txt:山下大輔 構成:編集部

もーぐらふぇすin広島は何故行えたのか?考えてみた結果

8月3日に広島で西日本を対象としたモーショングラフィックスのイベント「もーぐらふぇすin広島」が開催されました。述べ100人以上のクリエイターが参加し、各セッション非常に盛り上がりを見せました。今回はその企画、運営に携わった山下から何故イベントを行う事ができたのかをレポートをさせていただきたいと思います。いやぁ本当に熱かった。

イベントの概要

モーショングラフィックスに必要な考え方や要素を全国のスペシャリストをお呼びしてその方ならではの切り口で話してもらうイベント。開催地は広島。After EffectsやCinema 4Dに限らず全てのモーショングラフィックスユーザーに向けたイベントです。Lenovoさんをはじめとしたメーカー様にも協賛いただいた一大イベントとなりました。

そもそもの動機

まずは何故この企画を考えたかという所ですね。まずモーショングラフィックスというカテゴリに関しては誰もがイメージのできるものだと思います。ただ、意外にリアルイベントが少ないという印象も持っていました。Twitterなどで自分の作品を公開している方も多い中、そういった創作に役立つ大規模なリアルイベントを行えないかなというのが発端です。

そして広島開催になったのはこういったイベントの大半が関東で行われていることが多いと感じたからです。ある方に「西日本ってあんまりリアルな交流が多くないんです」と聞き、どうせイベントをするなら西日本でやりたいなという気持ちが高まりました。

2つの善意の搾取

「登壇メンバー」の搾取

今回のイベントは基本的に「善意の搾取」で成立していると思っています。なぜなら登壇メンバーにはギャラも出せないし交通費も出せないという半端ない負荷を最初から与えてしまっているからです。それでも出て欲しい方々はいる訳で、声をかけました。まずは西日本のクリエイターであり、PRONEWS連載でもおなじみ、影響力の強いダストマンさん、TORAERAさん。やっぱり人を集めるにはカリスマに出て欲しいと思ったからです。

そして愛媛のCGクリエイターの石水さん。石水さんはこのイベントのきっかけを与えてくれたクリエイターさんでもあります。そこから関西の奥本さんにお声がけ、配信屋台でもおなじみの面白い方ですね。ただ、この時にはまだきちんと話した事がありませんでしたが(汗)。そして、関東からも映像講師でもおなじみの大須賀さん、AEオフをはじめとした関東のカリスマのyama_koさん。

モーショングラフィックの生き字引といっていい白戸さんにお声がけしました。本当に負荷をかけてしまったなと…自分自身は開催5日前くらいまで人を集められなかったらどうしようと本当に胃がキリキリしていたのを今も思い出します(苦笑)。今回はこの7名の方に声をかけられて本当に幸運でした。

「運営スタッフ」の搾取

そして運営スタッフの搾取です。今回のイベントは人数が100名を超える事が想定されていたのでお手伝いいただけるスタッフがどうしても必要でした。

まずMCにはPremiere Proユーザーグループの管理人である市井さんにお願いしました。山下は運営に集中しないと爆発してしまうと感じていたからです。現地広島のコーディネートは高祖さん。高祖さんともお会いしたことはありませんでしたがFacebook上では繋がっていました。

今回のイベントをTLで流したところ、メッセージでご協力いただける事に。この高祖さんがいなければ正直今どうなってるかわかりません…本当にお世話になりました。そして香川の安倍さん、名古屋の丹羽さん、関東からも佐川さん、加藤さん、原島さん…この運営スタッフも基本的に超絶クリエイターの方ばかりです。正直登壇側の方々にこうやって運営に参加してもらえたのは、登壇スタッフのケアも含めて良い結果になったと思っています。

拡散する媒体やご協力いただいた皆様

こういったメンバーの元、イベントの運営が進んでいく訳ですが、一番は情報の拡散をどうするかでした。そこで使ったのはモーショングラフィックスのユーザーも多いTwitterでした。Twitterにアカウントを作り情報の拡散を始めていきました。ご興味ある方は是非Twitterのフォローをお願いします(笑)。

Twitterアカウント:@mografes1

そしてPRONEWSさんはじめ多くの媒体にもお声がけして拡散をお願いしました。

イベント当日

イベントは11:00−17:00の長丁場です。それに伴い8:00のタイミングで運営メンバーはセッティングに入り、登壇メンバーも最終チェックのために9:30位には会場入りしてもらいました。

登壇メンバーはギリギリまで内容を精査してもらったのでその日の明け方4時くらいまで仕込んでいた方もいて申し訳ないなぁと…。そして会場時間が近づいて入場が始まる訳ですが11:00までにほとんどの方にご来場いただきすぐに会場はほどなく満員となりました。本当にこの瞬間が自分の最低限の役割をクリアできた瞬間ではありました。

もうそこからは順調に最後まで進んでいくだけなんですがイベント中の質問の中で参加した地域の分布をきくタイミングがありました。広島がほとんどと思いきや、関西、近畿、四国、九州。関東からも参加者が分散されていました。

西日本と区切ったイベントとしてはこれ以上ない結果ですね。広島のイベントではなく西日本のイベントになったのだと思います。内容としては賛否両論あるかもしれませんが、モーショングラフィックスのスキル共有だけではなく、ものづくり自体の考え方や効率化などを含めたものとなりました。

ガチガチのモーションイベントだと思ってた方ごめんなさい。今回の内容に関してはまた動画をまとめる予定なのでそちらを確認していただきたいと思います。情報はTwitter(@mografes1)からお知らせさせていただきます。

最後に

今回のイベントにはたくさんのメーカーさん、媒体の方がご協力いただいています。本当にご協力ありがとうございました。そして参加してくださった皆様、運営の皆様感謝いたします。

西日本で100人のクリエイターを集めたモーショングラフィックスのイベントとして第1回開催が行えたことを幸運に思います。必ず次に繋げたいと思いながら今は余韻に浸りたいと思います。クリエイター同士の交流はこれからも続けていければと思っています。

今回のイベントが開催が何故できたか?というというの答えは、

  • やりたいと思った人間がいた
  • 協力したいと思った人間がいた
  • 参加したいと思った人間がいた
  • そして、それがお金の問題ではないと思った

という事が全てだと思います。結局のところ人はお金では本当の意味では動かないということではないでしょうか?いや、これは自費で全部自腹というのは当てはまりません。これは本当に改善すべきことですが。利益が出るからやるとかやらないとかではない別の共感できる部分は絶対に必要です。

次回はもっと負担のかからないようにやっていきたいと思いますし、是非スポンサーになっていいという方がいらっしゃればいつでもお声掛けを(笑)。

それではモーショングラフィックスで快適なクリエイターライフを^^

WRITER PROFILE

山下大輔

フリーランスの映像講師。Adobe Community Evangelist。アドビ製品でビデオ編集をどのようにやっていくか日々模索中。FacebookではAfter Effects User Groupの管理人として勉強会なども随時行なっている。