[Equipment lovers!!]Vol.01 Blackmagic URSA Mini Pro 12K 突き抜けた解像度と対峙するために
2020-12-04 掲載

爆誕!ResolutionMonster!
未曾有のパンデミックに全世界が等しく晒された2020年。本来であれば、オリンピックイヤーでもあり、カメラ業界も大いに盛り上がるはずだった明るい未来はあっさりと崩れ去り、カメラにまつわる業界の展示会は軒並み延期や中止、オンライン化され、海外渡航を筆頭に様々なイベントやロケ撮影などはことごとくバラしとなった一年となってしまったのでした…。暗い!

ところが、カメラ業界のメーカー諸氏におかれましては、どうにもこうにも我慢のできないタチの方々が多いらしく(事情が多々あることは承知しておりますが敢えてのですよ!)。2020年は近年稀に見る、「俺たちはこれを待っていた!」的なカメラの発売が相次いでユーザーの皆様が右往左往する大変な事態となっております。

そんなカメラもレンズも周辺機器も、「これでもか!」といわんばかりに発売が相次いでいる今日この頃、今年リリースされたカメラの中でも、筐体もデータもビッゲストなカメラが登場してきたわけです。発表時から話題のBlackmagic URSA Mini Pro 12K!
こいつが実にレビュー泣かせの難しい機材だということ、まず操作性やインタフェース、筐体特徴、設定項目、ここらへんがBlackmagic URSA Mini Pro 4.6K G2と気持ち95%共通であり、そこらへんの話が全くもってできない!言うならばUSB-C外部ドライブの接続先がBNCコネクタが集まる筐体右後ろ下部のみになり、元来のUSB-Cコネクタはアップデートなどのユーティリティ専用となったことなどです。
そしてBlackmagic RAWの圧縮率が12:1までだったところから12Kという巨大な解像度を扱うべく18:1まで拡張されたこと。細かくは多々ありますが、既存ユーザーの乗り換えには優しいものの〜レビュー的にはちょいと、苦しい、というあたりお察し頂きつつ、本編出発進行とさせていただけましたらこれ幸いでございます。
で、思いついたのがサンプル提供スタイル
サンプルという言葉を用いたのは、このカメラがあまりにも難しすぎるため、1ユーザーの判断で結論づけるには厳しいものがある…というところで皆様と共に評価を共有していこうじゃないかと思い立ちました。
今回評価サンプルを撮影した際の使用レンズはEFマウントとなります。本来PLマウントの12KではPLマウントの各レンズでの評価が然るべきではありますが、今までのURSA Miniユーザーの多くがEFマウント使用、また評価期間中に自由に使えて揃えられるレンズを考慮した結果、EFマウントでの評価となりました。
しかしながら相手は12K。現在のEFマウントレンズでハイレゾリューションに食らいついてくれるであろう期待を持ってレンズを揃えてみました。サンプルという言葉を使ったのは、このカメラがあまりにも難しすぎるため、1ユーザーの判断で結論づけるには厳しいものがある…というところで皆様と共に評価を共有していこうじゃないかと思い立ちまして、今回はそういった趣旨の記事となりますことご了承いただけましたらと思います。
■サンプル撮影に使用したEFマウントレンズ
- SIGMA 105mm F1.4 DG HSM
- SIGMA 40mm F1.4 DG HSM
- SIGMA 28mm F1.4 DG HSM
- SIGMA 14mm F1.8 DG HSM
- SIGMA 50-100mm F1.8 DC HSM
- Zeiss Otus 55mm f/1.4 ZE
- Canon EF 100-400mm f/4.5-5.6L IS II USM
一部、50-100mmや、14mmのメタデータがおかしくなり、SIGMAの70-200表記になっていますが、メタデータの中の焦点距離を見ていただくとそうでないことはお分かりいただけるかと思います。
ディテールに萌えろ!
今回の撮影ロケーションはこれでもかとディテールが炸裂しまくる川崎の千鳥運河~浮島工業地帯、そして大自然の豊富なディテールが襲いかかるトロッコ電車に揺らり揺られて欅平からの祖母谷温泉地帯、以上の2箇所となります。それではめくるめく12Kの世界をじっくりとご体感ください。
12Kの世界を楽しんでいただくために絞りやシャッタースピードは色々悩みましたが、解像のピークは超えているであろうものの被写界深度とのバランスを考えた最大でf13の絞り、そして被写体ブレを極力抑えて妙な解像度不足にならないシャッタースピードに設定(ここはちょっと後述する部分となります)した撮影とさせていただきました。
また今回無計画に撮ってきた素材を、少しでも軽量なダウンロードになるようDaVinci Resolveのメディア管理で.brawを書き出し直してあります。とはいえ圧縮してもRAWはRAW、1ファイルにつき数百MB~数十GBの容量はあるのでご注意ください。
川崎の千鳥運河~浮島工業地帯編

レンズ:SIGMA 40mm F1.4 DG HSM
設定:BRAW 8:1 SS1/100 f3.8
※画像をクリックすると2,500ピクセルに拡大します
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レンズ:SIGMA 40mm F1.4 DG HSM
設定:BRAW 8:1 SS1/50 f8
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まずは工場地帯を風景として狙ったものから。切り出しのスチルを見ていただくとすでにわかる通り、今まで以上にコントラストの浅い状態で記録されるのが12Kというか、BlackmagicのカラーサイエンスGen5の特徴と言えるのがおわかりいただけますでしょうか。乱暴な言い方をしてしまうとARRI ALEXAシリーズのLogに近くなったような印象を受けます。
今まで以上にコントラストや彩度は浅くなり12K以前のカメラとはグレーディングの方向性が変わったと感じられ戸惑う方も多いかと思いますが、ものは試しでDaVinciの処理をする際、ARRI ALEXA Log C to Rec 709のLUTを適用してみてください。意外としっくりくると感じるかたも多いのではないかと思います。無論これが最善ではないですが、方向性の一端としてみていただければと思います。
続いて圧縮率の比較に移ります。

レンズ:SIGMA 105mm f/1.4 DG HSM
設定:BRAW 5:1 SS1/100 f13 12K
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レンズ:SIGMA 105mm f/1.4 DG HSM
設定:BRAW 8:1 SS1/100 f13 12K
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レンズ:SIGMA 105mm f/1.4 DG HSM
設定:BRAW 12:1 SS1/100 f13 12K
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レンズ:SIGMA 105mm f/1.4 DG HSM
設定:BRAW 18:1 SS1/100 f13 12K
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レンズ:SIGMA 105mm f/1.4 DG HSM
設定:BRAW Q0 SS1/100 f13 12K
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レンズ:SIGMA 105mm f/1.4 DG HSM
設定:BRAW Q1 SS1/100 f13 12K
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レンズ:SIGMA 105mm f/1.4 DG HSM
設定:BRAW Q3 SS1/100 f13 12K
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レンズ:SIGMA 105mm f/1.4 DG HSM
設定:BRAW Q5 SS1/100 f13 12K
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ごらん頂いていかがでしょうか?正直言って4Kモニターフルスクリーンで観るぶんにはどれもほぼ区別がつかないというのが正直なところです。等倍表示でやっと違いを感じるぐらいでしょうか。ここはさすがの.brawの圧縮の巧みさが光っているのかなと。.brawは素敵です。乾杯。
続いて記録解像度による比較に移ります。このカメラの大きな特徴とも言えるセンサークロップなしでの8K4K収録、センタークロップでの6K収録、これまでご覧いただいたものと完全に同ポジで8K/4K/6Kと並べ、圧縮率はバランスを見て8:1で揃えてみました。

レンズ:SIGMA 105mm f/1.4 DG HSM
設定:BRAW 8:1 SS1/100 f13 8K
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レンズ:SIGMA 105mm f/1.4 DG HSM
設定:BRAW 8:1 SS1/100 f13 4K
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レンズ:SIGMA 105mm f/1.4 DG HSM
設定:BRAW 8:1 SS1/100 f13 センタークロップ6K
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8Kハイスピードやハイエンドの撮影では差が出てくるかもしれませんが、この8K4Kの様子を見る限り、日常的な撮影での4Kカメラとしての利用も十分視野に入ってくるのではないでしょうか。最終視聴環境次第では全然アリだと感じます。
ただし日常使いをするにしても、合わせるレンズはどうするのか。ここは少し難しい問題になってくるかもしれません。場所を変えて、似た画角のレンズを据えて撮影したのが以下になります。

レンズ:SIGMA 50-100mm F1.8 DC HSM(55mm)
設定:BRAW 8:1 SS1/200 f13 12K
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レンズ:ZEISS Otus 55mm f/1.4 ZE
設定:BRAW 8:1 SS1/200 f13 12K
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レンズ:SIGMA 40mm F1.4 DG HSM
設定:BRAW 8:1 SS1/200 f13 12K
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正直今まで愛用してきた50-100mmが微妙に惜しい!というのが少し残念な結果になってしまいましたが、ZEISS Otus 55mmやSIGMA 40mmなどはさすがの一言。メーカー自信作のフルサイズ用レンズだなという印象です。今回サンプルアップについて12Kを使う案件で多くは使用されないだろうということと、比較になるレンズがなかったので今回のサンプルからは除外したのですが。ズームレンズながらキヤノンEF 100-400mm f/4.5-5.6L IS II USMが意外と健闘していたことにちょっとした喜びを感じました。
ハイスピードでの比較も掲載します。縦の解像度は落ちるものの、12Kですら60FPS超え。これまた後述しますが、限界を超えていくBlackmagic Designの姿勢にはいつも頭が下がるばかりです。

レンズ:ZEISS Otus 55mm f/1.4 ZE
設定:BRAW 8:1 SS1/200 f13 12K Res.12288×6480 FPS24 ND2
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レンズ:ZEISS Otus 55mm f/1.4 ZE
設定:BRAW 18:1 SS1/200 f13 12K Res.12288×5112 FPS75 ND0
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欅平~祖母谷温泉地帯編
さて、ここまでは人工物でのサンプルが続いたのでここからは大自然での撮影サンプルをお送りします。前述した欅平からの祖母谷温泉地帯にかけて、まずは昼間のサンプルを。

レンズ:SIGMA 14mm f/1.8 DG HSM
設定:BRAW 12:1 SS1/100 f6.2
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レンズ:SIGMA 105mm f/1.4 DG HSM
設定:BRAW 12:1 SS1/100 f6.2
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レンズ:SIGMA 105mm f/1.4 DG HSM
設定:BRAW 12:1 SS1/100 f6.2
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レンズ:SIGMA 105mm f/1.4 DG HSM
設定:BRAW 12:1 SS1/100 f6.2
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レンズ:SIGMA 14mm f/1.8 DG HSM
設定:BRAW 12:1 SS1/100 f8.3
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レンズ:SIGMA 105mm f/1.4 DG HSM
設定:BRAW 12:1 SS1/100 f8.3
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レンズ:SIGMA 105mm f/1.4 DG HSM
設定:BRAW 12:1 SS1/100 f5.9
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レンズ:SIGMA 14mm f/1.8 DG HSM
設定:BRAW 12:1 SS1/200 f10.5
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これまた12Kモニターが今すぐ欲しい!!となるようなディテールがてんこ盛りですが、これもやはり想定以上にレンズ力というのは重要になってくることは間違いないでしょう。105mmの映像は画面端まで均一なクオリティを保っていますが、14mmとなるとレンズの性質上どうしても現れてしまうアラが高解像度で…果たして世の中にSuper35センサーサイズの12K解像度に対応する超広角レンズがどれほどあるのか、はたまた12K解像度で超広角を使用するシーンがどれほどあるのか…あるなぁ…例えば大きな花火大会とか…。
花火大会というワードが出たところで、今度はナイトシーンに移ります。さすがに夕暮れ時や月明かりしかない環境下なのでタイムラプスモードで限界まで露出を頑張っています。このタイムラプスが簡単にできるというのはBlackmagic Designのカメラの伝統技術ですが、12Kになっても変わらずの操作感、今ここで褒める部分ではないですがやはり流石の一言!(笑)。

レンズ:SIGMA 14mm f/1.8 DG HSM
設定:BRAW 18:1 SS1/13 f1.7 ISO1600 FPS12 10f
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レンズ:SIGMA 105mm f/1.4 DG HSM
設定:BRAW 12:1 SS1/12 f1.4 ISO800 FPS12 10f
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レンズ:SIGMA 105mm f/1.4 DG HSM
設定:BRAW 12:1 SS1/12 f1.4 ISO800 FPS12 10f
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サンプル集の最後に工場地帯へと画を戻しまして、画面内に少し動きがあるものをお送りします。要注目なのは音量注意な部分があるX002_09290846_C016。細かいディテールだらけの遠景前を大型トラックが横切るシーンの音量がかなり大きいのでご注意いただきつつ、ローリングシャッター度合いもみていただければ。さすがにちょっと多めかなとも思いますが、ここはひとつ寛容な心持ちでいきましょう。なんせ12Kです。全ては12Kのためなのですから!

レンズ:SIGMA 105mm f/1.4 DG HSM
設定:BRAW 12:1 SS1/200 f8.7
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レンズ:SIGMA 105mm f/1.4 DG HSM
設定:BRAW 8:1 SS1/50 f13
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レンズ:SIGMA 105mm f/1.4 DG HSM
設定:BRAW 8:1 SS1/50 f13
※画像をクリックすると2,500ピクセルに拡大します
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レンズ:SIGMA 105mm f/1.4 DG HSM
設定:BRAW 8:1 SS1/100 f13
※画像をクリックすると2,500ピクセルに拡大します
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レンズ:SIGMA 105mm f/1.4 DG HSM
設定:BRAW 8:1 SS1/100 f5.6
※画像をクリックすると2,500ピクセルに拡大します
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レンズ:SIGMA 105mm f/1.4 DG HSM
設定:BRAW 8:1 SS1/200 f5.6
※画像をクリックすると2,500ピクセルに拡大します
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レンズ:SIGMA 105mm f/1.4 DG HSM
設定:BRAW 8:1 SS1/200 f8.7
※画像をクリックすると2,500ピクセルに拡大します
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個人的な感想

正直な話、非常に難しいカメラではありますが、現場が小さくなった今年、BMPCC6Kに押されて出番が少なくなっているURSA Mini Pro 4.6K G2と入れ替えて、12Kという特徴的なバリューを新たに持たせるのはアリかな?と思ったことがあります。
その理由として大きいのは.brawでしか収録できないものの、自分の請け負う仕事の範疇では非常に多彩なフォーマットで撮れるユーティリティープレイヤーとなるのではないかと言うこと。もはや何が生(RAW)なのか?と思わずにいられませんが、センサー全域を使ってクロップなしで12K、8K、4Kと様々なフレームレートやハイスピード収録ができること。12Kという解像度がオリジナルなのはもちろんのこと、クロップなしでここまで多彩な収録バリエーションがあるカメラは今までになかったのではないかと思います。
映画やOTTなどのハイエンドで活動されてる先達諸兄にはお叱りの言葉をいただきそうですが、4Kでの大画面視聴をしても12K、8K、4K、また圧縮率を変えた際も一般的な視聴環境による大幅な画質劣化は現時点ではさほど感じられないと言うのが正直なところです。12K撮影をしてポストでクロップをする場合でも200%の拡大ぐらいまでならば、十分に耐えられるのではないかなと思います(納品フォーマットにもよるとは思いますが)。
突き抜けた12Kというスペックを完全な形で享受できるユーザーの方は少ないとは思いますが、オーバースペックとも言える余裕を持った機種ならではの使用方法というのは、8K撮影がついに一般的になってきた2020年に再び、過去のBMCC2.5KやURSA Mini4.6Kのような当世代解像度の一回り上をいく機材としての運用が可能なカメラではないかと思います。Blackmagic Design製カメラの一番良いところは昔も今も、他にはないスペックだけど実は皆望んでいるオーバースペック領域にやすやすと切り込んでいく、そんなところがファンの心を掴み、新しい挑戦を続けられる要因なのかなと思っています。
これはURSA Mini Pro 12Kに限った話ではないのですが、僕自身が感じてることとして、ハイレゾリューションの映像に今までの撮影常識は当てはまるのだろうか?という話をさせていただきます。
かつて写真の世界で常識のような話で語られていた話題に「手ぶれしないシャッタースピード=mm数」というのがありました。50mmのレンズであれば1/50、200mmであれば1/200といった具合です。これはながらく指針として語られてきましたが、2012年にニコンから3630万画素のD800がリリースされた際、高画素であるがゆえに微細なブレであっても解像力に与える影響が大きいと、今までの一般的な常識が覆され、より速いシャッタースピードが高画素機には求められるというトピックがありました。
映像の世界では速いシャッタースピード(狭いシャッターアングル)は画面にぱらつきを生む原因となり1/50前後、開角度180度前後が常識とされています。しかし映像の世界でも求められる要件が多様化しているなか、場合によって8Kなどの高解像度映像に求められる先鋭さを実現するためには写真の世界での高画素化と同じくシャッタースピード、シャッターアングルを今までとは違う設定にする必要性があるのではないかとうっすら感じることがあります。
今回のサンプルデータで設定したシャッタースピード1/200というのは動きが少ない被写体ということもあり、そこが理由となります。もちろんフリッカー問題などそれが当てはまらない場面は多々ありますが、向き合う被写体によっては一考する価値はあるのではないかというところで今回の記事は締め!とさせていただきたいと思います。
編集後記
最後にひとつ付け加えさせてください。現状12Kにふさわしいモニタリング環境はありません。本質の12K解像度についての話ををつぶさに余すところなく語ってよ!ってなるじゃないですか。なりますよ。でもね、難しいっつーのっ!
「僕のパパは大手家電メーカーの重役で先週は8Kテレビが届いたばかりなんだぜ」っていうスネちゃまいらっしゃいますか!?いらっしゃいますか??いらっしゃいますね!?いらっしゃるんですか。そーすか。さーせん。ではおたくのパパは12Kテレビをお持ちでいらっしゃいますか?え?16Kモニターを?お持ちで?あっ、はい…さーせん…ってなるかーい。極々々一部の環境をのぞいてはとにかく12Kにふさわしいモニタリング環境がないわけで。
これでも今回の話をいただいた際に、「32インチの4Kモニターじゃ足りねえ!42インチに買い替えだバカヤロウ!サイズがでかけりゃなんでもできる。イくぞーっ!」っと仕事机の視聴距離70cm先に42インチモニターをどっしりと据えて(モニターアームから、VESA200アダプタまで買い増しな上に、デスクトップレイアウト換えでめちゃくちゃ苦労した)、少しでも12Kの魅力をしゃぶってみようと努力はしました。それでも、しょせん4Kモニター。12Kの1/3にしかならない解像度です。4Kをそんなふうに言う日が、こんなすぐに来るなんて思いもしませんでした。
これはいっちょ12Kで撮る意義のある画をバシッと抑えて、生データを公開するとともに、皆様と共に評価を共有していこうじゃないかと思い立ちまして、今回はそういった趣旨の記事となりますことご了承いただけましたらと思います。なんせ、ファイルサイズが巨大なので、今回のファイル共有期間はギガファイル便の保持期限の最大である60日、2ヶ月間とさせて頂くこともご了承いただけましたら重ね重ね幸いです(ギガファイル便すげえ…)。好評だった場合に限り再度延長再アップロードもあると思います。あるといいなぁ…。
■一括ダウンロード(各ファイル500MB~12GB)
ダウンロード期限:2021年1月13日(水)
WRITER PROFILE
田村雄介
撮影機材大好き。趣味はカメラバッグの内装剥がし。しゅきな機材をありったけバックパックに詰めていくためいつも現場では脳筋扱い。愛するカメラバッグはLoweProの一番でかいやつ。でかいのがすき。でかすぎてよく失笑される。一応法人成りの社長。
[ Writer :
田村雄介
]
[ DATE : 2020-12-04 ]
[ TAG : BlackmagicDesign Blackmagic URSA Equipment lovers!!]
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WRITER PROFILE
田村雄介
撮影機材大好き。趣味はカメラバッグの内装剥がし。しゅきな機材をありったけバックパックに詰めていくためいつも現場では脳筋扱い。愛するカメラバッグはLoweProの一番でかいやつ。でかいのがすき。でかすぎてよく失笑される。一応法人成りの社長。
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江夏由洋 兄弟で株式会社マリモレコーズを設立し、ノンリニアにおける映像技術、映像制作を中心に、最新技術を取り入れたワークフローを提案している。 |
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江口靖二 江口靖二事務所主宰。現在デジタルサイネージコンソーシアム常務理事などを兼務。 |
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猿田守一 企業向け動画、番組制作、CM、動画配信、各種ステージ記録など撮影から編集まで行い、地域に根ざした映像制作活動を行っている。 |
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オースミ ユーカ 映像ディレクター。企画、脚本から演出までジャンルを問わず活動。 |
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土持幸三 1970年生。鹿児島県出身。俳優を経て渡米。LA市立大卒業・加州立大学ではスピルバーグと同期卒業。帰国後、映画・ドラマの脚本・監督を担当。川崎の小学校で映像講師も務める。 |
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鈴木佑介 日本大学芸術学部 映画学科"演技"コース卒の映像作家。専門分野は「人を描く」事 。広告の仕事と個人ブランドでのウェディングがメイン。セミナー講師・映像コンサルタントとしても活動中。 |
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松本敦 映像クリエイター。企業VPからスポーツイベント撮影まで幅広く手がける。アクションカムやドローンなどの特殊ガジェット好き。 |
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宏哉 タイムコード・ラボ代表。Next-Zero.com管理人。バラエティーから報道や空撮まで幅広い番組撮影をこなすTVカメラマンであり、ダンスイベントからe-ラーニング収録まで請け負う街のビデオ屋さん。イージス艦CICから幼稚園のおゆうぎ会まで、フィールドは問わない。 |
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手塚一佳 CGムービー制作、ネットワークゲーム制作を得意とするデジタルデザイン会社アイラ・ラボラトリの代表取締役。修士(芸術) 博士課程芸術専攻 |
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ノダタケオ ソーシャルメディアとライブ配信・動画メディアが専門のクリエイター。2010年よりスマホから業務機器(Tricasterなど)まで、さまざまな機材を活用したライブ配信とマルチカメラ収録現場をこなす。 |
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VISIONGRAPH Inc. イノベーションリサーチに基づいて未来像 {HOPE} をつくる専門会社。様々な領域の未来を予報します。 SXSW Japan Officeも担っています。著書『10年後の働き方』発売中! |
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小島真也 Blackmagic Design認定トレーナー、写真家、撮影監督。赤坂スタジオを経て、篠山紀信氏に師事。1990年に独立後は雑誌、広告界にて人物、ドキュメンタリーを中心に写真家活動。動画へのきっかけはFinal Cut Studio 5.1を導入し映像編集を始めたこと。商業映画や自主映画では撮影監督として撮影・照明・カラーグレーディングを担当し、TVドラマでは撮影部として参加。 |
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ダストマン ド田舎暮らしの映像屋。本業はフリーのオンラインエディター、CM多め。趣味で色んな映像の作り方の YouTube【ダストマンTips】を配信している。 |
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栁下隆之 写真家アシスタント、現像所勤務を経て、撮影機材全般を扱う輸入販売代理店で17年余り勤務の後に、撮影業界に転身。一眼カメラによる撮影を得意し、代理店時代に手がけたSteadicamや、スタビライザー系の撮影が大好物。 |
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西村真里子 株式会社HEART CATCH代表取締役。国際基督教大学卒。2014年株式会社HEART CATCH設立。ビジネス・クリエイティブ・テクノロジーをつなぐ“分野を越境するプロデューサー”として自社、スタートアップ、企業、官公庁プロジェクトを生み出している。 |
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長谷川朋子 テレビ業界ジャーナリスト、コラムニスト コンテンツビジネスの仕組みについて独自の視点で解説した執筆記事多数。最も得意とする分野は海外流通事情。カンヌのTV見本市MIP現地取材を約10年にわたって重ね、この分野におけるオーソリティとして活動中。 |
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高信行秀 ターミガンデザインズ代表。メーカーや代理店などの依頼でトレーニングや技術解説、マニュアルなどのドキュメント作成など、テクニカルに関しての裏方を務める。知られていない製品の魅力を伝えることが好きで、色々と仕掛けることを趣味にする。 |
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山下大輔 フリーランスの映像講師。Adobe Community Evangelist。アドビ製品でビデオ編集をどのようにやっていくか日々模索中。FacebookではAfter Effects User Groupの管理人として勉強会なども随時行なっている。 |
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山本加奈 山本加奈 KANA YAMAMOTO デジタル・フィルム・フェスティバルRESFESTのディレクターを経てウェブマガジンwhite-screen.jpの編集長を務める。2017年11月より映像表現カルチャーを紹介するNEWREELを創設。伊藤ガビン氏とともに編集長を務める。他、海外のクリイティブイベントのプロデュースやインタビューを通して才能の発掘や、業界の意識改革に貢献する。2018年は Motion Plus Design(パリ)のTokyo meet up総合司会や、ILMのDoug Chiangを迎えたTHU(ポルトガル)の東京ギャザリングをプロデュース。 |
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柏原一仁 リリーヒルワークス代表。銀一株式会社にて映像機器・写真用品のセールス・マーケティングを経て独立。好きな食べ物はからあげ。 |
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曽我浩太郎 未来予報株式会社 代表取締役・プロジェクトデザイナー。新ビジネスに特化したリサーチ・コンセプトデザイン・コンサルティングを専門に行う。2019年6月SXSW Japan Officeを設立。著書『10年後の働き方「こんな仕事、聞いたことない!」からイノベーションの予兆をつかむ』が好評発売中。 |
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井上晃 映像制作会社「有限会社マキシメデイア」代表、制作プロデューサー&キャメラマン。Facebookグループ「ATEM Tech Labo」、「Grass Valley EDIUS ユーザーグループ」を主催して、ATEMやEDIUSの布教に、日々勤しんでおるでよ。 |
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石多未知行 クリエイティブディレクター、映像クリエイター、空間演出家。PMAJ代表、東京芸大 非常勤講師。空間演出やプロジェクションマッピングを中心に様々なメディアを使った企画演出を手掛ける。 |
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奥本宏幸 大阪を拠点にしているフリーランスの映像ディレクター。演出・編集・モーショングラフィックをバランス良くこなす。フィンランドサウナが好きです。のびしろラボ管理人。 |
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小林譲 イギリスにて大学卒業後、現地の会社にて映像編集を学ぶ。2006年に帰国。大手ポスプロIMAGICAにてテレビ番組を中心に日本のキャリアをスタート。後にドラマ、音楽系、CM系へと活躍の幅を広げる。2017年に独立。オフラインからアートデザインまで、作品の全体パッケージを監修することも多い。 |
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小林基己 MVの撮影監督としてキャリアをスタートし、スピッツ、ウルフルズ、椎名林檎、リップスライム、SEKAI NO OWARI、欅坂46、などを手掛ける。映画「夜のピクニック」「パンドラの匣」他、ドラマ「素敵な選TAXI」他、2017年NHK紅白歌合戦のグランドオープニングの撮影などジャンルを超えて活躍。noteで不定期にコラム掲載。 |
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染瀬直人 映像作家、写真家、VRコンテンツ・クリエイター。2014年、ソニーイメージングギャラリー銀座にて、VRコンテンツの作品展「TOKYO VIRTUAL REALITY」を開催。YouTube Space Tokyo 360ビデオインストラクター。Google × YouTube × VR SCOUTの世界的プロジェクト"VR CREATOR LAB”でメンターを、また、デジタルハリウッド大学オンラインスクール「実写VR講座」で講師を勤める。著書に「360度VR動画メイキングワークフロー」(玄光社)など。VRの勉強会「VR未来塾」を主宰。 |
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安藤幸央 無類のデジタルガジェット好きである筆者が、SIGGRAPH ASIAやCESなど海外の注目イベントを紹介。 |
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高野光太郎 Cosaelu株式会社 代表取締役 / 映像ディレクター ミュージックビデオ、番組オープニングタイトル、CM、劇場映画、全てをデスクトップで制作。 |
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ヒマナイヌ 頓知を駆使した創造企業 |
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駿河由知 中央区築地出身。マルチカメラ収録&配信ユニット「LiveNinja」メンバー。2006年より株式会社スタートライン設立。外務省、国連機関、国際NGOなどの国際会議やシンポジウム、企業イベントなどのライブ配信を担当 |
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山本久之 映像エンジニア。フリーランスで映像設備のシステムインテグレーションと、ノンリニア編集に携わる。 |
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ベン マツナガ 未来シネマ/ディレクター。ハリウッドでの大型映像制作、短編時代劇の自主映画制作を経て、現在は、映像を通じて人と人をつなぐことをテーマに様々な映像制作に取り組んでいる |
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河尻亨一 1974年大阪生まれ。雑誌「広告批評」を経て現在は実験型の編集レーベル「銀河ライター」を主宰、企業コンテンツの企画制作なども行う。デザイナー石岡瑛子の伝記「TIMELESS」(http://eiko-timeless.com/)をウェブ連載中。 |
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茂出木謙太郎 株式会社キッズプレート代表。「楽しいInternetコンテンツ」をテーマに活動。現在VRの可能性をまさぐり中。CG-ARTS協会会員 |
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稲田出 映像専門雑誌編集者を経てPRONEWSに寄稿中。スチルカメラから動画までカメラと名のつくものであればなんでも乗りこなす。 |
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小池拓 (有)PST 代表取締役。1994年より Avid、Autodesk、Apple、Adobeなどの映像系ソフトのデモ、トレーニンングを行っている。 |
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黒田伴比古 報道・ドキュメンタリーエディターでありながら、放送機器に造詣が深く、放送局のシステム構築などにも携わるマルチプレーヤー。 |
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ヒラタモトヨシ ファッションとテクノロジーを繋ぎイノヴェーションを生み出す事をライフワークとし、WEB/ライブメディア/高精細映像表現を追求。 |
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猪蔵 いつも腹ペコ。世の中の面白いことを常に探っている在野の雑誌編集者。 |
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須藤高宏 東京・国分寺市に於いて録音スタジオ「マイクロサウンド」を運営し各種録音編集に携わる傍ら最近では各種イベント配信音声を担当。 |
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林永子 映像制作会社勤務を経て、2002年よりMVライターとして独立。映像サロン『スナック永子』主催。日本初監督別MVストリーミングサイト『TOKYO VIDEO MAGAZINE VIS』の編集長。2016年初エッセイ集『女の解体』を上梓。 |
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ViewingLab 未来の映像体験を考える有志の研究会。映画配給会社、映像作家、TV局員と会員は多岐に渡る |
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石川幸宏 20年以上にわたり映像系ジャーナリスト/アドバイザー/プランナーとして活動、2016年よりHOT SHOTを創刊、同編集長としても活動中。 |
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山下香欧 米国ベンチャー企業のコンサルタントやフリーランスライターとして、業界出版雑誌に市場動向やイベントのレポートを投稿。 |
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岡田智博 クリエイティブクラスター代表。メディアアートと先端デザインを用いたコンテンツ開発を手がけるスーパー裏方。 |
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萩原正喜 米国コロラド州から、米国のデジタル放送事情からコロラドの日常まで多岐に渡るコラムをお届けします。 |
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坪井昭久 映像ディレクター。代表作はDNP(大日本印刷)コンセプト映像、よしもとディレクターズ100など。3D映像のノンリニア編集講師などを勤める。 |
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しらいあきひこ カメラメーカー、ゲーム開発などの経験を持つ工学博士が最先端のVR技術を紹介。 |
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秋山謙一 映像業界紙記者、CG雑誌デスクを経て、2001年からフリージャーナリストとして活動中。 |
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今間俊博 アナログ時代の事例を通じ、教育関連の最新動向を探る。 |
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金田浩樹 映画・テレビの映像制作を中心に、USTやニコ生等、ライブメディア各分野を横断して活動中。ジャンルや固定概念にとらわれない構成力と発想に定評あり。 |
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伊藤裕美 オフィスH(あっしゅ)代表。下北沢トリウッドでアニメーション特集上映を毎年主催している。 |
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UserReport 業界で話題の商品を実際に使ってみてどう感じたかを、各方面の様々な方々にレポートしていただきました。 |
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System5 Labs SYSTEM5スタッフが販売会社ならではの視点で執筆します。 |
