PRONEWS

  • imgABOUT
  • imgTWI
  • imgFB
  • imgYTU
  • imgInstagram
  1. トップ
  2.  > 
  3. コラム
  4.  > 
  5. 鈴木佑介
  6.  > 
  7. [OnGoing Re:View]Vol.117 FX6が生み出す新「α」伝説~フルフレーム・シネマカメラはイチガンの呪縛を断ち切れるのか?
Column

Vol.117 FX6が生み出す新「α」伝説~フルフレーム・シネマカメラはイチガンの呪縛を断ち切れるのか?

2020-11-30 掲載

txt:鈴木佑介 構成:編集部

FX6はさまよい続ける「映像制作系α難民」の受け入れ先になりうるか?

今から数ヶ月前だったであろうか。“Cinema Line”と名付けられ、VENICE、FX9と並んで、突如発表されたソニーの「FX6」。FS7からFX9への変化のようにFS5クラスのカメラもいよいよフルフレームへと進化することは想像できた人も多いだろう。筆者も以前のコラムでFX9について触れた時にも書いたが、最近のソニーの業務機はαの良いところを取り入れている。その証拠にFX6にはそのボディにしっかりと「α」の刻印がされている。

FX9を触ったことがある方ならピンとくると思うが、「αのオートフォーカス(瞳AFを含む)」がシネマカメラで使えるようになっている。またデュアルネイティブISOなどの採用なども含め「高感度性能」に対してもかなり前向きに取り入れてくれている。

最近のソニーのカメラはα7S IIIを含め、業界全体の流れから見た時に少しばかり面白みにかけるが、真新しさやキャッチーな機能よりも、「着実・確実な熟成された4Kカメラ」を作ろうとしている印象を持っている。そんな「堅実姿勢」の中、FX6がどういう立ち位置で登場するのか注目を集めていた。

今年はオンライン開催となったInter BEE初日の2020年11月18日に合わせて世界同時にそのスペックが発表された。もうご存知の方も多いだろうがその特徴を記しておく。注目すべきポイントは、同じEマウントのフルフレームセンサーのカメラとして先日発売されたα7S IIIを超えられるか、そしてFX9にどこまで肉薄できるか、という点だ。そして何よりもFX6が筆者をはじめとしてさまよい続ける「映像制作系α難民」の受け入れ先になれるのかどうかだ。

発売前に1ヶ月強使用した結果、FX6の購入を決めた筆者

筆者が感じたFX6の10の魅力

今回筆者はソニーのInter BEE ONLINE登壇のためFX6を1ヶ月強お借りしていた。その期間の中で作例の撮り下ろしはもちろん、日常業務にも使用して感じた、スペックレビューだけでないリアルな実感を皆さんにシェアしていきたい。先に伝えておくと、すでに購入の意思は販売店に伝えてある。つまりFX6は「良いカメラ」であるという結論だ。

α7S III in Cinema Camera(手ブレ補正は除く)

FX6が気になる人にとって一番重要なのはα7S IIIと比較してどうか?であると思う。一言でFX6を語るとしたら「シネマカメラの形をしたα7S III」と言うのが一番手取り早いだろうか。実際良いカメラなのだが、発表から発売までの2ヶ月の間でα7S IIIがイマイチ盛り上がらなかった原因をFX6が綺麗に解決してくれた気がしている。

スペック表

筆者を含め、α7S IIIを手にした時に「スチルカメラのカタチの意味」を見出せた人は少ないと思う。語弊があるといけないので、その前に「α7S IIでキャリアアップした我々にとって」と付け加えておこう。スペックなどを並べてみると、パッと見、α7S IIIと類似しているが、FX6は「映像を撮る」ことに特化している。

ボディ・トップハンドル・サイドハンドルとFS5を踏襲したカメラ構成

FX6には、電子式の可変NDフィルターが内蔵され、長時間撮影ができるバッテリー、熱問題から開放されたボディXLR端子付きのトップハンドル、角度を変えられるサイドハンドル、12G-SDI(HDMIだけでは現場で辛い)やTC入力装着位置を変更できる液晶モニターなどスチルカメラにはない「ビデオカメラ」の形をしている強みにあふれている。

そして12G-SDIからは16bitのRAW信号が出力でき、AtomosのShogun7を使って最大4KDCI/60pの12bit ProResRAW記録ができる。

最近はどのメーカーもRAW出力を機能として加えてくれていて、とても良い傾向だとは思うが、問題はなぜProRes RAWなのだ?ということだ。というかProRes RAWは何が良いのか?

何人ものクリエイターと出会ってきたが、少なくともProRes RAWをワークフロー含め、使いこなす人はおろか、使っている人に会ったことすらない。レビュー記事や動画もたまにあるが、ProRes RAWの有用性も含めてまったく訴求されていない。実際、使いこなし含め、有用性を訴求できる人がいるならばぜひ一度教えを乞いたいくらいだ。

露出や色温度をいじったり撮影時の失敗の補填ではなく、カラーをきちんといじるためにRAWで撮影したいのだ。DaVinci Resolveで使えない段階でProRes RAWの存在意義は見出せない(もういい加減DaVinciも対応してあげて欲しい。無理だろうが)。

「とりあえずProRes RAWで外部収録させればいい」みたいな風潮はもうやめてBlackmagic RAW対応が嫌ならば、CinemaDNGにしてほしい。その方がよっぽど価値があると真面目に思う。ソニーを含めProRes RAWを選択するメーカーは一度考えて欲しい。

トップハンドル、サイドハンドルがなくても撮影は可能。スタイルは自由だ

ボディ自体は0.89kgと軽量

今回カメラ内蔵マイクがボディ側に搭載されているため、ボディだけでも音声が記録できるが、XLR端子は2つともトップハンドルに搭載のため、きちんと音声収録する際はトップハンドルの使用が不可欠。またトップハンドルはボタン類が増え、かなり使いやすくなった

慣れるまでは戸惑うのがメニューだろうか。一回押すとクイックメニューが表示され、長押しする事で従来のメニュー画面となる

FX6のバッテリーはFX9/FS7/FS5と同様のBP-Uシリーズ

イチガンで動画撮影を始めた人にとってビデオカメラの形は異形のものに見えるかもしれないが、映像制作を行う上で必要最低限のものと使いやすさが詰まった形であることは間違いない。スチルカメラをケージやトップハンドル、マットボックスなどを付けて「使いやすさ」を求めるのであればはじめから「使いやすい」方が良い。特に映像制作に必須なNDフィルターが内蔵されていることは被写界深度やガンマのコントロールにおいてスチルカメラの形をしているα7S IIIよりも大きなアドバンテージになる。

収録メディアはα7S IIIと同様、CF Express Type AとSDカードを採用。デュアルスロットになっている

4K120pなどの高フレームレートで撮影する場合はCF Express TypeAが必須となる。メディアの転送速度は50GBが2分程度で済むので申し分ないが、専用のカードリーダーが別売で約15000円するのが少々ネックだ

また、収録メディアはα7S III同様、CF Express TypeA(両カメラともにSDカードも使用できるが、高フレームレート、高品質設定で撮る際は前者が必要)を採用しているが、FX6はFX9と同じXAVC-IのMXFでの収録が可能。α7S IIIのXAVCS-Iでのmp4収録より、ネイティブで編集する際のPCへの負荷は少なくて済む(DaVinci Resolveで編集を行なっている筆者の環境下では特に)。

FX6の唯一の残念な点は「ボディ内手ブレ補正がない」事くらいであろうか。せめてα7S IIIで搭載されている電子式の「アクティブ手ブレ補正」は搭載して欲しかったのは正直なところだ。手持ちでFX6を使用する際は極力手振れ補正付きのレンズを使うのが良いだろう。

また、残念かどうかはユーザーによると思うが、FS5と違ってEVFがない。FX9のように取り外し可能な格納式の液晶フードは備わったが、晴天下の中では正直心許ない。EVFを使用したい場合は外部接続でEVFを接続するか、FX9のようなルーペを液晶モニターに付けるかだ。ちなみにFX9のルーペは装着できるらしい。であればルーペをオプションで構わないから発売してほしいと思う。

ついでに言うとFX9のようなサイドアームのようなものもあると撮影に幅が広がるはずだ。このあたりはソニーの業務機のマネジメント部署は融通が効かない印象があるので実現してほしい。

さて、α7S IIの時のFS5と違うのは、今回のFX6が「フルフレーム」ということ。センサーサイズが大きいということ。明るく、被写界深度のコントロールがしやすいということ。大は小を兼ねるが、小は大を兼ねない。映像制作者にとってSuper35mmは扱いやすいかもしれないが、αと同様の感覚で扱えるのはイチガンからステップアップを考えているユーザーにとっては違和感なく使えるであろう。

S-Log3に最適化された15stop+のダイナミックレンジ

色々な意味で苦労しなくなったS-Log3(当たり前の話だが)

今回FX6もα7S IIIと同様にS-Log3/S-gammutでの撮影に最適化されている。S-Log3で提唱している上6ストップ、下9ストップをきちんと出せている印象で15stop+とされているダイナミックレンジになるほど、と説得力を感じる。

また、言い方が正しいかどうかわからないがカメラ自体のカラーサイエンスがFX9(VENICE系?)系と同じようなチューンナップがされていてこちらもα7S IIIと同様、S-Log3をノーマライズした際に良い意味でソニーらしくない「すっきりとした」ノーマルルックを作れるようになっている。

 ong45_z280_SDR0dB-.jpg

Log
※画像をクリックすると拡大します

 ong45_z280_SDR12dB-.jpg

Normal

 ong45_z280_SDR18dB-.jpg

Grading


 ong45_z280_SDR0dB-.jpg

Log
※画像をクリックすると拡大します

 ong45_z280_SDR12dB-.jpg

Normal

 ong45_z280_SDR18dB-.jpg

Grading


 ong45_z280_SDR0dB-.jpg

Log
※画像をクリックすると拡大します

 ong45_z280_SDR12dB-.jpg

Normal

 ong45_z280_SDR18dB-.jpg

Grading


筆者がいつも通りの言葉で話すなら「気持ち悪いマゼンダ」が出にくくなっていてDaVinci Resolveでノーマライズした際に「マゼンダを抜くためのノード」がひとつ減る分作業効率が上がったと言えるだろう。

そのおかげもあってかα7S IIIとのカラーマッチングが大変やりやすい。能書きよりも画で比べてみるのが一番だと思うので、同じライティング下のインタビュー撮影をFX6とα7S IIIでマルチカム撮影をしてみた。撮影は4K S-Log3 10bit 4:2:2の内部収録で、カラーグレーディングを施した。

https://www.pronews.jp/pronewscore/wp-content/uploads/2020/11/suzuki_fx6_17141.jpg

α7S III+Planar T* FE 50mm F1.4 ZA
※画像をクリックすると拡大します

https://www.pronews.jp/pronewscore/wp-content/uploads/2020/11/suzuki_fx6_17134.jpg

FX6 + FE 135mm F1.8 GM
※画像をクリックすると拡大します

いかがであろうか。元画は微々たる差はあるかもだが、カラーでかなりすんなりとキャラクターを合わせることができる。前述だが「やっと10bit 4:2:2内部収録」が実現したことによりカラーグレーディングを行う際のボトムラインとなったので安心してカラー作業ができる。

とはいえ、12bitフルRGBないし16bitフルRGBなどに慣れてしまっていると10bitの限界をすぐに感じるであろう。もちろん8bitよりはいじれる幅が多く、破綻が少ないがポストで何かをするのではなく撮影時にできることを全部しておくことが幸せなカラー作業ができるのは間違いない。「現場が全て」なのは不変である。

ちなみに、FX6はS-Log2が選択できない。S-Log3への最適化がここにも裏付けされている気がする。筆者も含め、今までの8bitだったが故にS-Log3に対して懐疑的な人が多いと思うがきちんとチューンされているので怖がらずに使っていただきたい。逆に言うと今まで8bitS-Log3で苦しんできた人たちにはこんなに破綻しないのか、と実感していただけるだろう。

Fast Hybrid AF+4K120p(FHD240fps)撮影が内蔵ND搭載で無敵になる

FX6はα7S IIIと同じFast Hybrid AFを搭載している。顔認識、瞳AFも使用できる。そしてAFを有効にしたまま収録メディアと電源の続く限り、時間無制限で4k120p(FHD240p)撮影ができるのはα7S IIIでも可能だが、FX6でないとできないことがある。

それは「前玉にNDフィルターが付かない超広角レンズをそのままの画角で使用できる」ということだ。後ほど紹介するが、今回の撮り下ろしの作例でDJIのRS 2にFX6を搭載して、12-24mm F2.8 GMで撮影したカットがある。

https://www.pronews.jp/pronewscore/wp-content/uploads/2020/11/suzuki_fx6_17448.jpg

超広角レンズでのダイナミックな美しい画がカメラとジンバル任せで撮れる
※画像をクリックすると拡大します

どんな晴天下でも基準感度のISO800で欲しい絞りで撮影できる。これも可変式内蔵NDフィルターのおかげだ

FX6と12-24mm F2.8 GMをRS 2で運用

フルフレームセンサーであることで、Super35mmセンサーでは使えなかった超広角域のレンズを使用でき、かつNDフィルターの装着が難しい前玉が出たレンズも内蔵NDがあれば何の問題もなくシャッタースピードや欲しい露出は保ったまま、オートフォーカス任せで被写体は捉えたまま、ジンバル操作をするだけで美しい映像を手に入れることができる。夢のような話だ、と冷静に思った。今これが実現できるのはFX6だけであろう。

また、晴天下においてどんなに明るい単焦点レンズでもNDフィルターの濃度を1/4~1/128の濃度でボディ側で調整するだけで、欲しい絞りで使用することができるというのは快適そのものである。基準感度が高くなるLog撮影において(FX6はISO800/α7S IIIはISO640)内蔵NDフィルターの価値は何モノにも変えられないであろう。それでもボディ内手ブレ補正は欲しかったが(しつこい)。ちなみに4K120p撮影時には1.1倍にクロップされるが私的にはフルフレームセンサーが故、そこまで気にならない。

「S」ばりの高感度性能がもたらす映像制作における真の価値

α7Sシリーズの「S」は「Sensitivity(高感度)」を表していた。しかしもう、Sensitivityはαだけのものではなくなった。FX6は「二つのベース感度」を採用。ここでデュアルネイティブISOと言いたいところだが、なんでもデュアルテイティブISOは「ノイズレベルが同じ」事が前提らしくFX6に採用されている「二つのベース感度」は感度によってノイズレベルが変わる独自のチューンナップとなっている。低感度側のベース感度は800(α7S IIIは640)、高感度側のベース感度は12800となっている。

ここは私的な意見というか感想なので、もしかしたら違うのかもしれないがデュアルネイティブISOの場合、ベース感度となる感度で撮る事で18%グレー(適正露出)を基準に上下何Stopとそのカメラで決められたダイナミックレンジを担保する形になっていて、感度を上げ下げした際、ノイズレベルを保つために上下どちらかのダイナミックレンジを犠牲にしているようなイメージだが、このFX6は感度ごとにノイズレベルが変化する代わりにどの感度でもS-Log3のガンマカーブを表現するのに適した上6stop、下9stopを保とうとしてくれているのではないか?と思う。

高感度がどこまで使えるのか?というのが気になるのは人のサガだろう。簡単にテストをしてみたが、撮影下の光源にもよるが誤字ではなくISO80000~100000くらいまではポストでのデノイズをかければ使えなくない印象だ。実際問題、参考写真のようにF1.4で映像を撮影することは少ないと思うので、数段絞ることを考えてもNoise Reduction次第ではISO25000~32000あたりくらいまでが実際使える範囲であろうか。

 ong45_z280_ND4F16-.jpg

※画像をクリックすると拡大します

 ong45_z280_ND128Fopen-.jpg

※画像をクリックすると拡大します


F1.4で映像を撮ることはないだろうが、テストでISO80000にて撮影。デノイズしてもディティールは保っている。実際25000~32000くらいであれば使えそうな印象だ

ところで「高感度」という言葉を聞くと「暗いところでも撮れる」という考えに行きがちだが、高感度のメリットは他にもある。それは、同じ照度のライティング下で「絞れる」ということだ。低感度側で800、高感度側で12800という事は5段分の絞りの違いがある。例えば低感度側800で5.6の絞りになるように作ったライティングでマクロ撮影などの際に絞りが必要になった場合、高感度側ベースに変更する事で照度は保ったまま、絞りだけを入れることができるのだ。

暗所テストをした際の素材からの切り出しの写真を見ていただきたい。

 ong45_z280_ND4F16-.jpg

※画像をクリックすると拡大します

 ong45_z280_ND128Fopen-.jpg

※画像をクリックすると拡大します


https://www.pronews.jp/pronewscore/wp-content/uploads/2020/11/suzuki_fx6_17782.jpg

※画像をクリックすると拡大します

低感度ベース側の都合でF1.4の開放絞りにしてあるが800のF1.4と12800のF1.4にNDを入れた状態で比べてみた。NDで5段分減光しないといけないので、1/19NDを入れてある(本来は1/18だが、なぜかこの時19にしかならなかったので厳密に言うとほんの少し暗い)。低感度側・高感度側ベース感度でのダイナミックレンジは見た目差がなく感じるであろう。撮影設定がS-Log3なので、さすがに高感度側になるとノイズは見えてくるがノーマライズした際にはデノイズする想定なので特に問題はない。

次の写真は今回の作例の一部のシーンを抜粋したものだ。同じライティング下で低感度から高感度側へ切り替えて、レンズを2段絞り、内蔵NDで3段分絞ったものだ。

https://www.pronews.jp/pronewscore/wp-content/uploads/2020/11/suzuki_fx6_17802.jpg

Planar T* FE 50mm F1.4 ZA ISO800 F5.6
※画像をクリックすると拡大します

https://www.pronews.jp/pronewscore/wp-content/uploads/2020/11/suzuki_fx6_17826.jpg

FE 90mm F2.8 Macro G OSS ISO12800 F11 + ND1/8
※画像をクリックすると拡大します

2枚を見て比べていただきたい。同じ照度レベル、トーンを保っている。これが示す事はFX6が選択されるであろうローバジェットな現場において「数少ない照明機材で撮影できる」という事に加え「セッティングチェンジに時間がかからずに撮れ高を増やせる」と言う事だ。そこに前述の高性能なAFが加わる事によって、「フォーカスによるNG」が激減する。タレントなど有名人を撮影する際、現場がスムースに回るのは言うまでもない。

S-cinetoneでプライマリグレーディング要らず

FX6には「S-Cinetone」が搭載されている。今し方見て頂いた2枚のスタジオでの女性の写真はS-Cinetoneで撮られている。そしてカラーグレーディングはほぼ施していない。S-Cinetoneは「VENICEの開発を通じて得られた知見を元に作られたルック」という事だが、簡単に言うと「イケてるビデオガンマ」だ。FX9で実際に使用してからの大ファンで、FX6でも使える事を知った時には心が弾んだ。

通常のビデオガンマ(709)と同じライティングで比較するとその違いがよくわかる。中間からハイライトにかけて滑らかになり、スキンが血色良くなる、というか少し赤っぽくなる。特徴としては、その他の傾向として、暗部が少し青色に転ぶ傾向もある。

中間からハイライトにかけて滑らかな階調スキントーンが良くなる(肌色の出方は被写体次第でポストで調整)

肌色の出方は被写体次第なので、ポストでの調整は必要になるかもだが、基本の「ノーマルルック」としては申し分ないはずだ。これが示すことはカラーグレーディング作業における「プライマリ」をすっ飛ばしてすぐさま「セカンダリ」へといける事だ。

S-Cinetoneなら撮って出しでイイ感じになる

作例編集中のカラーページより。S-Cinetoneの素材であれば、ほぼセカンダリの作業だけで済んでいる

本編での編集はさすがに若干の「カラコレ」は行うが、実際問題、スキントーンの調整や図形でマスクしてのセカンダリ作業程度で済む。S-Cinetoneを使用すると「ノードが少なくて済む」のだ。クオリファイアなどカラーマスクなどをする際も「腐っても10bit」。ある程度のことはできるので、無理しなければきちんとフッテージが応えてくれる。

話はそれるが、DaVinci Resolveが市民権を得て数年。カラーグレーディングが当たり前の所作になってきた昨今だが、実際問題どうであろう?本当にカラーをやりたい人はどれだけいるのであろう?

若輩者ながら筆者もトレーナーとして、数多くの講座やプライベートレッスンでカラーを教えているが「プライマリ」ができない人が多い。それは技術的にではなく感覚的にだ。簡単にいうと「適正なコントラスト」がわからない、という人が一定数いる。コントラストはカラーにおける全ての基礎だ。Logガンマで撮影しておいて、あとで弄る余白を残すにしても現場で「撮影時にルックが決まっていない」事が問題だ。

それであれば「ビデオガンマ」で撮る方がよっぽど良い。S-Cinetoneなら「人間が思うキレイ」を見せてくれるので現場でのクライアントプレビューの際にも依頼主はイメージしやすく、ポストでのセカンダリの話だけで合意が取れるだろう。つまりは現場がクイックに動く、ということだ。

S-Cinetoneのおかげで照明、ヘアメイク、依頼主とのコンセンサスが取りやすく、現場・ポストがスムーズに回る。昔のように「出てきた画が全て」なのでイメージの共有がしやすいと言うことだ。作りたいものに現場で近づけておく、この辺りもBack to basicsなのかもしれない

FX6なら何でも撮れる

今回の撮り下ろし作品をご紹介したい。内容は「ハンドメイドアクセサリーブランドのコンセプト紹介とイメージ映像」だ。2本分の映像がリレー式に続いて総尺2分半の作品だ。前半がいまや定番となった「ダイアログベース」の映像でS-Log3にてFX6とα7S IIIで撮影している。後半がFX6をS-Cinetoneで撮影した「ビジュアルベース」の映像となっている。グレーディングはほぼセカンダリのみ。BTSもあるので興味がある方はそちらもどうぞ。

Tapis Rouge PV

Tapis Rouge PV BTS-1

Tapis Rouge PV BTS-2

ご覧になって頂いて、どう感じるかは見た方の現在の立ち位置やこれからどうしていきたいか、というスタンスによって変わるであろうが、本作例は「チープをディープに」がテーマになっている。これはクライアントというかブランド主とも話したことだが「ハンドメイド」というとどうしてもアットホームとか手作り感、という柔らかいイメージに偏りがちになる。そこを映像でリッチに変えるという挑戦だった。

このFX6がメインカメラとして選ばれる現場は、お世辞にもハイバジェットの現場ではなく、ローバジェットの現場が多いはずだ。予算が限られている、と言うことは撮影の時間的制約やスタッフの人数的制約、編集をいかにクイックに行うかなど条件が色々と厳しくなってくる。

ローバジェットだから映像がチープになるのではなく、ローバジェットだからこそ、適切な機材を選んでチープをディープに変えることが受注する我々の価値を高めることになるのではないだろうか?このFX6はドキュメンタリー、ウェディング、イベントやライブ、記録や配信ミュージックビデオ、イメージ広告まで、幅広いスタンスで活躍できるカメラだと感じている。言い方は難しいがαのように「手軽な動画」も「仕事としての映像」も楽に撮れるのがFX6の魅力だ。

ハイバジェットになった場合、FX6を選ぶことは少ないかもしれないが内容と場合によっては、リッチな画が撮れるシネマカメラ1台よりもFX6を数台、もしくはα7S IIIとの組み合わせの方が良い場合があるかもしれない。

特にαを使ってキャリアップしてきた、またはこれからしていくであろう映像制作者の皆様が掴むチャンス下において「失敗できない現場」に立ち向かわなければいけないことが必ずでてくるはずだ。そうした「勝負の時に確実に撮れる」カメラの存在は重要になってくる。特に映像制作を生業とするならば、必要なのは「仕事の確実な遂行」であり「自己表現」は二の次である。

かくいう筆者もRED Helium 8Kを主力のカメラに、Blackmagic Pocket Cinema Camera 6Kをサブにしているが、FX6の存在は「仕事を遂行する」上で必要だと判断し、購入を決めた。よく言っていることだが「カメラは使い分け」だ。そのカメラは使い分けの中で筆者のようなα7S IIに夢を託し、αと一緒にキャリアップを果たしてきた者たちにとってもはや「イチガンのカタチ」をしているものの役割は終わったと感じている。

α7S IIIは良いカメラである。ただ、それは大人になってしまった我々のものではなく(使うな、という意味ではない)これからの時代を作っていく、若いキャリアの世代のものかもしれない。そう、カメラには対象年齢ならぬ「対象キャリア」が存在するのだ。

シネマカメラに引き継がれる「α」の称号。FX6が「フルフレーム・スタンダード」として新しいαの伝説が生まれるのか?

一眼で動画を撮れるようになって10年。そのイノベーションによってキャリアアップさせてもらった我々世代がステップアップする時が来ていることをFX6で実感した。とはいえ排他的な考えでなく、共存すれば良いと思っている。FX6とα7S IIIは良いタッグチームになる。どちらかを選ぶ、のではなく両方を使うというのも選択肢の一つだ。お互いの短所を埋め合えば良い。

カメラに70万が払えない、という声をたまに聞くがビデオカメラとしての値段は20年さほど変わっていない上、安くなっているのは事実で、スチルカメラで40万の方が、筆者はよほど高く感じる(笑)。動画が撮れるようになったスチルカメラの恩恵にあやかり続けるのも良いが、キャリアを積んだのであれば、その鎖を断ち切って、きちんとビデオカメラで映像制作に勤しんで欲しいと思っている。

そんなギャップを感じる今、新しい世代(α7S III)と共存しながら「α」を冠したFX6を手にした我々はどんな物語を紡いでいくのか。α7S IIによってたくさんの映像クリエイターが生まれたようにFX6による新しい「α」の伝説の一部を作るのは貴方かもしれない。


WRITER PROFILE

鈴木佑介 日本大学芸術学部 映画学科"演技"コース卒の映像作家。 専門分野は「人を描く」事 。 広告の仕事と個人ブランドでのウェディングがメイン。 セミナー講師・映像コンサルタントとしても活動中。


[ Writer : 鈴木佑介 ]
[ DATE : 2020-11-30 ]
[ TAG : ]

関連のコラム一覧

Vol.135 8K30PやATOMOS NINJA Vを使ったProRes RAW収録にも対応するソニーαシリーズ最上位機種「α1」レビュー[OnGoing Re:View]

txt:松本和巳 構成:編集部 ■デジタル一眼カメラ α1 ソニーストアの価格:税込880,000円(希望小売価格はオープン) 問い合わせ先:ソニー ... 続きを読む

Vol.134 手軽にFPVが楽しめるDJI FPV登場。ゴーグルを使用したドローンの操縦やマニュアルモードを検証[OnGoing Re:View]

txt:藤本拓磨 構成:編集部 ■DJI FPV DJI FPV コンボ 税込154,000円 DJI FPV Fly Moreキット 税込33,... 続きを読む

記事のタイトル

Vol.133 使い勝手が劇的に向上したBMPCCシリーズ最新カメラ「Blackmagic Pocket Cinema Camera 6K Pro」[OnGoing Re:View]

txt:伊納達也 構成:編集部 ■Blackmagic Pocket Cinema Camera 6K Pro Blackmagic Pocket Cinema Camer... 続きを読む

Vol.132 ハッセルブラッドHシステムのレンズ焦点距離を縮小し、Xシステムで使用可能な「XHコンバーター 0,8」検証[OnGoing Re:View]

txt:新田みのる 構成:編集部 ■XHコンバーター 0,8 発売日:2021年3月27日 価格:税込122,100円 問い合わせ先:ハッセルブラッドジャパン X... 続きを読む

小林基己の視点メイン写真

Vol.02 民放キー局深夜ドラマ撮影にソニーα7S IIIを選んだ理由[シネマトグラファー小林基己の視点]

txt:小林基己 構成:編集部 ソニーα7S IIIの魅力を開発者に聞く 2020年11月の話になりますが、民放キー局オンエアの深夜ドラマをソニーα7S IIIで撮... 続きを読む

WRITER PROFILE

鈴木佑介 日本大学芸術学部 映画学科"演技"コース卒の映像作家。 専門分野は「人を描く」事 。 広告の仕事と個人ブランドでのウェディングがメイン。 セミナー講師・映像コンサルタントとしても活動中。


Writer

編集部
PRONEWS編集部による新製品レビューやイベントレポートを中心にお届けします。
小寺信良
業界で噂の新製品を、AV WatchやITmediaのコラムでもおなじみの小寺信良氏がレポート。
raitank
アートディレクター。あまたの海外ソースを読み漁ってHDSLRを独学。国内と海外の情報流通の温度差にモーレツな疑問を感じ、最新の情報を自ら日本語で発信するblogを運営中。
ふるいちやすし
自身で脚本、監督、撮影から編集、音楽までもこなすマルチプレーヤー。
岡英史
バイクレース及びF3レース参戦など、映像とはかけ離れた経歴を持つ異色ビデオカメラマン
江夏由洋
兄弟で株式会社マリモレコーズを設立し、ノンリニアにおける映像技術、映像制作を中心に、最新技術を取り入れたワークフローを提案している。
鍋潤太郎
ロサンゼルスを拠点とするVFXジャーナリスト。
林和哉
株式会社フロンティア 映像事業室 室長 プロデューサー・ディレクター。入口から出口まで全てのポジションを守備範囲にしている。最新技術が好物で、各種セミナー活動も豊富。
江口靖二
江口靖二事務所代表。現在デジタルサイネージコンソーシアム常務理事などを兼務。
猿田守一
企業向け動画、番組制作、CM、動画配信、各種ステージ記録など撮影から編集まで行い、地域に根ざした映像制作活動を行っている。
オースミ ユーカ
映像ディレクター。企画、脚本から演出までジャンルを問わず活動。
土持幸三
1970年生。鹿児島県出身。俳優を経て渡米。LA市立大卒業・加州立大学ではスピルバーグと同期卒業。帰国後、映画・ドラマの脚本・監督を担当。川崎の小学校で映像講師も務める。
鈴木佑介
日本大学芸術学部 映画学科"演技"コース卒の映像作家。専門分野は「人を描く」事 。広告の仕事と個人ブランドでのウェディングがメイン。セミナー講師・映像コンサルタントとしても活動中。
松本敦
映像クリエイター。企業VPからスポーツイベント撮影まで幅広く手がける。アクションカムやドローンなどの特殊ガジェット好き。
宏哉
タイムコード・ラボ代表。Next-Zero.com管理人。バラエティーから報道や空撮まで幅広い番組撮影をこなすTVカメラマンであり、ダンスイベントからe-ラーニング収録まで請け負う街のビデオ屋さん。イージス艦CICから幼稚園のおゆうぎ会まで、フィールドは問わない。
手塚一佳
CGムービー制作、ネットワークゲーム制作を得意とするデジタルデザイン会社アイラ・ラボラトリの代表取締役。修士(芸術) 博士課程芸術専攻
荒木泰晴
東京綜合写真専門学校報道写真科卒業後、日本シネセル株式会社撮影部に入社。1983年につくば国際科学技術博覧会のためにプロデューサー就任。以来、大型特殊映像の制作に従事。現在、バンリ映像代表、16mmフィルムトライアルルーム代表。フィルム映画撮影機材を動態保存し、アマチュアに16mmフィルム撮影を無償で教えている。
ノダタケオ
ソーシャルメディアとライブ配信・動画メディアが専門のクリエイター。2010年よりスマホから業務機器(Tricasterなど)まで、さまざまな機材を活用したライブ配信とマルチカメラ収録現場をこなす。
山本遊子
山本遊子(やまもとゆうこ) フリーランスの映像ディレクター。1999年からテレビ、WEBなど様々なメディアで映像を作り続けている。うぐいすプロ
渡辺健一
映画録音技師/テクニカルライター(ペンネーム:桜風涼)著書「YouTuber/ビデオグラファーのための『完全録音マニュアル』」
照山明
株式会社ガイプロモーション代表。企業VP制作や撮影業務に力を入れつつ、自社Facebookページでは不定期にコアな映像ネタを発信中。
千葉孝
収録が3/4テープの撮像管カメラ時代から長きにわたり映像に携わる。カメラマン歴33年。ドキュメンタリーからMV、ドラマ、映画、CMまで様々なジャンルで活動している。最近ではカラリストとしても数々の広告作品に参加。趣味はゲームとバイクと車。日本人で最初のiPhone購入者というのが自慢。
VISIONGRAPH Inc.
イノベーションリサーチに基づいて未来像 {HOPE} をつくる専門会社。様々な領域の未来を予報します。 SXSW Japan Officeも担っています。著書『10年後の働き方』発売中!
小島真也
Blackmagic Design認定トレーナー、写真家、撮影監督。赤坂スタジオを経て、篠山紀信氏に師事。1990年に独立後は雑誌、広告界にて人物、ドキュメンタリーを中心に写真家活動。動画へのきっかけはFinal Cut Studio 5.1を導入し映像編集を始めたこと。商業映画や自主映画では撮影監督として撮影・照明・カラーグレーディングを担当し、TVドラマでは撮影部として参加。
ダストマン
ド田舎暮らしの映像屋。本業はフリーのオンラインエディター、CM多め。趣味で色んな映像の作り方の YouTube【ダストマンTips】を配信している。
栁下隆之
写真家アシスタント、現像所勤務を経て、撮影機材全般を扱う輸入販売代理店で17年余り勤務の後に、撮影業界に転身。一眼カメラによる撮影を得意し、代理店時代に手がけたSteadicamや、スタビライザー系の撮影が大好物。
西村真里子
株式会社HEART CATCH代表取締役。国際基督教大学卒。2014年株式会社HEART CATCH設立。ビジネス・クリエイティブ・テクノロジーをつなぐ“分野を越境するプロデューサー”として自社、スタートアップ、企業、官公庁プロジェクトを生み出している。
長谷川朋子
テレビ業界ジャーナリスト、コラムニスト コンテンツビジネスの仕組みについて独自の視点で解説した執筆記事多数。最も得意とする分野は海外流通事情。カンヌのTV見本市MIP現地取材を約10年にわたって重ね、この分野におけるオーソリティとして活動中。
高信行秀
ターミガンデザインズ代表。メーカーや代理店などの依頼でトレーニングや技術解説、マニュアルなどのドキュメント作成など、テクニカルに関しての裏方を務める。知られていない製品の魅力を伝えることが好きで、色々と仕掛けることを趣味にする。
山下大輔
フリーランスの映像講師。Adobe Community Evangelist。アドビ製品でビデオ編集をどのようにやっていくか日々模索中。FacebookではAfter Effects User Groupの管理人として勉強会なども随時行なっている。
山本加奈
山本加奈 KANA YAMAMOTO デジタル・フィルム・フェスティバルRESFESTのディレクターを経てウェブマガジンwhite-screen.jpの編集長を務める。2017年11月より映像表現カルチャーを紹介するNEWREELを創設。伊藤ガビン氏とともに編集長を務める。他、海外のクリイティブイベントのプロデュースやインタビューを通して才能の発掘や、業界の意識改革に貢献する。2018年は Motion Plus Design(パリ)のTokyo meet up総合司会や、ILMのDoug Chiangを迎えたTHU(ポルトガル)の東京ギャザリングをプロデュース。
柏原一仁
リリーヒルワークス代表。銀一株式会社にて映像機器・写真用品のセールス・マーケティングを経て独立。好きな食べ物はからあげ。
曽我浩太郎
未来予報株式会社 代表取締役・プロジェクトデザイナー。新ビジネスに特化したリサーチ・コンセプトデザイン・コンサルティングを専門に行う。2019年6月SXSW Japan Officeを設立。著書『10年後の働き方「こんな仕事、聞いたことない!」からイノベーションの予兆をつかむ』が好評発売中。
井上晃
映像制作会社「有限会社マキシメデイア」代表、制作プロデューサー&キャメラマン。Facebookグループ「ATEM Tech Labo」、「Grass Valley EDIUS ユーザーグループ」を主催して、ATEMやEDIUSの布教に、日々勤しんでおるでよ。
石多未知行
クリエイティブディレクター、映像クリエイター、空間演出家。PMAJ代表、東京芸大 非常勤講師。空間演出やプロジェクションマッピングを中心に様々なメディアを使った企画演出を手掛ける。
奥本宏幸
大阪を拠点にしているフリーランスの映像ディレクター。演出・編集・モーショングラフィックをバランス良くこなす。フィンランドサウナが好きです。のびしろラボ管理人。
小林譲
イギリスにて大学卒業後、現地の会社にて映像編集を学ぶ。2006年に帰国。大手ポスプロIMAGICAにてテレビ番組を中心に日本のキャリアをスタート。後にドラマ、音楽系、CM系へと活躍の幅を広げる。2017年に独立。オフラインからアートデザインまで、作品の全体パッケージを監修することも多い。
小林基己
MVの撮影監督としてキャリアをスタートし、スピッツ、ウルフルズ、椎名林檎、リップスライム、SEKAI NO OWARI、欅坂46、などを手掛ける。映画「夜のピクニック」「パンドラの匣」他、ドラマ「素敵な選TAXI」他、2017年NHK紅白歌合戦のグランドオープニングの撮影などジャンルを超えて活躍。noteで不定期にコラム掲載。
染瀬直人
映像作家、写真家、VRコンテンツ・クリエイター。2014年、ソニーイメージングギャラリー銀座にて、VRコンテンツの作品展「TOKYO VIRTUAL REALITY」を開催。YouTube Space Tokyo 360ビデオインストラクター。Google × YouTube × VR SCOUTの世界的プロジェクト"VR CREATOR LAB”でメンターを、また、デジタルハリウッド大学オンラインスクール「実写VR講座」で講師を勤める。著書に「360度VR動画メイキングワークフロー」(玄光社)など。VRの勉強会「VR未来塾」を主宰。
安藤幸央
無類のデジタルガジェット好きである筆者が、SIGGRAPH ASIAやCESなど海外の注目イベントを紹介。
高野光太郎
Cosaelu株式会社 代表取締役 / 映像ディレクター ミュージックビデオ、番組オープニングタイトル、CM、劇場映画、全てをデスクトップで制作。
ヒマナイヌ
頓知を駆使した創造企業
駿河由知
中央区築地出身。マルチカメラ収録&配信ユニット「LiveNinja」メンバー。2006年より株式会社スタートライン設立。外務省、国連機関、国際NGOなどの国際会議やシンポジウム、企業イベントなどのライブ配信を担当
山本久之
映像エンジニア。フリーランスで映像設備のシステムインテグレーションと、ノンリニア編集に携わる。
ベン マツナガ
未来シネマ/ディレクター。ハリウッドでの大型映像制作、短編時代劇の自主映画制作を経て、現在は、映像を通じて人と人をつなぐことをテーマに様々な映像制作に取り組んでいる
河尻亨一
1974年大阪生まれ。雑誌「広告批評」を経て現在は実験型の編集レーベル「銀河ライター」を主宰、企業コンテンツの企画制作なども行う。デザイナー石岡瑛子の伝記「TIMELESS」(http://eiko-timeless.com/)をウェブ連載中。
茂出木謙太郎
株式会社キッズプレート代表。「楽しいInternetコンテンツ」をテーマに活動。現在VRの可能性をまさぐり中。CG-ARTS協会会員
稲田出
映像専門雑誌編集者を経てPRONEWSに寄稿中。スチルカメラから動画までカメラと名のつくものであればなんでも乗りこなす。
小池拓
(有)PST 代表取締役。1994年より Avid、Autodesk、Apple、Adobeなどの映像系ソフトのデモ、トレーニンングを行っている。
黒田伴比古
報道・ドキュメンタリーエディターでありながら、放送機器に造詣が深く、放送局のシステム構築などにも携わるマルチプレーヤー。
ヒラタモトヨシ
ファッションとテクノロジーを繋ぎイノヴェーションを生み出す事をライフワークとし、WEB/ライブメディア/高精細映像表現を追求。
猪蔵
いつも腹ペコ。世の中の面白いことを常に探っている在野の雑誌編集者。
須藤高宏
東京・国分寺市に於いて録音スタジオ「マイクロサウンド」を運営し各種録音編集に携わる傍ら最近では各種イベント配信音声を担当。
林永子
映像制作会社勤務を経て、2002年よりMVライターとして独立。映像サロン『スナック永子』主催。日本初監督別MVストリーミングサイト『TOKYO VIDEO MAGAZINE VIS』の編集長。2016年初エッセイ集『女の解体』を上梓。
ViewingLab
未来の映像体験を考える有志の研究会。映画配給会社、映像作家、TV局員と会員は多岐に渡る
石川幸宏
20年以上にわたり映像系ジャーナリスト/アドバイザー/プランナーとして活動、2016年よりHOT SHOTを創刊、同編集長としても活動中。
山下香欧
米国ベンチャー企業のコンサルタントやフリーランスライターとして、業界出版雑誌に市場動向やイベントのレポートを投稿。
岡田智博
クリエイティブクラスター代表。メディアアートと先端デザインを用いたコンテンツ開発を手がけるスーパー裏方。
萩原正喜
米国コロラド州から、米国のデジタル放送事情からコロラドの日常まで多岐に渡るコラムをお届けします。
坪井昭久
映像ディレクター。代表作はDNP(大日本印刷)コンセプト映像、よしもとディレクターズ100など。3D映像のノンリニア編集講師などを勤める。
しらいあきひこ
カメラメーカー、ゲーム開発などの経験を持つ工学博士が最先端のVR技術を紹介。
秋山謙一
映像業界紙記者、CG雑誌デスクを経て、2001年からフリージャーナリストとして活動中。
今間俊博
アナログ時代の事例を通じ、教育関連の最新動向を探る。
金田浩樹
映画・テレビの映像制作を中心に、USTやニコ生等、ライブメディア各分野を横断して活動中。ジャンルや固定概念にとらわれない構成力と発想に定評あり。
伊藤裕美
オフィスH(あっしゅ)代表。下北沢トリウッドでアニメーション特集上映を毎年主催している。
UserReport
業界で話題の商品を実際に使ってみてどう感じたかを、各方面の様々な方々にレポートしていただきました。
System5 Labs
SYSTEM5スタッフが販売会社ならではの視点で執筆します。
  1. トップ
  2.  > 
  3. コラム
  4.  > 
  5. 鈴木佑介
  6.  > 
  7. [OnGoing Re:View]Vol.117 FX6が生み出す新「α」伝説~フルフレーム・シネマカメラはイチガンの呪縛を断ち切れるのか?