感情的なパフォーマンスを繰り広げます。このミュージックビデオでは、彼らは時には一人一人で、時には共に、歌詞の裏に込められた感情を表現しようとしています。そんな彼らの姿を組み合わせることが狙いでした。結果として、自然な美しさとリアリズムに根ざしたテーマを保ちつつ、ファッション性の高い写真との境界線にあるような、ストレートで印象的なイメージを得られました。

バーバリー撮影監督:歌詞の世界と写真のようなイメージを可能な限り強調するため、白黒のルックにしました。歌詞の展開に合わせたルックにしたかったので、柔軟に扱える画像が必要不可欠でした。これがURSA Mini Proを使用した理由です。URSA Mini Proの15ストップダイナミックレンジは、グレースケールで真価を発揮しました。濃いシャドウやブラックから露出過多の部分まで扱うには、広いダイナミックレンジが必要になります。

またバーバリー氏によると、URSA Miniの触覚コントロールにより、ペースを乱されることなく設定の変更やルックの確認ができたという。

バーバリー撮影監督:私たちは、23.98fpsと60fpsを切り替えて撮影していたのですが、高フレームレートのボタン(HFR)がカメラの外側についていたのはとても便利でした。また、グレースケールとフォルスカラーを使用してRAWとLogを確認し、露出をチェックしました。RAWを「F1」ボタンに、そしてフォルスカラーを「F2」に設定したので、ボタンを押すだけで簡単にルックを切り替えられました。機能ボタンをカスタマイズできるのは本当に便利ですね。

他にも、ショットに応じてURSA Mini Proの内蔵NDフィルターを使用できる点が気に入っています。照明の状況は常に同じではありません。少し明るめの800 ASAでも撮影してNDフィルターを使用しました。これにより、ワイドアパーチャーで撮影して浅い被写界深度を得られました。これらの追加機能は非常に便利で、ワークフローを効率化できました。

ジェイムズ監督:これまでに何度かURSA Mini 4.6Kを使用したことはあったのですが、URSA Mini Proを使うのは初めてでした。デザインとコントロールのアップグレードは目を見張るものがありますね。Blackmagic Designカメラのフィルムライクな特質と、プロダクションからポスプロへのワークフローの切り替えが簡単なところが気に入っています。高コントラストの白黒で撮影したのですが、URSA Mini Proのダイナミックレンジのおかげで膨大な量のディテールを持つリッチな黒を得られたので、映像を自在に扱うことができました。

ポストプロダクションでは、ミュージックビデオのテーマを際立たせるために、バーバリー氏はDaVinci Resolve StudioとDaVinci Resolve Mini Panelを使用した。

バーバリー撮影監督:ミュージックビデオは、クリーンなルックから始まります。そしてストーリーが展開するにつれ、アーティストたちの髪は乱れて行き、泣いたり叫んだりします。最後には、とても「美しく」ひどい状態になります。

弱めのコントラストとミッドトーンから始めて、曲の盛り上がりに合わせてミッドトーンのディテールを減らして映像を和らげました。そこからコントラストを高めて、ミッドトーンを暗くすると同時にハイライトを強調しました。URSA Mini Proでディテールをキャプチャしているので、ミッドトーンのディテールを調整することで、肌のテクスチャーが浮き彫りになります。

かなりのグレーディングを行っても、イメージを美しくクリーンな状態に保つことができました。DaVinci Resolve Studioの優れたトラッカーも非常に役立ちましたね。移動やサイズ変更、ソフトネス、カーブを簡単に実現できます。信じられないほどパワフルな機能です。さらに、DaVinci Resolve Mini Panelを導入したことで、ノードの追加、スチルの保存と呼び出し、フレームの移動、Power Windowの作成などがとても簡単にできるようになりました。すべてのボタンを指先で捜査できるので非常に効率的です。パネル自体は頑丈で耐久性があり、とても重宝しています。このようなプロジェクトの仕上げに最適ですね。


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[ DATE : 2017-08-08 ]
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